黒の時代
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ふわぁ……と小さく欠伸をして意識が覚醒していくのを感じる。
なんだか昔のゆめを見た気がした。
昨日オサムに見守ってもらってたのに、救済がすぐにできなかったせいだろうか。
寝台にいるわたしのとなりを見れば、まだねているオサムがいた。
オサムはとってもえらい人で、とってもいそがしい人だけど、しごとが終わってからとか、サボったときは一緒にねてくれる。
話すきょかはされてないけど、一方的に色んなことを話してくれるチューヤがサボるのはわるいことだって、言ってた。
でもオサムがしごとをサボってくれると、夜のあいだだけかもしれないけど一緒に眠れるし、ぎゅって抱きしめてくれるから、わたしはオサムがしごとをサボってくれるのがうれしい。
「……」
オサムにおこられて、おしおきされてからはオサムの気まぐれで触れるだけの接吻じゃなくて気持ちよくて怖い接吻もするようになった。
あれからは目かくしも拘束もされてないけど、それでもやっぱりオサムが気持ちよくて怖い接吻をするときはころすのが目的のような接吻だった。
だってオサムはわたしがオサムの気持ちよくて怖い接吻で苦しくて死にそうになってると、うれしそうで、
実際、終わったあとに「っしんじゃう……」って言えばほっぺを紅く染めて、「じゃぁ、窒息死で心中だね。」ってそれをのぞむように言うもん。
「……しんじゅうってなぁに?」
オサムはねているから誰かに聞いたわけじゃなかった。
ただ、オサムがわたしに向けることばのいみを知りたくて、しいて言うなら自分に問いかけたことばだった。
「、?!」
けれどわたしが問えば、それにこたえるようにオサムはうごいた。
寝台にねころがって、オサムのことを見ていたわたしはいきなりうでを引っぱられた。
転びそうになって手をつこうとしたけどしっぱいして、オサムのからだの上にポスンと落ちる。
「、っぅん……、!」
そのまま頭を抑えられて、気持ちよくて怖い接吻をする。
きもちいい、でもこわい。
体に力が入らなくて、息が出来なくて、こわい。でもあたまがおかしくなっちゃいそうなくらいきもちいい。
「ぃ゙……!」
やっと終わった、と思ったのに肉が引きさかれそうなくらい歯を立てて肩にかみつかれる。
いたい、いたい、
「っん。」
さいごに首元にチクッとしたいたみが走ってオサムははなれた。
少しだけ、さびしいと思うのはおかしいのかな。
「……何れ私と君がすることだよ。」
オサムはそう言ってもう一度ねてしまう。
なんの話だろう、さっきのわたしの問いにこたえてくれたのかな。
だとしたらわたしはオサムといったいなにをするんだろう。
けっきょく、疑問はかいけつしなかった。
なんだか昔のゆめを見た気がした。
昨日オサムに見守ってもらってたのに、救済がすぐにできなかったせいだろうか。
寝台にいるわたしのとなりを見れば、まだねているオサムがいた。
オサムはとってもえらい人で、とってもいそがしい人だけど、しごとが終わってからとか、サボったときは一緒にねてくれる。
話すきょかはされてないけど、一方的に色んなことを話してくれるチューヤがサボるのはわるいことだって、言ってた。
でもオサムがしごとをサボってくれると、夜のあいだだけかもしれないけど一緒に眠れるし、ぎゅって抱きしめてくれるから、わたしはオサムがしごとをサボってくれるのがうれしい。
「……」
オサムにおこられて、おしおきされてからはオサムの気まぐれで触れるだけの接吻じゃなくて気持ちよくて怖い接吻もするようになった。
あれからは目かくしも拘束もされてないけど、それでもやっぱりオサムが気持ちよくて怖い接吻をするときはころすのが目的のような接吻だった。
だってオサムはわたしがオサムの気持ちよくて怖い接吻で苦しくて死にそうになってると、うれしそうで、
実際、終わったあとに「っしんじゃう……」って言えばほっぺを紅く染めて、「じゃぁ、窒息死で心中だね。」ってそれをのぞむように言うもん。
「……しんじゅうってなぁに?」
オサムはねているから誰かに聞いたわけじゃなかった。
ただ、オサムがわたしに向けることばのいみを知りたくて、しいて言うなら自分に問いかけたことばだった。
「、?!」
けれどわたしが問えば、それにこたえるようにオサムはうごいた。
寝台にねころがって、オサムのことを見ていたわたしはいきなりうでを引っぱられた。
転びそうになって手をつこうとしたけどしっぱいして、オサムのからだの上にポスンと落ちる。
「、っぅん……、!」
そのまま頭を抑えられて、気持ちよくて怖い接吻をする。
きもちいい、でもこわい。
体に力が入らなくて、息が出来なくて、こわい。でもあたまがおかしくなっちゃいそうなくらいきもちいい。
「ぃ゙……!」
やっと終わった、と思ったのに肉が引きさかれそうなくらい歯を立てて肩にかみつかれる。
いたい、いたい、
「っん。」
さいごに首元にチクッとしたいたみが走ってオサムははなれた。
少しだけ、さびしいと思うのはおかしいのかな。
「……何れ私と君がすることだよ。」
オサムはそう言ってもう一度ねてしまう。
なんの話だろう、さっきのわたしの問いにこたえてくれたのかな。
だとしたらわたしはオサムといったいなにをするんだろう。
けっきょく、疑問はかいけつしなかった。