片翼の月
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夜羽のコスチュームはまだ届いてないので
ジャージ姿でほかの女子に
混じって出てきた
「おいこら鳥頭つらかせや」
『わぁ、かっちゃんコスチューム
強そーだねぇ~』
「かっちゃんよぶな!いいから来い!」
『えぇ〜でもかっちゃんもう授業はじまるよー?』
「いいからつべこべ言わずにっ「わーたーしーがきたぁ!」っちぃ」
「どうした爆豪少年!そうか!
夜羽少女のことが気になるのだね!」
「あぁ?きになってねぇ!いい加減言ってんじゃねぇ!」
「ハッハッハッハ!
大丈夫、気になっているのは君だけじゃないさ!
まぁみんなも気になってるよね
夜羽少女の編入については
相澤先生もまだ説明してなかったようだし!
これを機に私から少し紹介しておこうか!」
言いながらオールマイトは
夜羽の隣にたち肩をポンポン、
と軽く叩く
「まぁ何を隠そうこの異例の途中編入には
大人の事情と今後のヒーローと警察の
関係性にも響いてくる重要なことなんだ!」
上鳴「え、警察?もしかして
俺らが思ってるより結構なおおごとなの?」
オールマイトの言葉に
生徒たちがざわつき顔を見合わせる
「だが君たち生徒が気にすることは何もない!
今まで通り、立派なヒーローを
目指してくれるならね!」
切島「そりゃあもちろんすけどいったい…」
「何を隠そうこの少女は
八咫烏警察現総督のお孫さんなんだ!」
「「「え、えええぇえぇ!」」」
「話は君たちの入試当日にに遡る!
まぁ、私の回想を見てくれたまえ!」
〜ぽわんぽわんぽわーん〜
オールマイトside
私は入試試験当日、
みなの試験をほかの先生方と共にモニター室で見ていた
審査制の救助活動ポイント
その審査員の1人が彼女の祖父、
現八咫烏警察総督、月乃瀬隼人殿が
おこなっていたんだ
その審査に夜羽くんも同行していてね
なんでも知見を広めるため、と
そして全ての試験を終え
ヒーロー科合格者が決まってから
こんなやり取りが始まったのだ!
『わぁ!ヒーローって、ナンテカッコイイんだろ!
ステキ!ワタシモ雄英高校通にカヨイタイナ!』
薄暗いモニター室で
急に始まった祖父と孫娘のやり取り
そろそろお開きか
となったタイミングで
人々の注目を集めるかのように
夜羽君は声を響かせていた
「ほっほーう!我が愛しの孫娘や!
しかしお主はこのワシが理事を務める
八咫烏高校への入学が既に
決まっておるではないか!」
『そうよネ…
入試はたった今終わってシマッタものネ!
デモ新入生としてがダメならバ、
転入生として入ればいいジャナイ!』
とても、大根演技だった
そして総督は大きく頷き
雄英高校根津校長へと向き直った
「根津校長先生、私はこうやって入試や
各イベント、卒業式に来賓として
呼ばれることはあれど普段の貴校に
触れることは少なかった…
そこで、じゃ
ズバリ!これまでに転入生を受け入れたことは!?」
昔から多少のやり取りはあれど
深く関わることのなかった
ヒーロー科を持つ雄英高校と
八咫烏警察を育てる為の教育機関、八咫烏高校
そのトップである二人の会話に
他の審査員や教師陣も興味を示していた
「うーん、前例はないけれど、それは単に
そうまでして入ろうとした者がいなかったからさ
しかもここは雄英
仮にもヒーローを育てる最高峰の高校
…半端な高校からの転入など
受け入れられはしないだろうね」
「半端な高校…のぅ。してそれは
“ 半端なヒーロー科”と、言わないところを見ると
この子にも何かしらのチャンスが
ありそうな言い方ではあるが…」
「ふむ、ここで話すのはなんです
一緒に校長室まで来ていただけますかな?
もちろんオールマイトと夜羽ちゃんも一緒にね」
こうして校長室で話し合われた結果
雄英高校への入学ではなく転入が決まったのだった
「校長室での会話は内緒だ!
回想終わり!」
「や、八咫烏警察の総督の孫娘」
「超お嬢様じゃねぇか」
『お嬢様なんて大層なものではないけどね!
親の七光りみたいでごめんねぇ』
「その転入を受け入れる見返りと言ってはなんだが
八咫烏高校との合同演習や
八咫烏警察へのインターン
プロの実践訓練見学etc…これらは
君たちにとっても必ずプラスになるだろう
そして、これからのヒーロー社会を支える礎にもなると期待している」
『まぁまだそんなにピンと来ないよねぇ
みんな八咫烏警察の事もそんなに
知らないだろうし』
ヒーローと八咫烏警察の円滑なやり取りが
可能になる
それの有用性については
これから徐々に感じていけばいい
「ちなみに、公平を期すために彼女にも
試験を受けてもらっているよ!
まぁ、彼女は八咫烏高校の入試首席合格者で
あり、実績もある
…試験も無くても良かったんだが…
まぁそこは彼女の個性と人となりを見るのにね!
さぁ!お話はこれくらいにして
聞きたいことはまだまだあるだろうが
後はこぶしで語り合ってくれ」
『改めてよろしくねぇ!個性は見ての通り飛べるよ!
人1人くらいなら一緒にかかえて飛んでいけるかな』
「みんなにはおなじみなヒーロー基礎学だ!
そして記念すべき夜羽少女の初授業!くぅー!光栄だ!」
ーーーーー
校長室での会話は後ほど。
USJ後に出てきますん