れなかりん
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春の夕方、大学の中庭。
講義が終わった学生たちが帰っていく中、ベンチに並んで座る二人。
少しだけ風が冷たい。
「ねえ、聞いてよ」
そう言って口を開いたのは夏鈴だった。
れな「ん?どしたの?」
かりん「今日さ、先輩に告白された」
れな「……え?」
一瞬、時間が止まったような気がした。
れなは笑おうとするけど、口元が少しだけ引きつる。
れな「へ、へぇ~…すごいじゃん。人気者だね、かりんちゃん」
かりん「そうかな」
れな「で?どうするの?」
かりん「まだ返事してない」
夏鈴はわざとらしく少し考えるような顔をする。
れな「まあ…いい人なら付き合ってみてもいいんじゃない?」
そう言いながら、れなは地面の小石をつま先で転がす。
かりん「れなはどう思う?」
れな「え?」
かりん「付き合った方がいいと思う?」
れなは一瞬黙った。
胸の奥が、じんわり痛い。
れな「……うーん」
笑ってごまかそうとする。
れな「まあ…でもさ、告白って勢いだったりするじゃん?」
かりん「うん」
れな「だからさ、もし迷ってるなら断っちゃいなよ~」
軽い声で言ったつもりだった。
だけど、自分でもわかるくらい少しだけ声が震えていた。
夏鈴はそれを見逃さなかった。
かりん「へぇ」
れな「な、なに」
かりん「断ってほしいんだ」
れな「別にそういう意味じゃないし!」
れなは慌てて否定する。
れな「ただ、かりんちゃんが後悔しないようにっていうか…」
かりん「そっか」
夕日が二人の影を長く伸ばしていた。
かりん「もし」
れな「ん?」
かりん「断ったら、れなは嬉しい?」
その言葉に、れなは固まる。
れな「……なにそれ」
かりん「質問」
れな「知らないよそんなの」
かりん「答えて」
れなは視線を逸らした。
本当は簡単だった。
嬉しいに決まってる。
だって。
好きだから。
でも、それを言ったら。
全部変わってしまう気がして。
れな「……嬉しいよ」
小さく呟く。
れな「だって。かりんちゃん、誰かの彼女になるとか嫌だし」
かりん「どうして?」
れな「それは……」
言葉が詰まる。
かりんはじっとれなを見る。
逃げ場なんてない。
れな「……好きだから」
空気が止まった。
れな「かりんちゃんのことずっと好き」
言った瞬間、顔が一気に熱くなる。
れな「ほら、これで満足?!」
れな「だから先輩のこと断ってよ…!」
れなは半分やけくそで言った。
すると夏鈴は、少し笑った。
かりん「やっと言った」
れな「……え?」
かりん「待ってた」
れな「は?」
かりん「れなが言うの」
れな「ちょっと待って。どういうこと?」
かりん「私も好き」
れな「……え?」
かりん「れなのこと」
さらっと言われて、れなの頭が真っ白になる。
れな「え、え、え?」
かりん「だから試した」
れな「試したって」
かりん「れなが断っちゃいなよ~って言うだけで終わるのか」
かりん「ちゃんと好きって言うのか。見たかった」
れな「最悪!!」
れなは顔を真っ赤にして夏鈴の肩を叩く。
れな「めっちゃドキドキしたんだけど!」
かりん「ごめん」
れな「絶対許さない!」
かりん「でも」
夏鈴が少しだけ近づく。
かりん「嬉しかった」
れな「……」
かりん「れなが好きって言ってくれて」
れなは視線を逸らす。
れな「……ばか」
かりん「付き合う?」
れな「それ聞く?」
かりん「一応」
れな「……当たり前じゃん」
小さく手が触れる。
そして、自然に繋がった。
れな「てか先輩どうすんの」
かりん「明日断る」
れな「ちゃんとね?」
かりん「うん」
少し間があく。
かりん「れな」
れな「なに?」
かりん「彼女」
れな「……やめて、慣れてない」
かりん「可愛い」
