森田ひかる×田村保乃
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休日の昼下がり。
ソファに並んで座るふたり。
テレビはついているけど、どちらもちゃんと見ていない。
ほの「ねぇ、ひぃーちゃん静かすぎない?」
ひかる「ほのがうるさいだけじゃない?」
ほの「ひどっ!」
そう言いながら笑う保乃の横顔を、ひかるはじっと見つめる。
そのまま、ふいに――
ひかる「……」
すっと手を伸ばして、保乃の脇腹へ。
ひかる「こちょこちょ」
ほの「え、ちょ、なに――っ!」
ひかる「ほらほら」
ほの「やっ、やめてって!弱いの知ってるでしょ!」
ソファの上で身をよじる保乃。
笑い声が部屋に広がる。
ほの「ひぃーちゃんってほんと意地悪!」
逃げようとしても、距離が近すぎて逃げきれない。
気づけば、保乃はひかるの腕を掴んで――
ほの「……やり返すからね」
ひかる「え」
次の瞬間、逆にくすぐられるのはひかるの方だった。
ひかる「ちょ、ほの、それは――っ」
ほの「さっきのお返し」
ひかる「まって、弱いって」
笑いながらじゃれ合ううちに、どんどん距離が近づいていく。
気づけば、ほぼ覆いかぶさるような体勢。
ぴたりと動きが止まる。
ほの「……」
ひかる「……なに、その顔」
ほの「ひぃーちゃんが悪いんだけど」
ひかる「えー」
さっきまでの笑い声が、ゆっくり消えていく。
ほの「……もうやめる?」
ひかる「……やめないかも」
ひかるはそっと、保乃の手を握る。
でも手は離さない。
むしろ、ぎゅっと握り返す。
静かな空気。
ひかる「ねぇ」
ほの「なに」
ひかる「目、閉じて」
ほの「……急に?」
ひかる「いいから」
少しだけ迷ってから、保乃はゆっくり目を閉じる。
その瞬間――
ひかるは、そっと距離を詰める。
触れるだけの、やさしいキス。
ほの「……」
ひかる「……びっくりした?」
ほの「……うん」
少しだけ顔を赤くして、目を逸らす。
ほの「ずるいよ、ほんとに」
ひかる「嫌だった?」
ほの「……嫌なわけないじゃん」
小さく笑って、今度は保乃の方から距離を詰める。
ほの「もう一回」
ひかる「……いいよ」
さっきより、少しだけ長いキス。
くすぐったかったはずの距離は、もうどこにもなくて。
ほの「……ねぇ」
ひかる「なに」
ほの「次はこちょこちょなしね」
ひかる「どうしよっかな」
ほの「絶対ダメ」
ひかる「じゃあ……」
少しだけ笑って
ひかる「キスだけにしとく」
ほの「……もう」
そう言いながらも、離れない距離のまま。
さっきよりも、ずっと甘い空気に包まれていた。
ソファに並んで座るふたり。
テレビはついているけど、どちらもちゃんと見ていない。
ほの「ねぇ、ひぃーちゃん静かすぎない?」
ひかる「ほのがうるさいだけじゃない?」
ほの「ひどっ!」
そう言いながら笑う保乃の横顔を、ひかるはじっと見つめる。
そのまま、ふいに――
ひかる「……」
すっと手を伸ばして、保乃の脇腹へ。
ひかる「こちょこちょ」
ほの「え、ちょ、なに――っ!」
ひかる「ほらほら」
ほの「やっ、やめてって!弱いの知ってるでしょ!」
ソファの上で身をよじる保乃。
笑い声が部屋に広がる。
ほの「ひぃーちゃんってほんと意地悪!」
逃げようとしても、距離が近すぎて逃げきれない。
気づけば、保乃はひかるの腕を掴んで――
ほの「……やり返すからね」
ひかる「え」
次の瞬間、逆にくすぐられるのはひかるの方だった。
ひかる「ちょ、ほの、それは――っ」
ほの「さっきのお返し」
ひかる「まって、弱いって」
笑いながらじゃれ合ううちに、どんどん距離が近づいていく。
気づけば、ほぼ覆いかぶさるような体勢。
ぴたりと動きが止まる。
ほの「……」
ひかる「……なに、その顔」
ほの「ひぃーちゃんが悪いんだけど」
ひかる「えー」
さっきまでの笑い声が、ゆっくり消えていく。
ほの「……もうやめる?」
ひかる「……やめないかも」
ひかるはそっと、保乃の手を握る。
でも手は離さない。
むしろ、ぎゅっと握り返す。
静かな空気。
ひかる「ねぇ」
ほの「なに」
ひかる「目、閉じて」
ほの「……急に?」
ひかる「いいから」
少しだけ迷ってから、保乃はゆっくり目を閉じる。
その瞬間――
ひかるは、そっと距離を詰める。
触れるだけの、やさしいキス。
ほの「……」
ひかる「……びっくりした?」
ほの「……うん」
少しだけ顔を赤くして、目を逸らす。
ほの「ずるいよ、ほんとに」
ひかる「嫌だった?」
ほの「……嫌なわけないじゃん」
小さく笑って、今度は保乃の方から距離を詰める。
ほの「もう一回」
ひかる「……いいよ」
さっきより、少しだけ長いキス。
くすぐったかったはずの距離は、もうどこにもなくて。
ほの「……ねぇ」
ひかる「なに」
ほの「次はこちょこちょなしね」
ひかる「どうしよっかな」
ほの「絶対ダメ」
ひかる「じゃあ……」
少しだけ笑って
ひかる「キスだけにしとく」
ほの「……もう」
そう言いながらも、離れない距離のまま。
さっきよりも、ずっと甘い空気に包まれていた。