満月の夜の曲者は人攫う
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ヒロインイメージ
・小さな忍びの里で育った
・忍びの数が少なく、責任感のある六花が無謀な任務を度々任されていた
・真面目で融通がきかない
・だけど素直
・走って風を感じることが好き(だった)
・黒髪長髪(仙蔵と同じくらい)
・いつも凛とした表情をしている
・二十六歳
・忍として生きるよう言われてきたため未婚なんだと思う
・昆奈門のことを海のような懐の深い人だと思っている
・昆奈門に頼まれ、祝言後は「昆」と呼んでいる
・得意武器は棒手裏剣
・今は、座ったまま手裏剣を打つ練習や、軸足を使わずに立って手裏剣を打つ練習に励んでいる
雑渡昆奈門の心情とメモ
・六花と出会った夜、某城が戦の準備をしているという噂を聞き、関連した密書をもつ忍びがいないか偵察していたところ、六花を見かけた。
無関係の忍び同士の戦いに干渉する気はないが、六花を襲おうとする男を見て、非道を見過ごせず、六花を救いに行った
・男に馬乗りにされながらも相手を殺そうとする六花の炎のように強い殺気に、自分が火傷を負った日の業火を思い出す
・任務の失態や、人を殺める重さに耐えかねて自害する忍びを昆奈門は何人も見てきた。
そんな中、火傷から生還した自分は生にしがみつく浅ましい人間かと思っていたが、必死に生きようとする六花を見て自分と似たものを感じ、一目惚れする
・六花のことを、炎のように強い人間だと思っている
・満月の夜に重要な任務を六花一人に負わせるような忍の里には帰したくないと思ってる
・そう遠くない未来にタソガレドキ城で祝言を上げる。しかし、六花に忍術学園の仕事を続けたいと言われ、別居婚になる。
・忍術学園の長期休暇で六花がタソガレドキに帰ってくる時は、タソガレドキ忍軍総出でお出迎えをして宴会が開かれる。
・六花が忍術学園にいることで、
◇組頭の妻を狙う刺客から先生方が守ってくれる
◇タソガレドキ忍軍は全力で忍術学園を守る
と、暗黙の了解になる。
(雑渡さん視点の話も書こうと思ったんですが、他のキャラ夢も書きたいので、上のメモにて終了)
以下ざっくばらんなSS集です。
ほとんど会話。
何でも許せる方向け。
―――――
『姐さんおかえりなさいパーティー』
忍術学園の長期休暇でタソガレドキに帰ってきた夜の六花と昆奈門。
「昆、『姐さん』と呼ばれるのは恥ずかしいからやめて欲しいと、みなに伝えてくれませんか?私が言っても聞き入れてもらえなくて…」
「組頭の妻だからねぇ。伝えたところでやめないと思うよ」
「歳が近い高坂君にまで姐さんと呼ばれては、気恥ずかしくてその場を飛び出してしまいたくなります」
「まぁ良いじゃない」
(忍術学園では先生と呼ばれるのに、家に帰ると姐さんと呼ばれ、いつも戸惑う)
(山本陣内と押都長烈だけ六花と呼ぶ。昆奈門に心安らげる相手が出来たことを喜び、二人とも六花のことを可愛がる)
―――――
『長期休暇でタソガレドキに帰っている時。二人きりで過ごす昆奈門と六花』
「ねぇ、六花。本ばかり読んでないで、こっちにおいで」
「あともう少し…」
「さっきからそればかりだよ」
「タソガレドキには多くの書物があるから、次々と読みたくなってしまって…」
「じゃあ、こうしようか」
「ひゃっ」
昆奈門の膝の上に、横抱きで座らされる六花。
「これなら六花は読書できるし、私は好きなだけ六花を見つめていられる」
「…これでは読書に集中できません」
「私は集中できるよ」
「もう………」
(この後、昆奈門の気が済むまでいちゃいちゃする)
――――――
『忍術学園に戻る前夜』
「もう帰っちゃうの?」
「明日から忍術学園の新学期が始まりますから」
「帰したくない」
「また次の休みに帰ってきますよ」
「六花は私がいなくても寂しくないんだ」
「もう…拗ねないで下さい」
「……………」
「…寂しいですよ。明日の夜は、隣に昆がいなくて、きっと布団の中で泣いてしまいます」
「えっ?ほんと?」
「えぇ。寂しくても耐えますから、だから昆も――」
「愛しい妻に涙を流させるわけにはいかないから、明日の夜忍術学園に忍び込むよ」
「組頭の仕事をして下さい!」
(勿論、忍術学園に来る)
―――――
