探偵社編
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朝食を食べ、今日は一限が無いので部屋でソファに座りくつろぐ。本当なら溜まってた家事とか課題を終わらせたいところだが人をダメにするクッションが私を離してくれない。
「……なまえ」
「んー……」
「なまえ」
「うるさいなぁ……なにー?」
構えとでもいうように拗ねた顔をしているが私はそれが私を手懐けるための演技だと知っているので適当に相手をしておく程度にする。
太宰はむっ、と頬を膨らませると私の隣に座り、足を開きながら座り、腕を広げた。
「さぁ、来たまえ!」
「いや、行かないからね?」
「えぇ〜、なまえってばこんなイケメンがおいでと言っているのにきゅんとこないの?」
「私の心は現在このクッションに奪われているので。」
恨めしそうにクッションを見る太宰はクッションを取り上げて捨てそうな勢いなので、太宰に背を向けて座る。
あぁ、この体勢いいな。変態の顔も映らないしクッションも堪能できる。最高。
夢現気分でゴロゴロしていれば、首回りに何かが着けられた感覚で意識が戻る。
「?何これ。」
首の回りに沿うように着けられているものは皮で出来ていて、正面には鈴。そして確認している間に頭にはふわふわの何かが着いたカチューシャが嵌められた。
「これ……首に着いてるの首輪だよね……?」
「ふむ、流石私。矢張り鈴付きの首輪を買ったのは正解だったね。」
「いや、何も正解じゃないんだけど。頭のこれ何?」
「猫耳カチューシャ。」
「よし外せ。」
この迷惑噴出機。なんてことをしてくれたんだ。高校生がするなら分かるけど私もう大学生なのだが。色々きついし恥ずかしい。
外そうと思い、頭に手を伸ばせば静止の声を掛けられる。
「まぁ、待ちたまえ。記念に一つここは写真を撮るところじゃないかい?」
「絶対いや。」
「大丈夫。衣装は用意してるから。ナースとセーラーとメイド服、どれがいい?」
「しいて言うならどれも良くない。」
なんだそのコスプレするには恥ずかしい衣装トップ3に入りそうな選択は。
「一応女教師と警察服もあるけど。」
「だから着ないからね?」
まず私が猫耳カチューシャを着けている時点でおかしい。こういうのは顔が整っとる奴が着けるべきだろ。
「えぇー、絶対似合うと思ってせぇっかく貰ってきたのにな。」
誰から貰ったんだよ。ナオミちゃん辺りか?
そこまで考えて私は思いついた。……そういうばこいつ、忘れてたけど世間的には顔が整っている類の人間だよな……
「……太宰、歯ァ食いしばれ」
「……え、なになに。ちょっとま、」
太宰がソファに座っているのをいい事に、その上に跨り頭にカチューシャを着ける。
被せれば意外にも似合っていた。
やっぱり顔がいいって得だな。顔さえよければこんなおかしなもの着けてても自然に見えるもん。
「太宰、にゃーって言ってみて。」
「な゛あ゛あ゛ぁ゛ん゛」
「発情すんな。」
鳴きながら首元に顔を埋め噛もうとする太宰の頭をパシリと殴る。
「だぁって、なまえってば大胆にも自分から積極的に私の上に乗ってくれるから。」
さっきは乗ってくれなかったくせに。と恨みがましく言われたが無視する。反応すればそれを脅しに色々やってくるからな。
とはいえ拗ねたこいつはめんどくさいので頭を撫でてやれば矢張り本当の猫のように気持ちよかった。本物の猫を飼いたい。
はぁ……と溜息を吐きつつ胸元に頭を押し付けるこいつはもう知らん。早く敦君か国木田さん来てくれ。
そろそろ私の胃が穴が開きそうだった。
「……なまえ」
「んー……」
「なまえ」
「うるさいなぁ……なにー?」
構えとでもいうように拗ねた顔をしているが私はそれが私を手懐けるための演技だと知っているので適当に相手をしておく程度にする。
太宰はむっ、と頬を膨らませると私の隣に座り、足を開きながら座り、腕を広げた。
「さぁ、来たまえ!」
「いや、行かないからね?」
「えぇ〜、なまえってばこんなイケメンがおいでと言っているのにきゅんとこないの?」
「私の心は現在このクッションに奪われているので。」
恨めしそうにクッションを見る太宰はクッションを取り上げて捨てそうな勢いなので、太宰に背を向けて座る。
あぁ、この体勢いいな。変態の顔も映らないしクッションも堪能できる。最高。
夢現気分でゴロゴロしていれば、首回りに何かが着けられた感覚で意識が戻る。
「?何これ。」
首の回りに沿うように着けられているものは皮で出来ていて、正面には鈴。そして確認している間に頭にはふわふわの何かが着いたカチューシャが嵌められた。
「これ……首に着いてるの首輪だよね……?」
「ふむ、流石私。矢張り鈴付きの首輪を買ったのは正解だったね。」
「いや、何も正解じゃないんだけど。頭のこれ何?」
「猫耳カチューシャ。」
「よし外せ。」
この迷惑噴出機。なんてことをしてくれたんだ。高校生がするなら分かるけど私もう大学生なのだが。色々きついし恥ずかしい。
外そうと思い、頭に手を伸ばせば静止の声を掛けられる。
「まぁ、待ちたまえ。記念に一つここは写真を撮るところじゃないかい?」
「絶対いや。」
「大丈夫。衣装は用意してるから。ナースとセーラーとメイド服、どれがいい?」
「しいて言うならどれも良くない。」
なんだそのコスプレするには恥ずかしい衣装トップ3に入りそうな選択は。
「一応女教師と警察服もあるけど。」
「だから着ないからね?」
まず私が猫耳カチューシャを着けている時点でおかしい。こういうのは顔が整っとる奴が着けるべきだろ。
「えぇー、絶対似合うと思ってせぇっかく貰ってきたのにな。」
誰から貰ったんだよ。ナオミちゃん辺りか?
そこまで考えて私は思いついた。……そういうばこいつ、忘れてたけど世間的には顔が整っている類の人間だよな……
「……太宰、歯ァ食いしばれ」
「……え、なになに。ちょっとま、」
太宰がソファに座っているのをいい事に、その上に跨り頭にカチューシャを着ける。
被せれば意外にも似合っていた。
やっぱり顔がいいって得だな。顔さえよければこんなおかしなもの着けてても自然に見えるもん。
「太宰、にゃーって言ってみて。」
「な゛あ゛あ゛ぁ゛ん゛」
「発情すんな。」
鳴きながら首元に顔を埋め噛もうとする太宰の頭をパシリと殴る。
「だぁって、なまえってば大胆にも自分から積極的に私の上に乗ってくれるから。」
さっきは乗ってくれなかったくせに。と恨みがましく言われたが無視する。反応すればそれを脅しに色々やってくるからな。
とはいえ拗ねたこいつはめんどくさいので頭を撫でてやれば矢張り本当の猫のように気持ちよかった。本物の猫を飼いたい。
はぁ……と溜息を吐きつつ胸元に頭を押し付けるこいつはもう知らん。早く敦君か国木田さん来てくれ。
そろそろ私の胃が穴が開きそうだった。