山崎天
夢小説設定
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夜のスタジオ。
自主練が終わって、残っているのは二人だけ。
鏡に映る自分を見ながら、ゆめはストレッチをしていた。
そこに、静かにドアが開く。
てん「……まだ帰ってなかったんだ」
ゆめ「てんこそ」
てんはタオルを肩にかけたまま、少しだけ笑った。
てん「ゆめ、最近さひかると仲いいよね」
ゆめは少し首を傾げる。
ゆめ「あー…振りの確認とか一緒にしてるだけ」
てん「ふーん」
それだけ言って、てんは鏡の前に立つ。
でも、その顔は少しだけ拗ねていた。
ゆめ「……なに?」
てん「別に」
スタジオの時計の音だけが聞こえる。
てんは急に、ぽつりと言った。
てん「……いいよね。ゆめは」
ゆめ「え?」
てん「誰とでも楽しそうで」
その声は、いつもの天じゃなかった。
強くて、自信満々で、少し意地悪な天じゃない。
どこか弱い声。
ゆめはゆっくり近づく。
ゆめ「てん、どうしたの?」
てんは目をそらす。
てん「……だってさ」
てん「ゆめは誰とでも笑うじゃん」
てん「誰とでも楽しそうに話すじゃん」
そして小さく呟く。
てん「……あたしじゃなくてもいいみたいで」
ゆめ「……」
てん「なのにさ、どうしても……」
てん「どうしても、ゆめのこと見ちゃうんだよ」
てんは自分で言ってから、少し笑った。
てん「ださ。ほんと、ださ」
ゆめ「……ださくないよ」
てん「ださいって」
てん「だってさ」
てんはまっすぐゆめを見る。
てん「他にもいるのに。もっと優しくて、可愛くて、素直な人」
てん「いっぱい居るのに」
少し間が空く。
てん「……どうしても、ゆめじゃないと嫌なんだよ」
スタジオの空気が止まる。
ゆめは、ゆっくり笑った。
ゆめ「それ、私の台詞なんだけど」
てん「……え?」
ゆめ「てんさ、ずっと気づいてないよね」
てん「なにが」
ゆめ「私、てんのこと好きだよ」
てんの目が見開かれる。
てん「……え」
ゆめ「だからさ、誰といてもてんのこと見てる」
ゆめ「てんがどこにいるか、探してる」
てん「……うそ」
ゆめ「うそじゃない」
少し近づく。
ゆめ「てんが他の子と話してると…めちゃくちゃ嫉妬する」
てん「……」
ゆめ「でも、てんは人気者だからさ」
ゆめ「言えなかった」
てんは、しばらく黙っていた。
そして急に、笑った。
てん「……ばか」
ゆめ「え」
てん「なんで言わないの、そんなの」
てん「早く言えばよかったじゃん!」
ゆめ「てんだって言ってない」
てん「……」
てんは少しだけ照れて、顔を背ける。
てん「だってさ、もし違ったら終わるじゃん」
ゆめ「終わらないよ」
ゆめはそっと天の手を握る。
ゆめ「どうしても、てんがいいんだから」
てんはその手を、ぎゅっと握り返した。
てん「……あたしも」
てん「どうしてもゆめがいい」
少し笑って、てんは言う。
てん「逃げないでよ。もう離さないから」
ゆめ「うん」
ゆめ「むしろ離してくれないで」
てんは少し驚いて、それから笑った。
てん「……まじで?」
ゆめ「うん」
てん「じゃあ、覚悟して。私、重いよ?」
ゆめ「知ってる。それがいい」
スタジオの灯りの下で、二人は少しだけ近づいて笑った。
“どうしても、どうしても”
君じゃないとダメなんだ。
自主練が終わって、残っているのは二人だけ。
鏡に映る自分を見ながら、ゆめはストレッチをしていた。
そこに、静かにドアが開く。
てん「……まだ帰ってなかったんだ」
ゆめ「てんこそ」
てんはタオルを肩にかけたまま、少しだけ笑った。
てん「ゆめ、最近さひかると仲いいよね」
ゆめは少し首を傾げる。
ゆめ「あー…振りの確認とか一緒にしてるだけ」
てん「ふーん」
それだけ言って、てんは鏡の前に立つ。
でも、その顔は少しだけ拗ねていた。
ゆめ「……なに?」
てん「別に」
スタジオの時計の音だけが聞こえる。
てんは急に、ぽつりと言った。
てん「……いいよね。ゆめは」
ゆめ「え?」
てん「誰とでも楽しそうで」
その声は、いつもの天じゃなかった。
強くて、自信満々で、少し意地悪な天じゃない。
どこか弱い声。
ゆめはゆっくり近づく。
ゆめ「てん、どうしたの?」
てんは目をそらす。
てん「……だってさ」
てん「ゆめは誰とでも笑うじゃん」
てん「誰とでも楽しそうに話すじゃん」
そして小さく呟く。
てん「……あたしじゃなくてもいいみたいで」
ゆめ「……」
てん「なのにさ、どうしても……」
てん「どうしても、ゆめのこと見ちゃうんだよ」
てんは自分で言ってから、少し笑った。
てん「ださ。ほんと、ださ」
ゆめ「……ださくないよ」
てん「ださいって」
てん「だってさ」
てんはまっすぐゆめを見る。
てん「他にもいるのに。もっと優しくて、可愛くて、素直な人」
てん「いっぱい居るのに」
少し間が空く。
てん「……どうしても、ゆめじゃないと嫌なんだよ」
スタジオの空気が止まる。
ゆめは、ゆっくり笑った。
ゆめ「それ、私の台詞なんだけど」
てん「……え?」
ゆめ「てんさ、ずっと気づいてないよね」
てん「なにが」
ゆめ「私、てんのこと好きだよ」
てんの目が見開かれる。
てん「……え」
ゆめ「だからさ、誰といてもてんのこと見てる」
ゆめ「てんがどこにいるか、探してる」
てん「……うそ」
ゆめ「うそじゃない」
少し近づく。
ゆめ「てんが他の子と話してると…めちゃくちゃ嫉妬する」
てん「……」
ゆめ「でも、てんは人気者だからさ」
ゆめ「言えなかった」
てんは、しばらく黙っていた。
そして急に、笑った。
てん「……ばか」
ゆめ「え」
てん「なんで言わないの、そんなの」
てん「早く言えばよかったじゃん!」
ゆめ「てんだって言ってない」
てん「……」
てんは少しだけ照れて、顔を背ける。
てん「だってさ、もし違ったら終わるじゃん」
ゆめ「終わらないよ」
ゆめはそっと天の手を握る。
ゆめ「どうしても、てんがいいんだから」
てんはその手を、ぎゅっと握り返した。
てん「……あたしも」
てん「どうしてもゆめがいい」
少し笑って、てんは言う。
てん「逃げないでよ。もう離さないから」
ゆめ「うん」
ゆめ「むしろ離してくれないで」
てんは少し驚いて、それから笑った。
てん「……まじで?」
ゆめ「うん」
てん「じゃあ、覚悟して。私、重いよ?」
ゆめ「知ってる。それがいい」
スタジオの灯りの下で、二人は少しだけ近づいて笑った。
“どうしても、どうしても”
君じゃないとダメなんだ。