継ぐもの
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囲炉裏のように天井から吊り下げられた自在鉤(じざいかぎ)に、組紐(くみひも)の端を引っ掛け、今日の作業を始めた。
旧知の妖怪、蚕から物々交換で得た生糸を何本も吊るすように並べ、右から左、また左から右へと決まった順番で次々と編んでいく。細かった生糸が厚みと太さを身につけ、例え刀で切られても一太刀は耐えられる程に強度を増す。
何百万回と繰り返されたその組紐作りの所作は、妖怪ならかろうじて、人間の視力では到底追いつけない速さになっていた。
今編んでいるこの組紐は、誰の為の物でもない。鎧屋として、より速く、より強靭な防具を作れるよう、鍛練の一環だ。
ん? この匂いは……
作業していた手を止め、一陣の風を嗅ぎ分けるように二、三度空気を吸い込んでから、あたしは日射しがさし込む出入口へと向かった。
「殺生丸、久しぶりだね」
懐かしい匂いを連れてきた風は、あたしの住処でもあるこの鎧屋の中をくるりと一周し、また大空へと還っていった。
「達者にしておったか?」
「邪見も来てたの」
風と共に入口に現れたのは、月の遣いかと見紛う程の美しさを備えた昔馴染み。つい今しがたまで見ていた蚕の生糸のような艶やかな長髪に、切れ長の目。妖気の分からぬ人間は、この細身と端整な顔立ちに気を取られ、真の恐ろしさを見抜けないだろう。
「ふうん、今回もまた随分と派手にやられたもんだね」
「こらっ、殺生丸さまに失礼なことを言うでない!」
「煩い、邪見。入口で待ってろ」
「はぁ…わかりました、殺生丸さま」
とぼとぼと入口に向かう従者は置いといて、やや不服そうに立つ相手を前にして、あたしはしげしげと首を伸ばして精察した。
胸板(むないた)と左の肩上(わだかみ)が無くなってるから、一から作り直しか。それに胴部分も割れているね。
それにしても、名のある犬妖怪の血族である殺生丸相手に、ここまで深手を負わせられる妖怪は、そう多くない。
前に殺生丸がここに来たのは、親父さんの形見とかいう鉄砕牙を得ようとして、犬夜叉に左腕を切り落とされた時だった。
ということは、まさか今回も……?
「この傷って……」
「御託はいい。鎧を修復する気はあるのか」
「修復する気、だなんて、断る筈ないだろう?殺生丸の鎧を作ったのはあたしなんだから」
踵を返して住処の奥へとすたすたと進んでいく。後ろからついて来る足音が聞こえ、半球形の天井に二人分の足音がこだました。
亀妖怪だった親父の甲羅を屋根代わりにした、防御性に優れたこの拠点を、あたしは結構気に入っている。
親父が死んで、自ら望んでこの甲羅と稼業を継いだけど、いっぱしの鎧屋と呼ぶにはまだ何十年とかかるだろう。
大妖怪と呼ばれる類いだった親父は、殺生丸の親父さんとしょっちゅう酒を呑み交わしては大笑いし、大地をぐらぐらと揺らしていた。まだ幼い子供だったあたしは煩くて眠れやしないんで、よく親父に怒鳴ってた。対して殺生丸は、その頃から冷静沈着を貫いていて、怒鳴るあたしを冷ややかな目で蔑んでいたのをよく覚えている。
鎧置き場の前まで来たあたしは、くるっと振り返った。
「さ、脱いで」
ぎし、と見た目よりも重たい鎧を外し、着物のみの姿になった彼の右手から、半壊のそれを受け取った。
火鼠の衣の匂いと牙、それに犬の匂い…やっぱり鎧を傷つけたのは犬夜叉か。父親の庇護が無くなったら、半妖のあいつはすぐに死ぬんじゃないかと思ってたけど、それどころか殺生丸と互角にやり合うなんて…会ってない間に随分強くなったようだね。
まぁ、そんなことより。腰から下部分は無傷だから[[rb:草摺 > くさずり]]はそのままで良いとして、やっぱり問題は胸板か。
「ねぇ、殺生丸」
「なんだ」
「胸板、今回はどうする?」
「………」
黙ってるけど、あたしが言わんとしていること、彼には伝わっているだろう。
生前、殺生丸の父親から頼まれたことを久方ぶりに思い起こす。あたしが殺生丸の鎧を作ると決めた夜のことだった。
"殺生丸もお前さんもまだ若い。今回はわしの牙を使って鎧を作ってくれ。だが、これが壊れるまで戦い抜いたのちは、二人共もう、わしの牙には頼るな。"
鎧を作って以降、胸板まで壊れたのは今回が初めてだった。
胸板は、心臓を守る、言わば鎧の核となる部分だ。いくら動物や人間より回復力に優れた妖怪と言えども、心臓をやられたらまず間違いなく死ぬ。
