ー死神篇ー
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
翌日、お互い非番だったこともあり、久しぶりひよ里に会いに行こうと現世へと向かう。
アジトの場所は変わっていないようで、ハッチの張る結界さえ懐かしく感じる。
「ひよ里ーっ!いるー?」
ドアを開け中へと入ると共に、ビュンと横切る霊圧は背後へと向かい、大きな音を立てた。
「久しぶりやなァ、ハゲシンジ。相変わらずペタンコの踏みやすい顔しとんなァ!」
「ひよ里、お前コラァ...」
「何やねん!謝らへんぞ!」
「ちゃんと謝れ、ボケ!」
「真子、大丈夫...?」
彼の顔へ手を翳し回道で鼻血を止める。
蹴られる平子に羅武に頭をどつかれるひよ里。
私達に感動の再開なんてものはない。
お互いの近情を報告が終われば話題は尸魂界に移っていて、今の護廷はどうなのかと聞くひよ里に先日の阿近の話をする。
「はーッ。相変わらず生意気なやっちゃなァ」
「大人になってて驚いちゃった。でもモテるらしいよ。クールなのが良いって」
「なんや、あんなクソガキに惚れたんか?」
「もぅ、そーゆーことじゃないよ。」
「莉音ちゃんは真子くん一筋ですぅ。」
「きっしょ。まだハゲと付き合っとったんか!やめとき、こないだなんかヒメのこと初恋やー言うとったで」
「なに本気にしとんねん!冗談やろ!」
「言っとったよな、羅武!嘘あらへんで!」
「ひよ里、お前なァ...」
「真子はリサも初恋でしょ?可愛い子に目がないの。許してあげて?ね?ひよ里」
「なんでウチが許すねん。関係ないわ!」
「だって私のこと心配してくれてるんでしょ?大丈夫だよ、ありがとう。」
「んな訳あるか!ハゲと付き合うんならお前もハゲや!ハゲ同士、勝手に仲良くしとき!」
「ふふっ、ひよ里、可愛いっ」
「ウチはもぉ寝る!さっさと帰り!」
顔を真っ赤にし、そっぽを向く彼女は褒められることに慣れないようでドスドスと音を立て何処か行ってしまった。
ローズとハッチには会えなかったが、顔を出すだけのつもりだったので、私達もアジトを後にし浦原商店へと向かった。