向井純葉
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夜。
向井純葉は自室のベッドに座り、スマホを握ったまま動けずにいた。
画面には、ゆめのインスタ。
サークル旅行の写真が、楽しそうに並んでいる。
笑顔のゆめ。
そのすぐ隣。
近い距離にいる女の子。
何度スクロールしても、その写真だけ指が止まる。
いとは「……やだな」
声に出した瞬間、喉の奥が詰まった。
「信じてないわけじゃない」
「束縛したくない」
そう思えば思うほど、逆に苦しくなる。
通知が鳴る。
『今日ちょっと遅くなる!サークルでご飯行くことになった!』
それを見て、胸が一気に沈む。
いとは『そっか』
短い返信。
それ以上、言葉が出てこない。
既読はすぐついたけど、返事は来ない。
スマホを伏せても、頭の中ではあの写真が消えない。
数時間後。
ドアの鍵が開く音。
ゆめ「いとは、起きてる?」
返事をしない。
それでもゆめは部屋を覗き、ベッドに座る。
ゆめ「……どうした?」
しばらく沈黙。
向井純葉は、ようやく顔を背けたまま口を開いた。
いとは「……あのさ」
ゆめ「うん」
いとは「私さ、あの写真ずっと見ちゃってる」
ゆめ「写真?」
いとは「インスタの」
空気が一瞬、重くなる。
いとは「楽しそうだね。皆で」
ゆめ「……」
いとは「私といる時より、楽しそうに見える」
ゆめ「そんなこと——」
いとは「あるよ」
被せるように言ってしまう。
いとは「隣の子と、あんなに近くてさ」
いとは「私、ゆめの彼女なのに」
声が震えるのが、自分でも分かる。
いとは「なんで私、こんな不安になるんだろって思ったけど」
いとは「好きだからだよね」
ようやく振り向いた目は、少し潤んでいた。
ゆめは言葉を失ったまま、拳を握る。
ゆめ「……ごめん」
いとは「謝られるのも、やだ」
ゆめ「え」
いとは「私が重いみたいじゃん」
部屋の時計の音だけが響く。
ゆめ「……重くない。不安にさせた私が悪い」
ゆめ「でもさ、いとはのことは大事にしてる」
その言葉に、胸がきゅっと痛む。
いとは「……だったら、私だけ見ててよ」
子どもみたいな願い。
でも、本音。
ゆめは一瞬だけ迷ってから、向井純葉を強く抱き寄せた。
ゆめ「見てるよ。ずっと」
いとは「……離れない?」
ゆめ「離れない」
しがみつくように服を掴む。
いとは「じゃあ次ストーリー載せる時は、私の隣にして」
ゆめ「もちろん」
向井純葉は、ようやく少しだけ安心したように目を閉じた。
それでもまだ、胸の奥には小さな不安が残っている。
でも――
それを隠さずぶつけられる相手がいることだけは、確かだった。
向井純葉は自室のベッドに座り、スマホを握ったまま動けずにいた。
画面には、ゆめのインスタ。
サークル旅行の写真が、楽しそうに並んでいる。
笑顔のゆめ。
そのすぐ隣。
近い距離にいる女の子。
何度スクロールしても、その写真だけ指が止まる。
いとは「……やだな」
声に出した瞬間、喉の奥が詰まった。
「信じてないわけじゃない」
「束縛したくない」
そう思えば思うほど、逆に苦しくなる。
通知が鳴る。
『今日ちょっと遅くなる!サークルでご飯行くことになった!』
それを見て、胸が一気に沈む。
いとは『そっか』
短い返信。
それ以上、言葉が出てこない。
既読はすぐついたけど、返事は来ない。
スマホを伏せても、頭の中ではあの写真が消えない。
数時間後。
ドアの鍵が開く音。
ゆめ「いとは、起きてる?」
返事をしない。
それでもゆめは部屋を覗き、ベッドに座る。
ゆめ「……どうした?」
しばらく沈黙。
向井純葉は、ようやく顔を背けたまま口を開いた。
いとは「……あのさ」
ゆめ「うん」
いとは「私さ、あの写真ずっと見ちゃってる」
ゆめ「写真?」
いとは「インスタの」
空気が一瞬、重くなる。
いとは「楽しそうだね。皆で」
ゆめ「……」
いとは「私といる時より、楽しそうに見える」
ゆめ「そんなこと——」
いとは「あるよ」
被せるように言ってしまう。
いとは「隣の子と、あんなに近くてさ」
いとは「私、ゆめの彼女なのに」
声が震えるのが、自分でも分かる。
いとは「なんで私、こんな不安になるんだろって思ったけど」
いとは「好きだからだよね」
ようやく振り向いた目は、少し潤んでいた。
ゆめは言葉を失ったまま、拳を握る。
ゆめ「……ごめん」
いとは「謝られるのも、やだ」
ゆめ「え」
いとは「私が重いみたいじゃん」
部屋の時計の音だけが響く。
ゆめ「……重くない。不安にさせた私が悪い」
ゆめ「でもさ、いとはのことは大事にしてる」
その言葉に、胸がきゅっと痛む。
いとは「……だったら、私だけ見ててよ」
子どもみたいな願い。
でも、本音。
ゆめは一瞬だけ迷ってから、向井純葉を強く抱き寄せた。
ゆめ「見てるよ。ずっと」
いとは「……離れない?」
ゆめ「離れない」
しがみつくように服を掴む。
いとは「じゃあ次ストーリー載せる時は、私の隣にして」
ゆめ「もちろん」
向井純葉は、ようやく少しだけ安心したように目を閉じた。
それでもまだ、胸の奥には小さな不安が残っている。
でも――
それを隠さずぶつけられる相手がいることだけは、確かだった。