石森璃花
夢小説設定
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レッスン終わりの控室。
メンバーはほとんど帰っていて、残っているのは二人だけだった。
テーブルの上には、誰かが置いていった小さなパズル。
ゆめ「これ誰のだろ」
りか「さぁ」
りかは椅子に座りながら箱を覗く。
りか「途中じゃん」
ゆめ「ほんとだ」
二人はなんとなく床に座って、パズルを広げた。
りか「やる?」
ゆめ「いいよ」
カチ、カチ。
静かな部屋に、ピースがはまる音だけが響く。
少しして、りかが言った。
りか「ゆめってさ」
ゆめ「ん?」
りか「不思議だよね」
ゆめ「なにが」
りか「最初。めっちゃ話しづらかった」
ゆめ「え、ショック」
りかはくすっと笑う。
りか「だってさ、何考えてるかわかんなかった」
ゆめ「りかもだよ」
りか「うそ」
ゆめ「ほんと。最初めっちゃクールだった」
りか「えーそんなつもりなかった」
ゆめ「今もたまにクール」
りか「それは照れてるだけ」
ゆめ「え」
りか「……」
りかはピースを探しながら、小さく言う。
りか「ゆめと話すとき、ちょっと緊張する」
ゆめ「なんで」
りか「なんでって…」
りかは一つピースをはめる。
カチッ。
りか「なんか、ちゃんとしたこと言わなきゃって思う」
ゆめ「そんなのいいのに」
りか「でも変に思われたくない」
ゆめ「思わないよ」
りか「……ほんと?」
ゆめ「うん」
パズルの空白は、まだ半分くらい。
りか「ねぇ」
ゆめ「ん?」
りか「人ってさパズルみたいじゃない?」
ゆめ「パズル?」
りか「うん」
りか「最初は全然わかんないのに、ちょっとずつ形とか色とか知っていくじゃん」
ゆめ「確かに」
りか「でさ」
りかはゆめを見る。
りか「気づいたらぴったりはまる人がいる」
ゆめ「……」
りか「ゆめは誰かいるの?」
ゆめ「ぴったりな人?」
りか「うん」
ゆめは少し考える。
それから、手に持っていたピースを置いた。
ゆめ「いるかも」
りか「え」
ゆめ「でも、まだ完成してない」
りか「どういうこと」
ゆめ「その人ちょっとずつしか教えてくれない」
りか「……」
ゆめ「クールだったり、優しかったり、照れたり」
りかは目を逸らす。
りか「……誰それ」
ゆめ「さぁ」
ゆめは最後のピースを拾う。
そして、空いていた場所にそっとはめた。
カチッ。
パズルが完成する。
りか「……」
ゆめ「完成」
りかはパズルを見て、それからゆめを見る。
りか「ねぇ」
ゆめ「ん?」
りか「それ、私?」
ゆめは少し笑った。
ゆめ「どう思う?」
りかは少し黙る。
そして、小さく言う。
りか「……ずるい」
ゆめ「なんで」
りか「だってもし違ったら」
りか「……私恥ずかしいじゃん」
ゆめ「違わないよ」
りかの手が止まる。
ゆめ「りか最後のピース。ずっと探してた」
りかは少し笑った。
りか「……私も」
ゆめ「え?」
りか「ゆめと話してると」
りか「なんかぴったりくる」
りかは照れながら言う。
りか「たぶん私のパズルの最後のピースゆめなんだと思う」
二人は完成したパズルを見つめる。
欠けていたものが、やっと全部揃ったみたいに。
メンバーはほとんど帰っていて、残っているのは二人だけだった。
テーブルの上には、誰かが置いていった小さなパズル。
ゆめ「これ誰のだろ」
りか「さぁ」
りかは椅子に座りながら箱を覗く。
りか「途中じゃん」
ゆめ「ほんとだ」
二人はなんとなく床に座って、パズルを広げた。
りか「やる?」
ゆめ「いいよ」
カチ、カチ。
静かな部屋に、ピースがはまる音だけが響く。
少しして、りかが言った。
りか「ゆめってさ」
ゆめ「ん?」
りか「不思議だよね」
ゆめ「なにが」
りか「最初。めっちゃ話しづらかった」
ゆめ「え、ショック」
りかはくすっと笑う。
りか「だってさ、何考えてるかわかんなかった」
ゆめ「りかもだよ」
りか「うそ」
ゆめ「ほんと。最初めっちゃクールだった」
りか「えーそんなつもりなかった」
ゆめ「今もたまにクール」
りか「それは照れてるだけ」
ゆめ「え」
りか「……」
りかはピースを探しながら、小さく言う。
りか「ゆめと話すとき、ちょっと緊張する」
ゆめ「なんで」
りか「なんでって…」
りかは一つピースをはめる。
カチッ。
りか「なんか、ちゃんとしたこと言わなきゃって思う」
ゆめ「そんなのいいのに」
りか「でも変に思われたくない」
ゆめ「思わないよ」
りか「……ほんと?」
ゆめ「うん」
パズルの空白は、まだ半分くらい。
りか「ねぇ」
ゆめ「ん?」
りか「人ってさパズルみたいじゃない?」
ゆめ「パズル?」
りか「うん」
りか「最初は全然わかんないのに、ちょっとずつ形とか色とか知っていくじゃん」
ゆめ「確かに」
りか「でさ」
りかはゆめを見る。
りか「気づいたらぴったりはまる人がいる」
ゆめ「……」
りか「ゆめは誰かいるの?」
ゆめ「ぴったりな人?」
りか「うん」
ゆめは少し考える。
それから、手に持っていたピースを置いた。
ゆめ「いるかも」
りか「え」
ゆめ「でも、まだ完成してない」
りか「どういうこと」
ゆめ「その人ちょっとずつしか教えてくれない」
りか「……」
ゆめ「クールだったり、優しかったり、照れたり」
りかは目を逸らす。
りか「……誰それ」
ゆめ「さぁ」
ゆめは最後のピースを拾う。
そして、空いていた場所にそっとはめた。
カチッ。
パズルが完成する。
りか「……」
ゆめ「完成」
りかはパズルを見て、それからゆめを見る。
りか「ねぇ」
ゆめ「ん?」
りか「それ、私?」
ゆめは少し笑った。
ゆめ「どう思う?」
りかは少し黙る。
そして、小さく言う。
りか「……ずるい」
ゆめ「なんで」
りか「だってもし違ったら」
りか「……私恥ずかしいじゃん」
ゆめ「違わないよ」
りかの手が止まる。
ゆめ「りか最後のピース。ずっと探してた」
りかは少し笑った。
りか「……私も」
ゆめ「え?」
りか「ゆめと話してると」
りか「なんかぴったりくる」
りかは照れながら言う。
りか「たぶん私のパズルの最後のピースゆめなんだと思う」
二人は完成したパズルを見つめる。
欠けていたものが、やっと全部揃ったみたいに。