ほのれい
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休日の午後。
人混みを避けて歩いていたほのは、不意に足を止めた。
――見覚えのある横顔。
ほの「……え」
黒いコートに、ラフな服装。
花屋にいたときのエプロンも、静かな空気もない。
ぞのお「……あ」
目が合って、少し驚いた顔をしてから、すぐ笑う。
ぞのお「なに、その反応」
ほの「ぞ、ぞのおくん……?」
ぞのお「そうだけど」
声は同じなのに、距離感が違う。
ぞのお「こんなとこで会うの、運命じゃない?」
ほの「……そんな軽い感じなんですか」
ぞのお「店だと真面目ぶってただけ」
そう言って、自然にほのの肩に手を置く。
ほの「……っ」
ぞのお「あ、ごめん。びっくりした?」
ほの「します……」
ぞのお「だよね」
笑いながらも、手は離さない。
近くのカフェに入ることになった。
ほの「花屋さんのときと、全然違います」
ぞのお「期待壊した?」
ほの「……ちょっと」
ぞのお「はは。よく言われる」
テーブル越しでも、距離が近い。
ぞのお「ほのさんさ」
ほの「はい」
ぞのお「俺のこと、どういう人だと思ってた?」
ほの「……清楚で、クールで、近寄りがたい」
ぞのお「ひど」
そう言いながら、ほのの指先を軽くつつく。
ほの「……っ」
ぞのお「こういうのもダメだと思ってた?」
ほの「……だめです」
ぞのお「でも、嫌じゃない顔してる」
ほの「……」
図星で、言葉が出ない。
カフェを出たあと、並んで歩く。
ぞのお「店に来てくれるの、嬉しかったんだ」
ほの「……え」
ぞのお「毎回さ、理由つけてるの分かってた」
ほの「……」
ぞのお「花じゃなくて、俺見に来てるの」
ほの「……そんな」
ぞのお「それ、俺も一緒」
立ち止まって、ほのを見る。
ぞのお「仕事中は言えなかったけど」
ぞのお「ほのさんのこと、ずっと好きだった」
ほの「……」
ぞのお「だからさ」
少しだけ、声のトーンが落ちる。
ぞのお「プライベートで会えたの、正直うれしい」
ほの「……チャラいのに」
ぞのお「そこは否定しない」
でも、目は真剣だった。
ぞのお「ちゃんと好きだよ」
沈黙のあと、ほのが小さく息を吐く。
ほの「……イメージ、全部壊れました」
ぞのお「それでも?」
ほの「……それでも、好きです」
ぞのお「よかった」
自然に、ほのの手を取る。
ぞのお「今度は、花屋の外で会おう」
ほの「……はい」
クールで清楚な花屋の男は、思ったより距離が近くて、ずるくて。
でも――
恋してたのは、同じだった。
人混みを避けて歩いていたほのは、不意に足を止めた。
――見覚えのある横顔。
ほの「……え」
黒いコートに、ラフな服装。
花屋にいたときのエプロンも、静かな空気もない。
ぞのお「……あ」
目が合って、少し驚いた顔をしてから、すぐ笑う。
ぞのお「なに、その反応」
ほの「ぞ、ぞのおくん……?」
ぞのお「そうだけど」
声は同じなのに、距離感が違う。
ぞのお「こんなとこで会うの、運命じゃない?」
ほの「……そんな軽い感じなんですか」
ぞのお「店だと真面目ぶってただけ」
そう言って、自然にほのの肩に手を置く。
ほの「……っ」
ぞのお「あ、ごめん。びっくりした?」
ほの「します……」
ぞのお「だよね」
笑いながらも、手は離さない。
近くのカフェに入ることになった。
ほの「花屋さんのときと、全然違います」
ぞのお「期待壊した?」
ほの「……ちょっと」
ぞのお「はは。よく言われる」
テーブル越しでも、距離が近い。
ぞのお「ほのさんさ」
ほの「はい」
ぞのお「俺のこと、どういう人だと思ってた?」
ほの「……清楚で、クールで、近寄りがたい」
ぞのお「ひど」
そう言いながら、ほのの指先を軽くつつく。
ほの「……っ」
ぞのお「こういうのもダメだと思ってた?」
ほの「……だめです」
ぞのお「でも、嫌じゃない顔してる」
ほの「……」
図星で、言葉が出ない。
カフェを出たあと、並んで歩く。
ぞのお「店に来てくれるの、嬉しかったんだ」
ほの「……え」
ぞのお「毎回さ、理由つけてるの分かってた」
ほの「……」
ぞのお「花じゃなくて、俺見に来てるの」
ほの「……そんな」
ぞのお「それ、俺も一緒」
立ち止まって、ほのを見る。
ぞのお「仕事中は言えなかったけど」
ぞのお「ほのさんのこと、ずっと好きだった」
ほの「……」
ぞのお「だからさ」
少しだけ、声のトーンが落ちる。
ぞのお「プライベートで会えたの、正直うれしい」
ほの「……チャラいのに」
ぞのお「そこは否定しない」
でも、目は真剣だった。
ぞのお「ちゃんと好きだよ」
沈黙のあと、ほのが小さく息を吐く。
ほの「……イメージ、全部壊れました」
ぞのお「それでも?」
ほの「……それでも、好きです」
ぞのお「よかった」
自然に、ほのの手を取る。
ぞのお「今度は、花屋の外で会おう」
ほの「……はい」
クールで清楚な花屋の男は、思ったより距離が近くて、ずるくて。
でも――
恋してたのは、同じだった。
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