だからこそ、胸板の素材を何にするのか、その素材を使ってどの程度まで強度を高められるのかは、鎧屋としての手腕が問われるところだ。鎧を身につける者の生死に直結するのだから。
最高級の硬度を求めるなら、冥王獣のじいさんの鎧甲を少しばかり削った粉を譲って欲しいところだけど、今どこで何してんだか分からないし…。まぁ、会えたとしても、亀妖怪の命とも言える甲羅をそう簡単に貰えるわけもないか。
「一角獣の角か、龍の爪を使う?それとも…」
代わりに自然界で防具作りに向いているとされる堅い素材を挙げながら、ちらっと殺生丸の色素の薄い唇を見遣った。"犬歯"という名前がつく程だ、犬の牙も防御力として申し分ない。
但し、問題がある。
それを承知の上というわけか。殺生丸は迷うこと無く、くわっと口を大きく開けた。
「…わかった。じゃあ、抜くよ」
美麗な妖怪は、大口を開けてる様でも容姿が崩れないんだな。彼に"早くしろ"と急かされないよう、ほんの瞬刻だけその顔を目に焼き付けてから、専用の器具で上顎の犬歯を二本抜いた。
「これで良しっ、と」
歯を手中に納めながら横目で隣を盗み見た。勿論気づかれてるだろうけど。視線を気にしていない様子の殺生丸は、抜歯した歯茎から唇まで垂れる血液を、人差し指の背で拭ってちろりと舐めていた。
「殺生丸は犬というより、妖狐みたいだね。まぁ、狐も犬の属性だけどさ」
「…何が言いたい」
「その見た目がありゃ、妖怪だろうが人間だろうが、何人でも女を口説いて化かせそうだなってはなし」
「ふん、くだらん」
「あのー…こんにちは!」
「待て、りん!勝手に入るなと言ったろうが!」
「え?」
人間の……こども!?
殺生丸のふわふわとした装身具の後ろから、ひょこっと現れた少女。
なんで、人間…それもこんな小娘が一人でここに……。まさか殺生丸、本当に人間を化かしたんじゃあ…
何が何だか、全くもって理解が出来ず、あたしは文字通り目を丸くして…呆気にとられた。
この辺りは至る所に妖怪がうろついてるし、元より人間が偶然辿り着けるような場所ではない。
それに情けないけど、殺生丸の匂いに気をとられて、人間の臭いに今の今まで気がつかなかった。いやいや、そんなことより…
「ちょ、ちょっと、邪見」
少女の隣に並んでいる邪見を手招きして呼び寄せた。
「あれどういうこと?」
少し距離を置いた人間の方を指さしながら、未だに丸いまんまの目で邪見を見下ろした。当の少女は無邪気に殺生丸に話しかけている。その顔には、妖怪に対する恐怖心は一切浮かんでいない。…よもやまさか、殺生丸が人間の子供と話している姿を目にする日がくるなんて…
「まさかとは思うけど…非常食?」
「そんなわけなかろう」
「…だよね」
殺生丸に人間を喰う嗜好はなかったはずだ。あたしにもない。
「じゃあ、一体全体なんだって、あんな…」
「わしにもさっぱりわからん。つい先日、龍の左腕をつけて犬夜叉を倒しに向かわれたんだが、次にお会いした時、鎧は砕け、お怪我をしておってな。その帰る道すがら、狼に噛み殺されておったあの小娘を、殺生丸さまが天生牙でお救いになったのじゃ」
「えっ!?天生牙を使ったの!?」
「あぁ、わしも驚いたわ」
「………そう」
天生牙を……
腰帯に挟んで固定している形見を見ながら、なんだか感慨にひたってしまった。
"なぜ父上は、こんな使えん刀を私に……"
天生牙を授かった、あの日の殺生丸の言葉と顔が忘れられない。
あの日を思い出しながら、あたしは少女を見つめている刀の主をそっと観察した。殺生丸のあんな表情見るの、親父さんが死んで以来だな。いや、もしかすると…初めてかもしれない。
それだけこの子が大事ってことなんだね。
だからこそ、天生牙を……
「そこの人間の小娘。りん、といったか?」
「はい!りんといいます」
「あんたに鎧は重いからね。そうだな…耐久性の高い着物を織ってあげるよ」
「えっ、私もいいんですか?」
「あぁ」
「ありがとうございます!」
「採寸するから、こっちにおいで」
「はい!」
この"りん"と名のる小娘に、探りを入れてみることにしよう。
もともと人間を忌み嫌っていた殺生丸は、異母兄弟の半妖の存在を知って以来、憎悪はますます非道くなっていた。それが子どもを連れ歩くなんて…。
この子が大切なことはわかったけど、何があったのか、それは皆目見当がつかない。
