的野美青
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夜の居酒屋。
笑い声とグラスの音が混ざり合う中、ゆめはテーブルに頬をつけるようにしてぐったりしていた。
ゆめ「……やばい、酔った……」
友達「え、もう?弱すぎじゃない?」
ゆめ「だって今日ほとんど空きっ腹で……」
ぐらん、と頭が揺れる。
友達「帰れる?」
ゆめ「むり……」
ポケットからスマホを取り出して、ふらふらの手である名前を押した。
プルルル。
数コールのあと、電話が繋がる。
みお「もしもし」
落ち着いた声。
それを聞いた瞬間、ゆめはふにゃっと笑った。
ゆめ「みお〜」
みお「……酔ってるでしょ」
ゆめ「うん……」
みお「何杯?」
ゆめ「ん~わかんない~えへへ」
まともに答える気配のない声に、電話の向こうで小さくため息が聞こえた。
みお「それで?」
ゆめ「……迎えにきて」
みお「は?」
ゆめ「みおぉ……迎えにきてぇ……」
みお「……」
みお「場所」
ゆめ「えっと……なんだっけ…」
友達「ここ!吉祥寺駅の近くの居酒屋!」
みお「聞こえました」
ゆめ「さすがみお~」
みお「……動かないで」
ゆめ「うん……」
みお「30分」
ゆめ「えらい」
みお「褒めてない」
通話が切れる。
友達「彼女?」
ゆめ「うん……年下彼女……」
友達「迎え来てくれるとか優しいじゃん」
ゆめ「みお優しいよ……でも怒ると怖い……」
それから30分後。
店の入口のドアが開いた。
黒いパーカー姿の美青が、まっすぐこちらを見る。
みお「ゆめ」
ゆめ「みお〜!」
立とうとしてよろける。
みお「ほら」
美青が腕を掴んで支える。
ゆめ「来てくれたぁ……」
みお「来るしかないでしょ」
ゆめ「好き……」
みお「酔ってる時だけ素直」
ゆめ「いつも好きだよ……」
みお「はいはい」
会計を済ませて、店の外へ出る。
夜風に当たっても、ゆめの足取りはふらふらだ。
みお「歩ける?」
ゆめ「むり」
みお「……はあ」
少ししゃがんで背中を向ける。
みお「乗って」
ゆめ「え」
みお「早く」
ゆめ「みお優しい〜!」
背中にしがみつくと、美青はゆっくり歩き出した。
ゆめ「みおあったかい……」
みお「重い」
ゆめ「ひどい!」
みお「酔っ払いが何言ってるの」
そして背中から、ぽつり。
ゆめ「みお」
みお「ん」
ゆめ「迎えにきてくれてありがとう」
まとの「……」
少しだけ、歩くスピードが緩む。
みお「彼女だから」
ゆめ「好き……」
みお「それ、明日も覚えてて」
ゆめ「たぶん覚えてない……」
みお「最悪」
でもその声は、少しだけ笑っていた。
笑い声とグラスの音が混ざり合う中、ゆめはテーブルに頬をつけるようにしてぐったりしていた。
ゆめ「……やばい、酔った……」
友達「え、もう?弱すぎじゃない?」
ゆめ「だって今日ほとんど空きっ腹で……」
ぐらん、と頭が揺れる。
友達「帰れる?」
ゆめ「むり……」
ポケットからスマホを取り出して、ふらふらの手である名前を押した。
プルルル。
数コールのあと、電話が繋がる。
みお「もしもし」
落ち着いた声。
それを聞いた瞬間、ゆめはふにゃっと笑った。
ゆめ「みお〜」
みお「……酔ってるでしょ」
ゆめ「うん……」
みお「何杯?」
ゆめ「ん~わかんない~えへへ」
まともに答える気配のない声に、電話の向こうで小さくため息が聞こえた。
みお「それで?」
ゆめ「……迎えにきて」
みお「は?」
ゆめ「みおぉ……迎えにきてぇ……」
みお「……」
みお「場所」
ゆめ「えっと……なんだっけ…」
友達「ここ!吉祥寺駅の近くの居酒屋!」
みお「聞こえました」
ゆめ「さすがみお~」
みお「……動かないで」
ゆめ「うん……」
みお「30分」
ゆめ「えらい」
みお「褒めてない」
通話が切れる。
友達「彼女?」
ゆめ「うん……年下彼女……」
友達「迎え来てくれるとか優しいじゃん」
ゆめ「みお優しいよ……でも怒ると怖い……」
それから30分後。
店の入口のドアが開いた。
黒いパーカー姿の美青が、まっすぐこちらを見る。
みお「ゆめ」
ゆめ「みお〜!」
立とうとしてよろける。
みお「ほら」
美青が腕を掴んで支える。
ゆめ「来てくれたぁ……」
みお「来るしかないでしょ」
ゆめ「好き……」
みお「酔ってる時だけ素直」
ゆめ「いつも好きだよ……」
みお「はいはい」
会計を済ませて、店の外へ出る。
夜風に当たっても、ゆめの足取りはふらふらだ。
みお「歩ける?」
ゆめ「むり」
みお「……はあ」
少ししゃがんで背中を向ける。
みお「乗って」
ゆめ「え」
みお「早く」
ゆめ「みお優しい〜!」
背中にしがみつくと、美青はゆっくり歩き出した。
ゆめ「みおあったかい……」
みお「重い」
ゆめ「ひどい!」
みお「酔っ払いが何言ってるの」
そして背中から、ぽつり。
ゆめ「みお」
みお「ん」
ゆめ「迎えにきてくれてありがとう」
まとの「……」
少しだけ、歩くスピードが緩む。
みお「彼女だから」
ゆめ「好き……」
みお「それ、明日も覚えてて」
ゆめ「たぶん覚えてない……」
みお「最悪」
でもその声は、少しだけ笑っていた。