中嶋優月
夢小説設定
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ライブ終わりの夜。
外は少し冷えていて、汗が引いた身体に風が刺さる。
ゆづきは自販機の前で立ち止まっているゆめを見つける。
ゆづき「……帰らないの?」
ゆめ「ちょっとだけ、風あたりたくて」
ゆづき「風、強いよ」
そう言いながら、隣に立つ。
でもこの沈黙は、逃げられないやつだってわかってる。
最近、ゆめが誰かと楽しそうにしてるのを見るたび、胸がざわつく。
笑ってるのに、全然笑えない。
ゆづき「ねぇ」
ゆめ「なに?」
ゆづき「うちさ」
一回、言葉を飲み込む。
怖い。
でも今日言わなかったら、きっと一生言えない。
ゆづき「……ゆめのこと、好きなんよ」
空気が止まる。
自販機の機械音だけがやけに大きい。
ゆめ「え、」
ゆづき「冗談じゃない」
ゆづき「逃げないで聞いて」
震えてるのがバレないように、拳を握る。
ゆづき「他の人と笑ってるの見るのいや」
ゆづき「優しくされるたび、期待してしまう」
ゆづき「でも期待して裏切られるのも怖い」
全部、本音。
ぐちゃぐちゃで、かっこ悪い。
ゆづき「それでも」
ゆづき「好きって言わないと、終わらない気がして」
涙が出そうになるのを必死で堪える。
ゆめは何も言わない。
その沈黙が、いちばん怖い。
ゆづき「……なんか言ってよ」
声が少し掠れる。
ゆめ「ずるい」
ゆづき「なにが」
ゆめ「そんな顔で言われたら、断れない」
ゆづきが顔を上げる。
ゆめはまっすぐ見つめてくる。
ゆめ「私も、好きだよ」
心臓が止まったみたいに静かになる。
ゆづき「……ほんとに?」
ゆめ「うん」
ゆづき「同情じゃなくて?」
ゆめ「ばか」
一歩、近づく。
ゆめ「ずっと前から、待ってた」
ゆづきの目に、今度こそ涙が溜まる。
ゆづき「……遅いって言われるかと思った」
ゆめ「ちょっと遅い」
ゆづき「ごめん」
ゆめ「でも間に合った」
指先が触れる。
強く握る。
ゆづき「もう、離さないから」
ゆめ「うん」
ゆづきの告白は、不器用で、勢いで、でも誰より本気だった。
好きって言うのは怖い。
でも言わなきゃ始まらない。
外は少し冷えていて、汗が引いた身体に風が刺さる。
ゆづきは自販機の前で立ち止まっているゆめを見つける。
ゆづき「……帰らないの?」
ゆめ「ちょっとだけ、風あたりたくて」
ゆづき「風、強いよ」
そう言いながら、隣に立つ。
でもこの沈黙は、逃げられないやつだってわかってる。
最近、ゆめが誰かと楽しそうにしてるのを見るたび、胸がざわつく。
笑ってるのに、全然笑えない。
ゆづき「ねぇ」
ゆめ「なに?」
ゆづき「うちさ」
一回、言葉を飲み込む。
怖い。
でも今日言わなかったら、きっと一生言えない。
ゆづき「……ゆめのこと、好きなんよ」
空気が止まる。
自販機の機械音だけがやけに大きい。
ゆめ「え、」
ゆづき「冗談じゃない」
ゆづき「逃げないで聞いて」
震えてるのがバレないように、拳を握る。
ゆづき「他の人と笑ってるの見るのいや」
ゆづき「優しくされるたび、期待してしまう」
ゆづき「でも期待して裏切られるのも怖い」
全部、本音。
ぐちゃぐちゃで、かっこ悪い。
ゆづき「それでも」
ゆづき「好きって言わないと、終わらない気がして」
涙が出そうになるのを必死で堪える。
ゆめは何も言わない。
その沈黙が、いちばん怖い。
ゆづき「……なんか言ってよ」
声が少し掠れる。
ゆめ「ずるい」
ゆづき「なにが」
ゆめ「そんな顔で言われたら、断れない」
ゆづきが顔を上げる。
ゆめはまっすぐ見つめてくる。
ゆめ「私も、好きだよ」
心臓が止まったみたいに静かになる。
ゆづき「……ほんとに?」
ゆめ「うん」
ゆづき「同情じゃなくて?」
ゆめ「ばか」
一歩、近づく。
ゆめ「ずっと前から、待ってた」
ゆづきの目に、今度こそ涙が溜まる。
ゆづき「……遅いって言われるかと思った」
ゆめ「ちょっと遅い」
ゆづき「ごめん」
ゆめ「でも間に合った」
指先が触れる。
強く握る。
ゆづき「もう、離さないから」
ゆめ「うん」
ゆづきの告白は、不器用で、勢いで、でも誰より本気だった。
好きって言うのは怖い。
でも言わなきゃ始まらない。