松田里奈
夢小説設定
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楽屋の隅、ホワイトボードの横が私の定位置。
そこからは、メンバーの中心で太陽みたいに笑う、キャプテンのまつりちゃんの姿がよく見える。
まるい瞳をさらにくしゃっとさせて笑う顔を見るたびに、胸の奥がぎゅーっと苦しくなる。
付き合いたい、なんて大それたこと言わない。
でも、もしも私がまつりちゃんの恋人になったら……なんて、頭の中ではもう何百回も妄想を繰り返していた。
ゆめ(……まつりちゃんを泣かせるようなことは絶対しない。毎日くだらないことで笑わせる。記念日には、ちょっと背伸びしたお店を予約して……うわ、私何考えてるんだろ)
自分の妄想の恥ずかしさに顔が熱くなり、思わず両手で顔を覆った。
そんな私の様子に気づいたのか、不意に視界が遮られる。
まつり「なーに真っ赤な顔して縮こまってるの? ゆめ、熱でもある?」
ゆめ「わっ、ま、まつりちゃん!? なんでもない、なんでもないです!」
覗き込んできた彼女の顔が近すぎて、心臓が爆発しそうになる。
まつりちゃんは首を傾げながら、私の隣にちょこんと腰掛けた。
ゆめ「なんでもないことないでしょー? 悩み事ならいつでも聞くよ? キャプテンだし、……何より、ゆめの力になりたいし」
そんな風に、特別優しい声で言わないでほしい。
期待してしまう。
もし私が男の子だったら、迷わず「俺の彼女になって」って言えるのに。
女の子同士のこの距離感に甘えて、手を繋いだり抱きついたりすることはできても、その先の「特別」にはなれない気がして。
ゆめ「……ねぇ、まつりちゃん。もし、私みたいなのが恋人になったら、どうする?」
心臓がうるさい。冗談っぽさを装うために、わざと悪戯っぽく笑ってみせた。
まつり「え? ゆめが恋人」
まつりちゃんは一瞬驚いたように目を見開いたあと、ふふと柔らかく笑った。
まつり「そうだなぁ……ゆめが恋人になってくれたら、毎日がめちゃくちゃ楽しそう。私のくだらない話も、全部笑って聞いてくれそうだし」
ゆめ「笑うよ。何時間でも聞く」
まつり「あはは、心強い! それに、ゆめは優しいから私が落ち込んでるときは何も言わずに隣にいてくれそう」
ゆめ「うん、ずっと隣にいる。絶対に悲しい思いなんてさせない。まつりちゃんがもういいよって言うくらい、甘やかすよ」
気づけば、声が少し震えていた。
冗談のトーンを維持できなくなっている。
まつりちゃんは私の真剣な眼差しに気づいたのか、少しだけ頬を染めてじっと私を見つめ返した。
まつり「……ゆめ、それってさ。もしもの話じゃないみたいに聞こえる」
ゆめ「っ……」
言いたい。
君の恋人になったら他の誰よりも君を幸せにする自信がある。
君の見る景色を全部きらきらしたものに変えてみせるから。
ゆめ「もしもの話じゃないとしたら……まつりちゃんはどうする?」
楽屋の喧騒が、一瞬だけ遠のいた気がした。
まつりちゃんは、驚いたように小さく息を呑んだあと照れ隠しのように私の頭をぽんぽんと叩いた。
でも、その耳の先は真っ赤に染まいる。
まつり「……そんなのずるいわ。そんな顔で言われたらもしもの続き本当に期待してしまうじゃん」
そう言ってはにかんだ彼女の笑顔は今まで見たどんな笑顔よりも少しだけ特別に贅沢な色をしていた。
そこからは、メンバーの中心で太陽みたいに笑う、キャプテンのまつりちゃんの姿がよく見える。
まるい瞳をさらにくしゃっとさせて笑う顔を見るたびに、胸の奥がぎゅーっと苦しくなる。
付き合いたい、なんて大それたこと言わない。
でも、もしも私がまつりちゃんの恋人になったら……なんて、頭の中ではもう何百回も妄想を繰り返していた。
ゆめ(……まつりちゃんを泣かせるようなことは絶対しない。毎日くだらないことで笑わせる。記念日には、ちょっと背伸びしたお店を予約して……うわ、私何考えてるんだろ)
自分の妄想の恥ずかしさに顔が熱くなり、思わず両手で顔を覆った。
そんな私の様子に気づいたのか、不意に視界が遮られる。
まつり「なーに真っ赤な顔して縮こまってるの? ゆめ、熱でもある?」
ゆめ「わっ、ま、まつりちゃん!? なんでもない、なんでもないです!」
覗き込んできた彼女の顔が近すぎて、心臓が爆発しそうになる。
まつりちゃんは首を傾げながら、私の隣にちょこんと腰掛けた。
ゆめ「なんでもないことないでしょー? 悩み事ならいつでも聞くよ? キャプテンだし、……何より、ゆめの力になりたいし」
そんな風に、特別優しい声で言わないでほしい。
期待してしまう。
もし私が男の子だったら、迷わず「俺の彼女になって」って言えるのに。
女の子同士のこの距離感に甘えて、手を繋いだり抱きついたりすることはできても、その先の「特別」にはなれない気がして。
ゆめ「……ねぇ、まつりちゃん。もし、私みたいなのが恋人になったら、どうする?」
心臓がうるさい。冗談っぽさを装うために、わざと悪戯っぽく笑ってみせた。
まつり「え? ゆめが恋人」
まつりちゃんは一瞬驚いたように目を見開いたあと、ふふと柔らかく笑った。
まつり「そうだなぁ……ゆめが恋人になってくれたら、毎日がめちゃくちゃ楽しそう。私のくだらない話も、全部笑って聞いてくれそうだし」
ゆめ「笑うよ。何時間でも聞く」
まつり「あはは、心強い! それに、ゆめは優しいから私が落ち込んでるときは何も言わずに隣にいてくれそう」
ゆめ「うん、ずっと隣にいる。絶対に悲しい思いなんてさせない。まつりちゃんがもういいよって言うくらい、甘やかすよ」
気づけば、声が少し震えていた。
冗談のトーンを維持できなくなっている。
まつりちゃんは私の真剣な眼差しに気づいたのか、少しだけ頬を染めてじっと私を見つめ返した。
まつり「……ゆめ、それってさ。もしもの話じゃないみたいに聞こえる」
ゆめ「っ……」
言いたい。
君の恋人になったら他の誰よりも君を幸せにする自信がある。
君の見る景色を全部きらきらしたものに変えてみせるから。
ゆめ「もしもの話じゃないとしたら……まつりちゃんはどうする?」
楽屋の喧騒が、一瞬だけ遠のいた気がした。
まつりちゃんは、驚いたように小さく息を呑んだあと照れ隠しのように私の頭をぽんぽんと叩いた。
でも、その耳の先は真っ赤に染まいる。
まつり「……そんなのずるいわ。そんな顔で言われたらもしもの続き本当に期待してしまうじゃん」
そう言ってはにかんだ彼女の笑顔は今まで見たどんな笑顔よりも少しだけ特別に贅沢な色をしていた。