片翼の月
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カラスに案内されヴィランによって
荒らされた現場へ駆けつける
するとそこには先程の現場同様
激しい揺れに立ちすくむ人達
おそらく個性で発生させているこの地震
体力の問題かなにかほかに理由があるのか
先程の現場よりも揺れが弱い
それでも一般人からすれば
立っていられない程の揺れだ
「うひゃひゃひゃー大量だぜー!」
不幸中の幸いか建物の崩壊は見られないが
先程と同じ手口なのだろう
手足が6本、複眼を持ち
虫の羽を持つヴィランが
3人の頭上を飛び去っていった
その両手両足にはひったくったのだろう
大量のリュックやバックを持っていた
『っ羽虫が……』
「おめーが飛び出しそうな面してんぞ」
普段なら勝己が止められる側だが
上空にいるヴィランを睨み付け
今にも飛び出しそうな夜羽の肩を勝己が掴み皮肉る
「ヴィランを見つけたってのに
手出しできないんじゃ歯がゆいな」
雄英高校生徒と言えど
ヒーロー免許なしに
個性を攻撃には使えない
ヴィランに気づかれないように
カラスを追跡に付けると案外近くに
地震を起こしてると
思われるヴィランも潜んでいた
「追っかけてぶっ飛ばす」
「落ちつけ爆豪…」
『いゃ、行こうショート、かっちゃん』
「本気か?」
『やつら、逃げる算段について話してる
ここで見逃す訳には行かない』
「犯人は見つけてたけど
結局逃げられましたじゃ意味が無ねぇ」
「俺たちだけでどうするつもりだ」
『2人とも、数分だけでいいから足止め出来ない?
トンボっぽい方は逃げてもそのままで大丈夫だから』
「だァレに聞いとんじゃ!よゆーだわ」
「…分かった」
⋆。:゚・*☽:゚・⋆。✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。✰⋆。:゚・*☽
時間稼ぎが出来ればそれでいい
夜羽はそう言っていた
何をしようとしてるのかは分からないが
夜羽の事だ何か策はあるのだろう
路地裏に逃げ込んでいたヴィラン
その逃走経路上で待ち伏せし
大通りから離れたことで
一般人を巻き込む心配は無くなった
だがその分全ての攻撃の矛先は
こちらを向いている
「何だこのガキども」
「お前は荷物もって逃げとけ」
夜羽の言う通り逃げた
トンボの様なヴィランは追わない
残った体躯のでかいヴィランと対峙する
奴は右拳を握りしめると
その右肩、腕が何周りも大きく膨れ上がる
臨戦態勢に入った
ヒーローはまだ来てない
状況は…正直あまり良くない
本当にこの状況
ほんの少し
足止めするだけで大丈夫なのか
襲い来るヴィランを
ひたすらかわし
氷を盾に相手の攻撃を防ぎつつ
時間を稼ぐ
あの大きな地震を起こす程の
パワーはもうないらしい
氷の壁に手こずってくれている
爆豪もヴィランに殴りかかったりしないか
心配だったが
しっかり目くらましに徹底している
付かず離れずの距離を保ち
ヴィランへの攻撃はせず
自衛に専念する
するとどこからか
一羽のカラスが鳴いた
荒らされた現場へ駆けつける
するとそこには先程の現場同様
激しい揺れに立ちすくむ人達
おそらく個性で発生させているこの地震
体力の問題かなにかほかに理由があるのか
先程の現場よりも揺れが弱い
それでも一般人からすれば
立っていられない程の揺れだ
「うひゃひゃひゃー大量だぜー!」
不幸中の幸いか建物の崩壊は見られないが
先程と同じ手口なのだろう
手足が6本、複眼を持ち
虫の羽を持つヴィランが
3人の頭上を飛び去っていった
その両手両足にはひったくったのだろう
大量のリュックやバックを持っていた
『っ羽虫が……』
「おめーが飛び出しそうな面してんぞ」
普段なら勝己が止められる側だが
上空にいるヴィランを睨み付け
今にも飛び出しそうな夜羽の肩を勝己が掴み皮肉る
「ヴィランを見つけたってのに
手出しできないんじゃ歯がゆいな」
雄英高校生徒と言えど
ヒーロー免許なしに
個性を攻撃には使えない
ヴィランに気づかれないように
カラスを追跡に付けると案外近くに
地震を起こしてると
思われるヴィランも潜んでいた
「追っかけてぶっ飛ばす」
「落ちつけ爆豪…」
『いゃ、行こうショート、かっちゃん』
「本気か?」
『やつら、逃げる算段について話してる
ここで見逃す訳には行かない』
「犯人は見つけてたけど
結局逃げられましたじゃ意味が無ねぇ」
「俺たちだけでどうするつもりだ」
『2人とも、数分だけでいいから足止め出来ない?
トンボっぽい方は逃げてもそのままで大丈夫だから』
「だァレに聞いとんじゃ!よゆーだわ」
「…分かった」
⋆。:゚・*☽:゚・⋆。✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。✰⋆。:゚・*☽
時間稼ぎが出来ればそれでいい
夜羽はそう言っていた
何をしようとしてるのかは分からないが
夜羽の事だ何か策はあるのだろう
路地裏に逃げ込んでいたヴィラン
その逃走経路上で待ち伏せし
大通りから離れたことで
一般人を巻き込む心配は無くなった
だがその分全ての攻撃の矛先は
こちらを向いている
「何だこのガキども」
「お前は荷物もって逃げとけ」
夜羽の言う通り逃げた
トンボの様なヴィランは追わない
残った体躯のでかいヴィランと対峙する
奴は右拳を握りしめると
その右肩、腕が何周りも大きく膨れ上がる
臨戦態勢に入った
ヒーローはまだ来てない
状況は…正直あまり良くない
本当にこの状況
ほんの少し
足止めするだけで大丈夫なのか
襲い来るヴィランを
ひたすらかわし
氷を盾に相手の攻撃を防ぎつつ
時間を稼ぐ
あの大きな地震を起こす程の
パワーはもうないらしい
氷の壁に手こずってくれている
爆豪もヴィランに殴りかかったりしないか
心配だったが
しっかり目くらましに徹底している
付かず離れずの距離を保ち
ヴィランへの攻撃はせず
自衛に専念する
するとどこからか
一羽のカラスが鳴いた