会話を膨らませながらも、少女にあたしの掛け布団を羽織らせ、代わりに預かった着物で採寸を始めた。
「殺生丸に天生牙で命を救われたんだって?」
「はい、殺生丸さまは命の恩人です」
「けど、それが初対面ってわけじゃないだろう?」
「初めて会ったのはその何日か前で、怪我をして動けなかった殺生丸さまに、りんが毎日お見舞いに行ってました」
「へぇ…」
それはおそらく、犬夜叉に攻撃を受けた直後か…
邪見は二人の関係をさっぱりわからないと言ってたけど、やっぱり天生牙を使う前に既に出会ってたんだな。
「でも、人間にとっちゃ妖怪は危険な存在だろう?どうしてそんなことしたんだい?」
「……りんのおとうもおっかあも、にいちゃんたちもみんな、野盗に襲われたんです…。だから同じひとりぼっちの殺生丸さまを見かけて、放っておけなかったんです」
「そう…。じゃあ、りんも、殺生丸の命の恩人なんだね」
「いえ、命の恩人だなんて。りんが持って行った魚とかねずみとかは、殺生丸さまの口には合わなかったので…」
「殺生丸は基本食べ物を口にしないからね」
…なるほどね。そういうことだったのか。
「採寸は大体こんなもんでいいだろう」
「ありがとうございます」
「殺生丸が鎧を取りに来る時までに着物も完成させておくから、一緒においで」
「はい!」
「待たせたね」
遅いだの、早くせんかだのと、ぶつくさと減らず口をたたく小妖怪を無視して、すたすたすたと横を素通りする。殺生丸は、祠のような形をした我が家の外の草原で、片膝を立てて座っていた。そのすぐ後ろでは、阿吽が風を喜ぶかのように二頭とも目を細めている。
長い髪の毛先だけを風になびかせながら、遠い空を見上げている。周囲に、敵となり得る血気盛んな妖怪がいないか、風の匂いを探ってるのだろうか。…やっぱり、まだ帰せない。
「…そうだ、りん。人間からもらった魚の燻製があるんだ。食べるかい?」
「いいんですか?」
「あぁ、今持ってくるから、ここで待ってな」
制止の声が入らないということは、もう少しここに長居させても良さそうだ。
「どうして人間の食べ物を持っているんですか?」
「これかい?簡単な話さ、人間からもらったんだよ」
魚の燻製や果物、野菜の酢漬けなんかを、むしゃむしゃと食べるりんと邪見の手は止まらなかった。まともな食事にありつくのは久しぶりなんだろうか。
「人間と仲が良いんですか?」
「そのせいで、こやつは変わり者と呼ばれておる」
「邪見さま、失礼だよ」
「いや、否定はしない。あたしはね、人間が戦で使う鎧や兜に興味があるんだ。数々の工夫が施されていて面白いからね。だから、時々人間の格好をして、人里に潜り込んでは鎧の作り方を教わってるってわけさ」
その昔、人間のふりをした着物姿を偶然殺生丸に見られ、侮蔑した目線を向けられたこともあったな。
「そんな風に人間と絆が深まると、こうして時々食べ物をくれるんだ。あたしも殺生丸と同じで、命の存続に食物は必要ないんだが、嗜好品としてたまに食べてるってわけさ」
と、説明してはみたものの、後半は聞いていたかどうか…。今は食欲を満たすことだけに関心が注がれているようだ。
「殺生丸もたまには食べるかい?」
ひょいと投げて渡した林檎は、受け取った相手の右手の中で、ぱしっと乾いた良い音を鳴らした。
林檎を渡した、あたしの意図は伝わるだろうか。
察しの良い殺生丸は、鼻を数回震わせて真っ赤な果実の匂いを嗅ぐと、そこに、生え変わったばかりの犬歯を突き立てた。かしっ、という音と共に僅かな果汁が吹き出す。何時振りに口にするのか知れない、蜜が詰まったその甘味の一部は、殺生丸の舌に絡め取られていった。
良かった、もう大丈夫そうだ。
あたしはようやく安堵の息をついた。
牙を失った犬妖怪。それが鎧なき今、二匹の子連れの殺生丸にとって、どれほど命を危ぶまれることか。いくら毒爪があるとはいえ、それも片腕では限界がある。
ここにいれば、あたしの甲羅の結界で、ある程度は敵を防ぐことが可能だ。そう思っていたけど、犬歯が生え変わったなら、もう大丈夫そうだね。
「りん、邪見、行くぞ」
「三日で修復するから、日が暮れたら取りに来て」
「あぁ」
さっさと先に歩き始める主に、慌てて口に入るだけの食べ物を詰め込む二匹。少女だけが"ごちそうさまでした"と、膨らんだ頬で何とか言葉にすると、とたとたと主の背中を追いかけていった。
「よし、丈もちょうど良いね」