『医務室でばったり会う』
忍術学園の廊下を歩きながら、
「六花、怒ってる?」
「怒ってません」
「うそ」
「…………」
「久しぶりに会えたのに、何を怒ってるの?」
「………医務室にいましたね」
「うん、いたよ。保健委員の皆に挨拶してた」
「昆は忍術学園に来たら、私より先に、伊作や伏木蔵に会いに行くのですね」
「……ん、くくっ、はっはっは」
「笑い事ではありません!」
「いやぁ、六花の妬きもちが可愛くて」
「せっかく久しぶりに会うのに、妻より子ども達を優先するなんて…。子ども達が可愛いというのは勿論わかりますが、でもだからといって…」
「会いに来たよ」
「えっ?」
「忍術学園に来て真っ先に六花の部屋に行ったけど、いなかったんだよ。仕事中だったんでしょ?だから六花が戻るまで医務室で過ごしていただけだよ。だから機嫌直して」
「……私ったら一人で勘違いして……。恥ずかしい……。昆、理不尽に怒ったりしてごめんなさい」
「仲直りの口吸いしてくれたら元気出るかも」
「学園ではしないと、いつも―――」
ちゅっ
「うわああ!雑渡さん!六花先生!」
「伊作!あのっ、これは…」
「おやおや」
「僕は何も見ていませんので!失礼しますっ!」
「昆…!学園内で口吸いしたら忍たまに見られるというお約束があるから、ここではしないといつも言っているでしょう!」
「ごめんごめん、我慢できなくて、つい」
「つい、じゃありません!私にも職員としての立場があるのですよ!」
「せっかく仲直りしたのに、また怒らせちゃったねぇ」
(口吸いに遭遇する被害者は大体伊作)
―――――
『六花と雑渡昆奈門人形』
「…伏木蔵、その人形は?」
「雑渡さん人形ですぅ〜!雑渡さんが六花先生に渡してくれって、さっき医務室に置いていきましたぁ〜」
(昨日の夜、私が寂しくないように贈り物をするって言っていたのはこれね…。しかも私が断れないように伏木蔵に頼むなんて…)
「伏木蔵、その人形あなたにあげるわ。雑渡さんのこと好きでしょう?」
「僕はもう持ってますぅ〜」
「えっ?そうなの?」
「はい。以前、山本さんがくれましたぁ〜。ですから、これは六花先生の分です」
「…伊作、乱太郎。どちらかにこれあげる」
「いえ!遠慮しておきます!な、乱太郎!」
「はい!私達がもらったら、雑渡さんに怒られてしまいますから!」
「六花先生は雑渡さん人形、好きではないのですかぁ?」
「私のこと好きじゃないの?」
「あ、雑渡さん〜!まだいらしたんですねぇ」
「昆!私が部屋にこれを飾っていたら、恥ずかしいにもほどがあります。山田先生が、利吉君と奥様の人形を部屋に飾っているくらい不自然ですよ」
「そんなことないのに。ねぇ、伏木蔵」
「そうですよぉ。仲良しさんなのは良いことですぅ」
「さすが伏木蔵、良いこと言うね」
「伏木蔵を味方につけないで下さい」
(結局人形は六花の部屋に飾られることになった)
―――――
二人のその後の話
六花が昆奈門の子を身籠って、タソガレドキで出産、育児をする。
昆奈門は、子どもは最高に可愛いし、六花は傍にいるしと喜び、次々と子どもが増える。多分山本さんと同じ六人くらいの子持ちになる。
一番下の子を十歳位まで育てた後、六花は忍術学園に恩があるので教師として復帰する。
少し話は逸れて。
昆奈門は忍び組頭として仲間と任務をこなし、戦を最小限にすることが、自分と大切な人たちの太平への道だと信じて生きてきた。
しかし大川平次渦正が忍術学園をつくり、子ども達の可能性と、ひいては忍者の将来を考えて行動していることに、己の小ささを痛感。
昆奈門は大川平次渦正と六花に出会い、更に自分も子をもつ親になることで、自分も忍者の学び舎を作りたいと考えるようになる。
何年かのち、タソガレドキに学園を作り、昆奈門が学園長になる。この頃には、六花も忍術学園を辞め、教科担当担任として働く。
陣左や尊奈門の子ども達も入学する。
授業は、任務がない忍びが日替わりで担当する。雑渡昆奈門学園長が授業を担当する日は生徒達が大いに沸く。
そしていつか、ハ◯ーポッターみたいに、忍術学園、タソガレドキ、ドクタケで学校別対抗戦とかやると最高。
という妄想でした。おしまい
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