探偵社編
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冬の朝6時、早朝と呼べるこの季節の時間帯に目覚ましが鳴る前に目が覚めた。
眠い目を擦り、眠気を覚ますためにカーテンを開ければ暖かな光が部屋に差し、今日は過ごしやすい一日になりそうだと感じた。
そう、
「おはよう、なまえ。いい朝だね。」
「帰れ変態ストーカー。」
こいつさえいなければ。
「なまえってば酷いや。せぇっかく早起きして遊びに来たっていうのに。」
「一生来なくていいよ。」
「えぇー、君は私との朝の時間が無くなってもいいの?」
「大満足。」
そういうと太宰は私の布団の中に潜り込み、腹のあたりにグリグリと頭を擦り付ける。地味に痛い。ていうか抱き着きながらもう片方の手で胸揉んでんじゃねぇよ。この変態が。
「離せ変態。」
「……私がどうしてこんなに君に構うのかちゃんと理解したら離してあげる。」
暇つぶし以外のなんでもねぇだろ。
初めて会った時は暇つぶしといい、定期的に私の前に現れる程度だったのに、最近ではほぼ毎日来ている。いい加減邪魔なのだが。頬膨らませんな。可愛くねぇよ。
「暇つぶしでしょ?ちゃんと理解してるよ。」
そういうと憐れみの目で見られた。
よく分からんが腹立つからその顔やめろ。ぶっ殺すぞ。
「はぁ、鈍感。頭良いのにアホの子。いい匂いする。」
未だ人に引っ付きながらぶつぶつと呟くこの男を引き離すため頭を掴むと思いのほか髪の毛は柔らかい。
「ほとんど馬鹿にしてるよね?というか最後のはセクハラだよ。」
「あ゛ぁ〜」
何を言っても聞かない男。
早く国木田さんが来ることを望む。敦くんでもいい。早く来てこのひっつき虫を引き剥がしてくれ。
そう軽く現実逃避をしているとようやく頭ぐりぐり攻撃をやめた。よかった。地味に痛かったんだよ、あれ。
「なまえ」
と思えば今度は軽く肩をとんと押されて布団に寝転がされる。すかさずその上に跨る太宰。
うん、生々しい。服の上から感じる体温とか重さとか色々とアウトな気がする。なんで私は付き合ってもない男に組み敷かれてるんだ……
「太宰?何やってるのかな?」
「なまえが構ってくれないから……つい、ね。」
「ついじゃねぇよ。いい笑顔すんな。女遊びなら他でやれ。」
「本命はなまえだけだから。」
「一回女に刺されてこい。」
なんて会話を広げながらもこの脳内ピンク男はこちらの静止を聞くはずもなく、服に手をかけ始める。「なまえ……」なんて朝だというのに色っぽい声で耳元で囁き始めるものだから、陽が差してるにも関わらず、今は夜だっけ?と思ってしまうのは仕方がないと思う。
「まてまてまて、止まれ、stop、」
「わぁ、発音がいいね。英語苦手なくせに。」
「うるさい。英語については言うな。……いいか、太宰。服に手をかけてはいけません。人の上に跨ってはいけません。人の貞操を危うくしてはいけません。分かった?」
「はいはい。」
「適当な返事をしながら服に手をかけるな。早速約束破ってる!」
髪に接吻をし、次に口にしようとした太宰に思い切り頭突きを食らわせた私は悪くない。
……こいつ、もう出禁にするか。
そう思ってもこの迷惑噴出機はピッキングが出来てしまうのでその考えが現実化することはきっと無いだろう。
眠い目を擦り、眠気を覚ますためにカーテンを開ければ暖かな光が部屋に差し、今日は過ごしやすい一日になりそうだと感じた。
そう、
「おはよう、なまえ。いい朝だね。」
「帰れ変態ストーカー。」
こいつさえいなければ。
「なまえってば酷いや。せぇっかく早起きして遊びに来たっていうのに。」
「一生来なくていいよ。」
「えぇー、君は私との朝の時間が無くなってもいいの?」
「大満足。」
そういうと太宰は私の布団の中に潜り込み、腹のあたりにグリグリと頭を擦り付ける。地味に痛い。ていうか抱き着きながらもう片方の手で胸揉んでんじゃねぇよ。この変態が。
「離せ変態。」
「……私がどうしてこんなに君に構うのかちゃんと理解したら離してあげる。」
暇つぶし以外のなんでもねぇだろ。
初めて会った時は暇つぶしといい、定期的に私の前に現れる程度だったのに、最近ではほぼ毎日来ている。いい加減邪魔なのだが。頬膨らませんな。可愛くねぇよ。
「暇つぶしでしょ?ちゃんと理解してるよ。」
そういうと憐れみの目で見られた。
よく分からんが腹立つからその顔やめろ。ぶっ殺すぞ。
「はぁ、鈍感。頭良いのにアホの子。いい匂いする。」
未だ人に引っ付きながらぶつぶつと呟くこの男を引き離すため頭を掴むと思いのほか髪の毛は柔らかい。
「ほとんど馬鹿にしてるよね?というか最後のはセクハラだよ。」
「あ゛ぁ〜」
何を言っても聞かない男。
早く国木田さんが来ることを望む。敦くんでもいい。早く来てこのひっつき虫を引き剥がしてくれ。
そう軽く現実逃避をしているとようやく頭ぐりぐり攻撃をやめた。よかった。地味に痛かったんだよ、あれ。
「なまえ」
と思えば今度は軽く肩をとんと押されて布団に寝転がされる。すかさずその上に跨る太宰。
うん、生々しい。服の上から感じる体温とか重さとか色々とアウトな気がする。なんで私は付き合ってもない男に組み敷かれてるんだ……
「太宰?何やってるのかな?」
「なまえが構ってくれないから……つい、ね。」
「ついじゃねぇよ。いい笑顔すんな。女遊びなら他でやれ。」
「本命はなまえだけだから。」
「一回女に刺されてこい。」
なんて会話を広げながらもこの脳内ピンク男はこちらの静止を聞くはずもなく、服に手をかけ始める。「なまえ……」なんて朝だというのに色っぽい声で耳元で囁き始めるものだから、陽が差してるにも関わらず、今は夜だっけ?と思ってしまうのは仕方がないと思う。
「まてまてまて、止まれ、stop、」
「わぁ、発音がいいね。英語苦手なくせに。」
「うるさい。英語については言うな。……いいか、太宰。服に手をかけてはいけません。人の上に跨ってはいけません。人の貞操を危うくしてはいけません。分かった?」
「はいはい。」
「適当な返事をしながら服に手をかけるな。早速約束破ってる!」
髪に接吻をし、次に口にしようとした太宰に思い切り頭突きを食らわせた私は悪くない。
……こいつ、もう出禁にするか。
そう思ってもこの迷惑噴出機はピッキングが出来てしまうのでその考えが現実化することはきっと無いだろう。