れな「もう!!」
夕暮れの大学で。
二人の恋は、やっと始まった。
講義が終わった学生たちが帰っていく中、ベンチに並んで座る二人。
少しだけ風が冷たい。
「ねえ、聞いてよ」
そう言って口を開いたのは夏鈴だった。
れな「ん?どしたの?」
かりん「今日さ、先輩に告白された」
れな「……え?」
一瞬、時間が止まったような気がした。
れなは笑おうとするけど、口元が少しだけ引きつる。
れな「へ、へぇ~…すごいじゃん。人気者だね、かりんちゃん」
かりん「そうかな」
れな「で?どうするの?」
かりん「まだ返事してない」
夏鈴はわざとらしく少し考えるような顔をする。
れな「まあ…いい人なら付き合ってみてもいいんじゃない?」
そう言いながら、れなは地面の小石をつま先で転がす。
かりん「れなはどう思う?」
れな「え?」
かりん「付き合った方がいいと思う?」
れなは一瞬黙った。
胸の奥が、じんわり痛い。
れな「……うーん」
笑ってごまかそうとする。
れな「まあ…でもさ、告白って勢いだったりするじゃん?」
かりん「うん」
れな「だからさ、もし迷ってるなら断っちゃいなよ~」
軽い声で言ったつもりだった。
だけど、自分でもわかるくらい少しだけ声が震えていた。
夏鈴はそれを見逃さなかった。
かりん「へぇ」
れな「な、なに」
かりん「断ってほしいんだ」
れな「別にそういう意味じゃないし!」
れなは慌てて否定する。
れな「ただ、かりんちゃんが後悔しないようにっていうか…」
かりん「そっか」
夕日が二人の影を長く伸ばしていた。
かりん「もし」
れな「ん?」
かりん「断ったら、れなは嬉しい?」
その言葉に、れなは固まる。
れな「……なにそれ」
かりん「質問」
れな「知らないよそんなの」
かりん「答えて」
れなは視線を逸らした。
本当は簡単だった。
嬉しいに決まってる。
だって。
好きだから。
でも、それを言ったら。
全部変わってしまう気がして。
れな「……嬉しいよ」
小さく呟く。
れな「だって。かりんちゃん、誰かの彼女になるとか嫌だし」
かりん「どうして?」
れな「それは……」
言葉が詰まる。
かりんはじっとれなを見る。
逃げ場なんてない。
れな「……好きだから」
空気が止まった。
れな「かりんちゃんのことずっと好き」
言った瞬間、顔が一気に熱くなる。
れな「ほら、これで満足?!」
れな「だから先輩のこと断ってよ…!」
れなは半分やけくそで言った。
すると夏鈴は、少し笑った。
かりん「やっと言った」
れな「……え?」
かりん「待ってた」
れな「は?」
かりん「れなが言うの」
れな「ちょっと待って。どういうこと?」
かりん「私も好き」
れな「……え?」
かりん「れなのこと」
さらっと言われて、れなの頭が真っ白になる。
れな「え、え、え?」
かりん「だから試した」
れな「試したって」
かりん「れなが断っちゃいなよ~って言うだけで終わるのか」
かりん「ちゃんと好きって言うのか。見たかった」
れな「最悪!!」
れなは顔を真っ赤にして夏鈴の肩を叩く。
れな「めっちゃドキドキしたんだけど!」
かりん「ごめん」
れな「絶対許さない!」
かりん「でも」
夏鈴が少しだけ近づく。
かりん「嬉しかった」
れな「……」
かりん「れなが好きって言ってくれて」
れなは視線を逸らす。
れな「……ばか」
かりん「付き合う?」
れな「それ聞く?」
かりん「一応」
れな「……当たり前じゃん」
小さく手が触れる。
そして、自然に繋がった。
れな「てか先輩どうすんの」
かりん「明日断る」
れな「ちゃんとね?」
かりん「うん」
少し間があく。
かりん「れな」
れな「なに?」
かりん「彼女」
れな「……やめて、慣れてない」
かりん「可愛い」
れな「もう!!」
夕暮れの大学で。
二人の恋は、やっと始まった。