黒の時代
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r-15 描写あり。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
オサムはわたしよりもずっと大きい体でわたしをもちあげ、寝室まで運んだ。
寝室につくと、おろすというよりなげるといういきおいで寝台に放りなげると、自分の付けていたネクタイを外し、わたしの手にしばりつけた。
「オサム……?」
ふあんで寝台に転がっているわたしの上に覆いかぶさっているオサムを見あげれば、オサムはニッコリとわらって、どこからか出したアイマスクをわたしにつけた。
「いいかい、なまえ。今から私が何をしても抵抗しちゃいけないよ?」
アイマスクのせいで前が見えないからオサムがなにをしようとしているのかも分からないし、手首もこうそくされてるからにげることもできない。
「……オサ、」
名前を呼ぼうとしたら、いつもしているように口をふさがれた。わたしの口にふれているのはやわらかいし、ぶんかいもされていないからきっとオサムの口なんだと思う。
いつもとおなじ行為、だからこれなら見えなくてもこわくない。
そう思ったときだった。
「……!んぅっ、!?」
いつもは口と口がふれて、そのあとは唇をあじわうようにはむはむとやさしくかみあうだけなのに、今日はいつもとぜんぜんちがってぬるりとしたものが口の中に入ってきた。
めかくしされてるからどうなってるのかも、オサムがどんなかおしてるのかもわからなくて、あせりばかりで安心できない。
そうやってあせっているうちにぬるりとしたなにかはわたしの舌とからまったり、そのまま舌を吸ったり、歯や歯ぐきなど、わたしの口内を知りつくすように舐めた。
何がなんだかわからなくて、なのにからだは変になって、こわかった。だけどここで口内に入ってきたなにかをかんでしまえば、きっと抵抗したことになってすてられちゃうから、がまんした。
そうしているあいだにもどんどんなにかはわたしのなかと絡まりあい、まるで息がうばわれたようにくるしい、息ができない。
「ふ、ぅ」
息ができなくて死んじゃうかと思えば、ぬるりとしたなにかはわたしの口の中から退いた。
それでもまだ息ぎれはしていて、必死でこきゅうをととのえていれば上から声が聞こえた。
「ふふっ、苦しいかい?君の体は未発達だから呼吸の仕方も知らない今の段階で深い接吻は君の小さな肺ではさぞかし苦しかっただろうねぇ。」
つー、とゆびさきでわたしのおなかをなぞられたようなかんかくがした。
それくらいならいつもしているのに、今日はそれだけでビクリと体ははねて、目からなみだも出てくる。からだがあつい、
「私が欲しいかい?」
「ほ、しい、……」
あたまにきりがかかったようで、上手くものごとをかんがえにくい。わがまま言っちゃダメなのに、ただただ思ったことをそのまま口に出してしまう。
「じゃぁおねだりしてごらんよ。」
「おね、だり?」
「まだまだ色々と未発達なのに私を欲しがっちゃうようないやらしい子なら簡単でしょ?」
わたしのいきはもう乱れているのに、オサムはこれっぽっちも息切れしてなくて、それがとてもはずかしく思った。
けれどもうオサムの声を聞くとからだ中がはんのうして、オサムの問にこたえなきゃって必死になってしまう。
わたしはいやらしい子なんかじゃないのに、
「わたしがほしいと思えるのは、オサムだけ、オサムしかいらない。っだから、だから……オサムがほしい、ずっといっしょにいて。」
まっくらな視界の向こうがわで息をのむ音が聞こえた。
「私なんかに捕まって、可哀想な子。」
オサムの言葉のいみが分からなくて悩んでいればまえがみを上げて優しく接吻される。
それがとても気持ちよくて、しあわせだなって思えたから自然とあんなに泣きそうだったのに笑みがこぼれた。
「オサム、だいすき。」
それだけ言葉にすればオサムもわらったような気がした。
