石森璃花
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昼休みの屋上。
少し冷たい風が吹いている。
フェンスの前に立っているのは、石森璃花。
その少し後ろに、ゆめ。
りか「なんで呼び出したの?」
振り返る璃花。
その顔を見るだけで、ゆめの心臓がうるさくなる。
ずっと友達だった。
笑い合って、帰り道を歩いて、くだらない話をして。
でも。
ゆめ「…りか」
りか「うん?」
ゆめ「好きな人いる?」
突然の質問に、璃花は目を丸くする。
りか「え、急だね」
ゆめ「…いるの?」
璃花は少しだけ考えてから、肩をすくめた。
りか「どうだろ」
ゆめ「どうだろって」
りか「いるかもしれないし」
ゆめ「…」
りか「いないかもしれない」
意地悪な笑い方をする。
ゆめの胸がきゅっと痛む。
ゆめ「それずるい」
りか「なんで?」
ゆめ「…私が困る」
璃花は少しだけ驚いた顔をした。
りか「困る?」
ゆめ「うん」
しばらく沈黙。
風がフェンスを鳴らす。
ゆめはぎゅっと拳を握る。
ゆめ「りか」
りか「なに?」
ゆめ「…私」
声が震える。
ゆめ「りかの恋人になりたい」
璃花の目が少し見開かれる。
ゆめ「ずっと思ってた」
りか「……」
ゆめ「でも友達壊れるの怖くて」
笑おうとするけど、うまく笑えない。
ゆめ「だからずっと言えなかった」
屋上に、静かな時間が流れる。
りかはゆっくりゆめの前まで歩いてくる。
りか「ゆめ」
ゆめ「…うん」
りか「顔上げて」
言われて、ゆっくり顔を上げる。
璃花は少し困ったように笑った。
りか「私さ」
ゆめ「うん」
りか「さっき好きな人いるかって聞いたでしょ」
ゆめ「…うん」
りか「答え、まだ言ってない」
ゆめの心臓が大きく鳴る。
りかは少し照れたように目を逸らした。
りか「いるよ」
ゆめ「……」
りか「ずっと前から」
ゆめの喉が詰まる。
ゆめ「…そっか」
りか「うん」
一歩近づく璃花。
りか「目の前にいるけど」
ゆめ「……え」
璃花が少しだけ笑う。
りか「気づくの遅い」
ゆめ「……」
りか「だからさ」
璃花はそっと手を差し出す。
りか「なってよ」
ゆめ「…なにに?」
りか「私の恋人」
ゆめの目に涙がにじむ。
ゆめ「…ずるい」
りか「なんで」
ゆめ「そんな言い方」
りか「だって」
少し笑う。
りか「願い叶ったでしょ」
ゆめは笑いながら涙を拭いた。
ゆめ「…うん」
そっと璃花の手を握る。
ゆめ「叶った」
春の風が、屋上を通り抜けていった。
少し冷たい風が吹いている。
フェンスの前に立っているのは、石森璃花。
その少し後ろに、ゆめ。
りか「なんで呼び出したの?」
振り返る璃花。
その顔を見るだけで、ゆめの心臓がうるさくなる。
ずっと友達だった。
笑い合って、帰り道を歩いて、くだらない話をして。
でも。
ゆめ「…りか」
りか「うん?」
ゆめ「好きな人いる?」
突然の質問に、璃花は目を丸くする。
りか「え、急だね」
ゆめ「…いるの?」
璃花は少しだけ考えてから、肩をすくめた。
りか「どうだろ」
ゆめ「どうだろって」
りか「いるかもしれないし」
ゆめ「…」
りか「いないかもしれない」
意地悪な笑い方をする。
ゆめの胸がきゅっと痛む。
ゆめ「それずるい」
りか「なんで?」
ゆめ「…私が困る」
璃花は少しだけ驚いた顔をした。
りか「困る?」
ゆめ「うん」
しばらく沈黙。
風がフェンスを鳴らす。
ゆめはぎゅっと拳を握る。
ゆめ「りか」
りか「なに?」
ゆめ「…私」
声が震える。
ゆめ「りかの恋人になりたい」
璃花の目が少し見開かれる。
ゆめ「ずっと思ってた」
りか「……」
ゆめ「でも友達壊れるの怖くて」
笑おうとするけど、うまく笑えない。
ゆめ「だからずっと言えなかった」
屋上に、静かな時間が流れる。
りかはゆっくりゆめの前まで歩いてくる。
りか「ゆめ」
ゆめ「…うん」
りか「顔上げて」
言われて、ゆっくり顔を上げる。
璃花は少し困ったように笑った。
りか「私さ」
ゆめ「うん」
りか「さっき好きな人いるかって聞いたでしょ」
ゆめ「…うん」
りか「答え、まだ言ってない」
ゆめの心臓が大きく鳴る。
りかは少し照れたように目を逸らした。
りか「いるよ」
ゆめ「……」
りか「ずっと前から」
ゆめの喉が詰まる。
ゆめ「…そっか」
りか「うん」
一歩近づく璃花。
りか「目の前にいるけど」
ゆめ「……え」
璃花が少しだけ笑う。
りか「気づくの遅い」
ゆめ「……」
りか「だからさ」
璃花はそっと手を差し出す。
りか「なってよ」
ゆめ「…なにに?」
りか「私の恋人」
ゆめの目に涙がにじむ。
ゆめ「…ずるい」
りか「なんで」
ゆめ「そんな言い方」
りか「だって」
少し笑う。
りか「願い叶ったでしょ」
ゆめは笑いながら涙を拭いた。
ゆめ「…うん」
そっと璃花の手を握る。
ゆめ「叶った」
春の風が、屋上を通り抜けていった。