片翼の月 弍
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相澤
「今日のヒーロー基礎学だが
俺とオールマイトそしてもう1人の
3人体制で見ることになった
授業内容は災害水難なんでもござれ
人命救助訓練所だ」
切島
「レスキュー…!
これこそヒーローの本分だ!
鳴るぜ!腕が!」
蛙水
「水難なら私の独壇場ケロケロ」
相澤
「今回コスチュームの着用は各自の判断で構わない
それと、夜羽のコスチュームも出来上がっているぞ」
『やったー脱1人ジャージ!』
麗日
「夜羽ちゃんのコスチューム!
どんな機能がついてるんやろ!」
峰田
「背中丸出しのエロコス希望…」
耳郎
「峰田クズか」
相澤
「おいまだ話の途中だ」
先生のひと睨みで一瞬で静かになる教室
訓練場まではバスでの移動だと
説明を受け
それぞれコスチュームに着替えるため
更衣室へと向かった
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バスを待ってる間
夜羽のコスチューム
お披露目会かのように
周りにクラスメイトが集まっていた
夜羽のコスチュームは
白のオフショルダーワンピース
黄色のベルト
白のブーツに
両腕の上腕に金のアームレット
そこから伸びるつけ袖は
手の方に行くにつれ大きくなっている
差し色に黄色が多いのは
夜羽の水色の髪の反対色だからか
夜羽の瞳の色に合わせてか
葉隠
「夜羽ちゃんのコスチューム可愛い〜」
『 洋装ってなんか新鮮!
…ヒーローになるんだなぁ私』
夜羽が出した希望は
・白の洋装
・膝下は出す
・獣化・人化対応可能であること
・収納武器
・袖は広め
白の洋装にしたのは八咫烏警察と
正反対のコスチュームにするためだ
そうすることでより強く
ヒーローになるのだと実感できると思ったから
格好から入るのって意外と大事だ
実際にコスチュームを着てみて
しみじみ思う
私はこの道をゆくんだと
蛙水
「八咫烏警察はみんな和装だものね」
上鳴
「和服ってかっこいいよなぁ
コミックとかに出てきそうでさ!」
峰田
「理想ほどただ開きではなかったが
あれはあれで…いい!」
『ねぇねぇみてみてかっちゃん
どう?』
勝己の前で夜羽はくるりと回ってみせる
『私ヒーローっぽい?』
「まぁまぁじゃねぇの」
適当に返した返事にさえ
夜羽は嬉しそうに笑った
思わず視線が背中へいく
翼を出すために大胆に入ったスリット
その翼も背中も綺麗で
怪我の痕はひとつもない
思わず手が伸び夜羽の背中を指がつたう
『ピャっ!?な?んなな?』
くすぐったかったのか軽く仰け反り
頬を赤く染め目を白黒させている夜羽
驚きのあまり言葉が出てこないのか
ずっと言葉にならない声を出していた
その様子が面白くてクツクツ笑うと
夜羽は更に頬を赤く染めていく
飯田
「皆!そろそろバスが来るぞ!
スムーズに入れるよう2列に並んで待っていよう!」
緑谷
「か、かかかっかっちゃんが…!?」
上鳴
「あの爆豪が笑ってる…!」
瀬呂
「飯田よくあれを気にせず指揮を取れるな」