田村保乃
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3月3日。
部屋のテーブルには、小さなひな人形。
撮影の合間に持ち帰ったものを、田村保乃が嬉しそうに飾っている。
ほの「見て〜、ちっちゃいけどちゃんと可愛いんよ」
ゆめ「ほんとだ。ちゃんとお内裏様とお雛様だね」
保乃はじーっと人形を見つめてから、ふっと笑った。
ほの「なあ、どっちがどっちやと思う?」
ゆめ「え?普通に…お雛様が女の子で…」
ほの「じゃあさ」
保乃は突然、ゆめの隣にぴたっと座る。
ほの「うちらやったら?」
一瞬、空気が止まる。
ゆめ「……それは、どういう意味?」
保乃は人形を指でつつきながら、わざとらしく言う。
ほの「ひな祭りって、女の子の幸せ願う日やろ?
うちの幸せ、ゆめとおれたらええな〜って」
ゆめ「それ、ずるい言い方」
ほの「なんで?」
ゆめ「断れないじゃん」
保乃が一瞬だけ真顔になる。
ほの「断る気あった?」
目が合う。
逃げられない距離。
ゆめ「……ない」
その答えに、保乃の頬が少し赤くなる。
ほの「ほな決まりやな」
保乃はひな人形をそっと並べ直す。
ほの「うちがこっち」
お雛様の隣に、お内裏様を置いて。
ほの「ゆめは、絶対隣。離れたらあかん」
ゆめ「命令?」
ほの「お願い」
少しだけ声が弱くなる。
ほの「女の子同士やし、普通とちゃうかもしれへんけど……それでも、うちの隣おってほしい」
ゆめ「……いるよ」
ゆめはそっと保乃の手を握る。
ゆめ「来年も、その次も」
保乃はぎゅっと握り返す。
ほの「ひな祭りのお願いごと、叶ったな」
ゆめ「まだお願いしてないよ?」
ほの「もうしたもん」
いたずらっぽく笑って、囁く。
ほの「ゆめが、ずっと隣にいますようにって」
窓の外に春の風。
小さなひな人形の前で、二人は指を絡めた。
ひな祭りは、女の子の幸せを願う日。
その幸せは、ちゃんと隣にあった。
部屋のテーブルには、小さなひな人形。
撮影の合間に持ち帰ったものを、田村保乃が嬉しそうに飾っている。
ほの「見て〜、ちっちゃいけどちゃんと可愛いんよ」
ゆめ「ほんとだ。ちゃんとお内裏様とお雛様だね」
保乃はじーっと人形を見つめてから、ふっと笑った。
ほの「なあ、どっちがどっちやと思う?」
ゆめ「え?普通に…お雛様が女の子で…」
ほの「じゃあさ」
保乃は突然、ゆめの隣にぴたっと座る。
ほの「うちらやったら?」
一瞬、空気が止まる。
ゆめ「……それは、どういう意味?」
保乃は人形を指でつつきながら、わざとらしく言う。
ほの「ひな祭りって、女の子の幸せ願う日やろ?
うちの幸せ、ゆめとおれたらええな〜って」
ゆめ「それ、ずるい言い方」
ほの「なんで?」
ゆめ「断れないじゃん」
保乃が一瞬だけ真顔になる。
ほの「断る気あった?」
目が合う。
逃げられない距離。
ゆめ「……ない」
その答えに、保乃の頬が少し赤くなる。
ほの「ほな決まりやな」
保乃はひな人形をそっと並べ直す。
ほの「うちがこっち」
お雛様の隣に、お内裏様を置いて。
ほの「ゆめは、絶対隣。離れたらあかん」
ゆめ「命令?」
ほの「お願い」
少しだけ声が弱くなる。
ほの「女の子同士やし、普通とちゃうかもしれへんけど……それでも、うちの隣おってほしい」
ゆめ「……いるよ」
ゆめはそっと保乃の手を握る。
ゆめ「来年も、その次も」
保乃はぎゅっと握り返す。
ほの「ひな祭りのお願いごと、叶ったな」
ゆめ「まだお願いしてないよ?」
ほの「もうしたもん」
いたずらっぽく笑って、囁く。
ほの「ゆめが、ずっと隣にいますようにって」
窓の外に春の風。
小さなひな人形の前で、二人は指を絡めた。
ひな祭りは、女の子の幸せを願う日。
その幸せは、ちゃんと隣にあった。