「ありがとうございます!」
あれから三日が経った。
新しい着物の袖を持って、ぴっと両手を広げる少女を前に、あたしは二、三度満足そうに頷いた。蚕の絹に加えて、女郎蜘蛛妖怪の糸を所々に織り込んだから水もはじく。人間ってのは、雨に濡れただけでもすぐに弱くなるらしいからね。
「殺生丸さま、邪見さま~!素敵な着物をもらったよ~!」
「……………」
鴇色の着物と同じ色の頬をしたりんは、足取り軽く仲間の元へと戻っていった。無言で迎えた殺生丸の目線は、新しい着物の右肩に添えられた、三つ並んだ花の紋様に向けられている。
「りん、待ちな」
「えっ?」
「これも持って行くと良い」
少女の前で膝をつき、自分の帯と着物の隙間から取り出したものを少女の首から下げた。
「お守りですか?」
「あぁ、人間でいうところのな。この中には、あたしの甲羅の一部を削った粉が入っている。敵から身を守れなかった時、一度だけこの粉が結界をはって、りんのことを守ってくれるよ」
話しながら、首飾りが邪魔にならないよう襟の中にしまってやった。
「わぁ、ありがとうございます」
「…良いのか」
「あぁ、この位なら平気だよ」
亀の甲羅を削ると、その分だけあたしの防御力が下がることを少女は知らない。真意を理解している殺生丸の問いかけに、あたしは微笑んでみせた。
構やしないよ。だって、殺生丸にとって、かけがえのない存在なんだろう?
言葉にすれば、どうせ否定するだろうから、心の中で付け加えておいた。
「さ、あとは殺生丸の鎧だね」
「りん、邪見。表で待っていろ」
「はーい」
仁王立ちしている相手を前に、鎧の各部を一つずつ、丁寧に着せていく。辺りはすっかり暗く、蝋燭の明かりだけがゆらゆらと儚げに灯っていた。
「邪見に聞いたよ。天生牙、使ったんだってね」
「まだ使いこなせてはいない」
「殺生丸の親父さんも、きっとあの世で喜んでるよ」
「亡くなった父上の真意を知る術など、もはや存在しない」
「うん、そうだけどさ」
かがんで、上帯をきつめに引っ張り、丹田よりやや上の位置で蝶々の形に結んだ。緩すぎると、左腰に挟む刀が上手く固定されない。
なぜ親父さんが、殺生丸には癒しの天生牙を、犬夜叉には宝刀の鉄砕牙をそれぞれ遺したのか、本当の理由はわからない。それでも親父さんのことだ、何か息子達に伝えたい意図があるのだろう。
親父さんは先見の明がある大妖怪だった。
「…殺生丸」
「なんだ」
「むかし親父たちがしていた話、あたしはあれを鵜呑みにして良いんだろうか」
"俺の娘とお前んとこの殺生丸、番を求める年頃んなったら、夫婦になるってのはどうだ?"
"良いんじゃねぇか?殺生丸は口数は少なくて感情が読めないところがあるからよ。付き合いが長い奴の方が安心だな。まぁ、お互いが気に入ったらの話だけどよ"
"ちげぇねえ"
何時だったかは忘れたが、親父たちが酒樽をいくつも周りに転がしながら話していた、口約束ともつかぬもの。
あの時あたしと殺生丸は、その辺に落ちてた木の棒を使って、剣術の練習をしていた。
あたしはあれをずっと覚えてたけど…
関心がなかったら、"何の話だ"と、一蹴されるかもしれない。
鎧は寝ずに作ったから、本当は今日の昼には出来上がってたんだ。それでも"日が暮れてから取りに来て"と伝えたのは…こんな問いかけ、互いの顔も見えない程の真っ暗闇の朔の日でなきゃ、聞けやしないから。
「おまえがそうしたいのなら…好きにしろ」
それは、あたしにとって最上級の言葉だった。
上帯を結び終わり、かがんでいた腰を真っ直ぐに戻す。問いかけをしてからやっと顔を上げ、間近で殺生丸を見つめた時、あたしも案外鈍いのかもしれないと思った。
あたしに向けた殺生丸の瞳には、りんを見る時と同じ色が浮かんでいることに、今更気づいたのだから。
「ありがとう、そうするよ」
あの日から、半月程が経った。
今日も朝は、組紐作りの鍛練から一日が始まる。
次いつ殺生丸に会えるのか。一月後か、一年後か、約束はしていない。
鎧屋として、そして長年望んでいた番として、殺生丸を守る存在で在り続けたい。それは日々を共に過ごすことより、あたしにとってはずっと価値があることだ。
だからこれからも、いっぱしを目指して鍛練を怠らず、ここで鎧屋として生きていこう。
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