守屋麗奈×藤吉夏鈴
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
私と夏鈴は、櫻坂46のメンバーであり、誰にも言えない恋人同士だ。
夏鈴は、とにかく口数が少ない。
怒っている時も、楽しい時も、悲しい時も、自分の感情を言葉にして吐き出すことが滅多にない。
表情の些細な変化や、独特の空気感でなんとなく伝わってはくるけれど、私は彼女の「彼女」だ。
他の誰にも見せない本当の気持ちを、私にだけはちゃんと言葉にして教えてほしい。
分かってはいるけれど、どうしてもそう欲張ってしまう自分がいた。
そんな想いが重なったある日の楽屋。
小さなすれ違いから、雰囲気が重くなった。
れな「……ねぇ、かりんちゃん。さっきの撮影の時、なんであんな態度取ったの? 何か気に障ることあったなら教えてよ」
かりん「……別に。なんもない」
夏鈴は横を向いたまま、ぽつりと潰やくだけ。
その態度に、ずっと溜め込んでいたモヤモヤが一気にあふれ出してしまった。
れな「ちゃんと言葉にしてくれないとわかんないよ!!」
思わず強く言い放ってしまう。
楽屋に静寂が走り、自分で発した声の大きさにハッとしたけれど引っ込めることはできなかった。
一方、夏鈴は視線を落としたまま、固まっていた。
かりん(……言わなくても、分かってよ)
本当は、麗奈が他のメンバーと楽しそうに話しているのを見て嫉妬していただけ。
それを言葉にするのが恥ずかしくて、ダサくて、うまく口に出せなかった。
言わなくても、自分にとって麗奈がどれだけ特別な存在か一番近くにいる麗奈なら感じ取ってくれていると思っていたのに。
悲しそうな、諦めたような顔で立ち去ろうとする麗奈を見て夏鈴の胸に焦りが走る。
このまま何も言わずに離れてしまえば、二人の間にある大切なものが壊れてしまう気がした。
言葉なんて不器用で、いつだって回りくどくて苦手だけど今の二人の距離を繋ぎ止めるには、逃げずに伝えるしかない。
かりん「……れな、待って」
振り向いた麗奈の腕を、夏鈴はぎゅっと掴んだ。
れな「……なに?」
かりん「……嫉妬、したから」
れな「え……?」
夏鈴は顔を真っ赤にして、視線を泳がせながら、必死に言葉を紡ぐ。
かりん「れなと一緒にいたかったのに……他の人と楽しそうにしてたから。言わなくても届いてると思ってた。でも……言葉にしないと伝わらんよね。ごめん」
ぽつりぽつりと落とされたその言葉は、少し拙くてでも夏鈴の本当の熱がこもっていた。
麗奈の目から、すっと涙がこぼれ落ちる。
強がっていた心が解けていくのが分かった。
れな「……ううん。私の方こそ、強く言ってごめんね。かりんちゃんの気持ち、ちゃんと聞けて嬉しい」
麗奈が優しく抱きしめると、夏鈴もぎこちなく腕をまわして抱き返す。
言わなくても分かり合える理想も素敵だけど、不器用でも言葉にして伝え合う時間が二人の世界を少しずつ確かなものにしていくのだった。
夏鈴は、とにかく口数が少ない。
怒っている時も、楽しい時も、悲しい時も、自分の感情を言葉にして吐き出すことが滅多にない。
表情の些細な変化や、独特の空気感でなんとなく伝わってはくるけれど、私は彼女の「彼女」だ。
他の誰にも見せない本当の気持ちを、私にだけはちゃんと言葉にして教えてほしい。
分かってはいるけれど、どうしてもそう欲張ってしまう自分がいた。
そんな想いが重なったある日の楽屋。
小さなすれ違いから、雰囲気が重くなった。
れな「……ねぇ、かりんちゃん。さっきの撮影の時、なんであんな態度取ったの? 何か気に障ることあったなら教えてよ」
かりん「……別に。なんもない」
夏鈴は横を向いたまま、ぽつりと潰やくだけ。
その態度に、ずっと溜め込んでいたモヤモヤが一気にあふれ出してしまった。
れな「ちゃんと言葉にしてくれないとわかんないよ!!」
思わず強く言い放ってしまう。
楽屋に静寂が走り、自分で発した声の大きさにハッとしたけれど引っ込めることはできなかった。
一方、夏鈴は視線を落としたまま、固まっていた。
かりん(……言わなくても、分かってよ)
本当は、麗奈が他のメンバーと楽しそうに話しているのを見て嫉妬していただけ。
それを言葉にするのが恥ずかしくて、ダサくて、うまく口に出せなかった。
言わなくても、自分にとって麗奈がどれだけ特別な存在か一番近くにいる麗奈なら感じ取ってくれていると思っていたのに。
悲しそうな、諦めたような顔で立ち去ろうとする麗奈を見て夏鈴の胸に焦りが走る。
このまま何も言わずに離れてしまえば、二人の間にある大切なものが壊れてしまう気がした。
言葉なんて不器用で、いつだって回りくどくて苦手だけど今の二人の距離を繋ぎ止めるには、逃げずに伝えるしかない。
かりん「……れな、待って」
振り向いた麗奈の腕を、夏鈴はぎゅっと掴んだ。
れな「……なに?」
かりん「……嫉妬、したから」
れな「え……?」
夏鈴は顔を真っ赤にして、視線を泳がせながら、必死に言葉を紡ぐ。
かりん「れなと一緒にいたかったのに……他の人と楽しそうにしてたから。言わなくても届いてると思ってた。でも……言葉にしないと伝わらんよね。ごめん」
ぽつりぽつりと落とされたその言葉は、少し拙くてでも夏鈴の本当の熱がこもっていた。
麗奈の目から、すっと涙がこぼれ落ちる。
強がっていた心が解けていくのが分かった。
れな「……ううん。私の方こそ、強く言ってごめんね。かりんちゃんの気持ち、ちゃんと聞けて嬉しい」
麗奈が優しく抱きしめると、夏鈴もぎこちなく腕をまわして抱き返す。
言わなくても分かり合える理想も素敵だけど、不器用でも言葉にして伝え合う時間が二人の世界を少しずつ確かなものにしていくのだった。