そうしてわたしがのぞんだようにオサムはまたいつもと違う怖くて気持ちいい接吻をした。
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オサムはわたしよりもずっと大きい体でわたしをもちあげ、寝室まで運んだ。
寝室につくと、おろすというよりなげるといういきおいで寝台に放りなげると、自分の付けていたネクタイを外し、わたしの手にしばりつけた。
「オサム……?」
ふあんで寝台に転がっているわたしの上に覆いかぶさっているオサムを見あげれば、オサムはニッコリとわらって、どこからか出したアイマスクをわたしにつけた。
「いいかい、なまえ。今から私が何をしても抵抗しちゃいけないよ?」
アイマスクのせいで前が見えないからオサムがなにをしようとしているのかも分からないし、手首もこうそくされてるからにげることもできない。
「……オサ、」
名前を呼ぼうとしたら、いつもしているように口をふさがれた。わたしの口にふれているのはやわらかいし、ぶんかいもされていないからきっとオサムの口なんだと思う。
いつもとおなじ行為、だからこれなら見えなくてもこわくない。
そう思ったときだった。
「……!んぅっ、!?」
いつもは口と口がふれて、そのあとは唇をあじわうようにはむはむとやさしくかみあうだけなのに、今日はいつもとぜんぜんちがってぬるりとしたものが口の中に入ってきた。
めかくしされてるからどうなってるのかも、オサムがどんなかおしてるのかもわからなくて、あせりばかりで安心できない。
そうやってあせっているうちにぬるりとしたなにかはわたしの舌とからまったり、そのまま舌を吸ったり、歯や歯ぐきなど、わたしの口内を知りつくすように舐めた。
何がなんだかわからなくて、なのにからだは変になって、こわかった。だけどここで口内に入ってきたなにかをかんでしまえば、きっと抵抗したことになってすてられちゃうから、がまんした。
そうしているあいだにもどんどんなにかはわたしのなかと絡まりあい、まるで息がうばわれたようにくるしい、息ができない。
「ふ、ぅ」
息ができなくて死んじゃうかと思えば、ぬるりとしたなにかはわたしの口の中から退いた。
それでもまだ息ぎれはしていて、必死でこきゅうをととのえていれば上から声が聞こえた。
「ふふっ、苦しいかい?君の体は未発達だから呼吸の仕方も知らない今の段階で深い接吻は君の小さな肺ではさぞかし苦しかっただろうねぇ。」
つー、とゆびさきでわたしのおなかをなぞられたようなかんかくがした。
それくらいならいつもしているのに、今日はそれだけでビクリと体ははねて、目からなみだも出てくる。からだがあつい、
「私が欲しいかい?」
「ほ、しい、……」
あたまにきりがかかったようで、上手くものごとをかんがえにくい。わがまま言っちゃダメなのに、ただただ思ったことをそのまま口に出してしまう。
「じゃぁおねだりしてごらんよ。」
「おね、だり?」
「まだまだ色々と未発達なのに私を欲しがっちゃうようないやらしい子なら簡単でしょ?」
わたしのいきはもう乱れているのに、オサムはこれっぽっちも息切れしてなくて、それがとてもはずかしく思った。
けれどもうオサムの声を聞くとからだ中がはんのうして、オサムの問にこたえなきゃって必死になってしまう。
わたしはいやらしい子なんかじゃないのに、
「わたしがほしいと思えるのは、オサムだけ、オサムしかいらない。っだから、だから……オサムがほしい、ずっといっしょにいて。」
まっくらな視界の向こうがわで息をのむ音が聞こえた。
「私なんかに捕まって、可哀想な子。」
オサムの言葉のいみが分からなくて悩んでいればまえがみを上げて優しく接吻される。
それがとても気持ちよくて、しあわせだなって思えたから自然とあんなに泣きそうだったのに笑みがこぼれた。
「オサム、だいすき。」
それだけ言葉にすればオサムもわらったような気がした。
そうしてわたしがのぞんだようにオサムはまたいつもと違う怖くて気持ちいい接吻をした。