片翼の月
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翌日土曜
「あ゙ぁ?んで半分野郎がここにいんだ」
勝己が夜羽の家へ上がり込み
放った一言
「お、爆豪か」
そこには大量に湯がかれたそばと
クラスメイトの轟がいた
『今日はショートが荷解き手伝いに来てくれたんだぁ〜
と言っても昨日かっちゃんがかなり
終わらせてくれたからそんなに
残ってなかったんだけどねぇ』
「今日も手伝いに来たのか?」
ズゾゾゾっと
そばをすすりながら焦凍が問う
『昨日聞いた時は、
わざわざ来ないって言ってたのに』
「あ゙?知るか」
「ツンデレってやつか?」
「ちげぇわ!」
『来るなら連絡くれればよかったのに〜』
「……おめぇの連絡先なんざ知らねぇよ
つか、ケータイ持ってたことすら昨日まで
知らんかったわ」
昨日芦戸三奈と連絡先を交換しているのを見て
初めて夜羽がケータイを持っていた事実を知った勝己
『そりゃああんな山奥には住んでたけど
一応現代っ子だもん』
「小学三年生くらいには持ってたよな?」
ズゾゾゾっと
そばをすすりながら焦凍が言う
『うん!飛ぶのに落としたら困るし
ほとんど持ち歩かなかったけどねぇ
登録してる連絡先もほとんどなかったから
使うことほとんどなかったし』
「ケータイなんだから携帯しろよ
この鳥頭!」
『あはは!これからはそうするよ〜』
「爆豪もそば食うか?」
スゾゾゾっと
そばをすすりながら焦凍が問う
「つか昨日の夜もそば食ったのに
なんでまたそば食ってんだよ!」
『んー?だってショートがすきだからねぇ蕎麦』
「あぁ、そばは美味い
特に夜羽のじいさんが打ったこのそばは格別だ」
「俺に半分野郎の好物食わせてたのかよ」
『いいじゃん美味しいんだから』
「あぁ、蕎麦は美味い」
「っち……」
たしかに昨日食べた蕎麦は妙に美味かった
そう思い押し黙る勝己に
夜羽はハバネロスナックを渡す
『私残りの荷解き終わらせちゃうから
終わったらトレーニング施設みてみる?』
「お、いいな」
「面白そうじゃねぇか」