向井純葉
夢小説設定
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放課後のコンビニ。
夕方の忙しい時間。
でも最近、ひとつだけ楽しみができた。
自動ドアが開くたび、無意識に顔を上げる。
探してるのは、たった一人。
ゆめ(今日も来るかな……)
制服姿の後輩。
はじめて見た日。
レジに来たのに、全然目を合わせなくて、お釣り渡すときに指が震えてて。
正直、すぐ分かった。
自動ドアが開く。
あ、って思う。
やっぱり。
いとはが、入ってくる。
今日も意味もなく店内を一周してる。
ゆめ(かわいいなあ……)
あんな分かりやすい子、初めて見た。
レジに来るまでのあの時間、絶対に覚悟決めてる顔してる。
いとは「き、きょう……あつかったので……」
嘘つくの下手すぎ。
ゆめ「ふふ、緊張しすぎ。手、震えてるよ?」
本当は、触れるつもりなんてなかった。
でも、震えてる指先を見たら、どうしても触りたくなった。
指先が、思ってたより小さい。
ゆめ(……やばい、これ私のほうが負けるやつかも)
いとは「先輩がいる日しか……来てないです」
一瞬、時間止まった。
そんなに真っ直ぐ言う?
普通、もうちょっと隠すでしょ。
ゆめ「じゃあさ。わたしがいない日も来てくれる?」
ちょっと意地悪。
試したかった。
どこまで本気なのか。
いとは「……やです」
即答。
しかも顔真っ赤。
ゆめ(だめだ、無理。かわいすぎ)
いとは「だって……先輩に会いに来てるから」
その瞬間。
レジの奥に連れてって抱きしめたい衝動を、全力で抑えた。
ゆめ(私のほうが、もう好きじゃん)
最初は、ただの後輩だった。
ちょっと可愛いなって思っただけ。
でも
毎回、俺のシフトを調べて来てることも
新商品より先に俺を見ることも
目が合うと慌てて逸らすことも
全部、気付いてた。
気付いてて、楽しんでた。
でも今日。
「先輩に会いに来てるから」
あの一言で、全部崩れた。
ゆめ「……じゃあ、バイト終わり、待っててくれる?」
半分、本気。
半分、もう抑えきれない衝動。
いとは「ま、まちます……!何時間でも!」
あーもう。
そんな顔するな。
ガラス越しに、外で待ってる姿を見る。
スマホ見てるふりして、全然見てない。
スカートの端ぎゅって握ってる。
ゆめ(こんなに私を好きな子、初めてだよ)
そして、気付く。
私も、同じくらい。
いや、もしかしたらそれ以上に。
ゆめ(今日は、ちゃんと伝える)
コンビニの制服を脱いだら、
「先輩」じゃなくて
ただの、女の子として。
夕方の忙しい時間。
でも最近、ひとつだけ楽しみができた。
自動ドアが開くたび、無意識に顔を上げる。
探してるのは、たった一人。
ゆめ(今日も来るかな……)
制服姿の後輩。
はじめて見た日。
レジに来たのに、全然目を合わせなくて、お釣り渡すときに指が震えてて。
正直、すぐ分かった。
自動ドアが開く。
あ、って思う。
やっぱり。
いとはが、入ってくる。
今日も意味もなく店内を一周してる。
ゆめ(かわいいなあ……)
あんな分かりやすい子、初めて見た。
レジに来るまでのあの時間、絶対に覚悟決めてる顔してる。
いとは「き、きょう……あつかったので……」
嘘つくの下手すぎ。
ゆめ「ふふ、緊張しすぎ。手、震えてるよ?」
本当は、触れるつもりなんてなかった。
でも、震えてる指先を見たら、どうしても触りたくなった。
指先が、思ってたより小さい。
ゆめ(……やばい、これ私のほうが負けるやつかも)
いとは「先輩がいる日しか……来てないです」
一瞬、時間止まった。
そんなに真っ直ぐ言う?
普通、もうちょっと隠すでしょ。
ゆめ「じゃあさ。わたしがいない日も来てくれる?」
ちょっと意地悪。
試したかった。
どこまで本気なのか。
いとは「……やです」
即答。
しかも顔真っ赤。
ゆめ(だめだ、無理。かわいすぎ)
いとは「だって……先輩に会いに来てるから」
その瞬間。
レジの奥に連れてって抱きしめたい衝動を、全力で抑えた。
ゆめ(私のほうが、もう好きじゃん)
最初は、ただの後輩だった。
ちょっと可愛いなって思っただけ。
でも
毎回、俺のシフトを調べて来てることも
新商品より先に俺を見ることも
目が合うと慌てて逸らすことも
全部、気付いてた。
気付いてて、楽しんでた。
でも今日。
「先輩に会いに来てるから」
あの一言で、全部崩れた。
ゆめ「……じゃあ、バイト終わり、待っててくれる?」
半分、本気。
半分、もう抑えきれない衝動。
いとは「ま、まちます……!何時間でも!」
あーもう。
そんな顔するな。
ガラス越しに、外で待ってる姿を見る。
スマホ見てるふりして、全然見てない。
スカートの端ぎゅって握ってる。
ゆめ(こんなに私を好きな子、初めてだよ)
そして、気付く。
私も、同じくらい。
いや、もしかしたらそれ以上に。
ゆめ(今日は、ちゃんと伝える)
コンビニの制服を脱いだら、
「先輩」じゃなくて
ただの、女の子として。