ごうほうろり?
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尚SIDE
えー…っと、何故こうなったんでしょうか?
「………」
「………」
「………」
入間さんを送り出して、洗濯して、洗い物をして、掃除をして。
家事を一通り終わらせて、食材の買い出しに行った帰りに道でばったり青棺さんに会った。
「お…買い物か?」
「はい、お夕飯とかの食材を買いに…青棺さんは、お仕事ですか?」
「おう、ひと段落着いたからタバコ買いにな。すっかり銃兎の家に馴染んでんな」
ぽんぽんっと青棺さんに頭を撫でられて、買い物袋がいつの間にか青棺さんの手に…。
「ついでだ。送ってく」
「あ、良いんですか?」
「気にすんなって」
「ありがとうございます」
「…左馬刻?」
「あ″?」
「…?」
道に停めてある車に乗ろうと扉を開けた時、後ろから声をかけられて振り返ると、
緑と赤のオッドアイの青年がいて、その青年の姿を見た途端に青棺さんの目付きが変わった。
「――チッ…誰かと思えば、クソ偽善者の山田一郎くんじゃねぇか…。おいここヨコハマだぞ?
他人のシマで何やってんだぁ? あ″ぁ!?」
「仕事でたまたま来てたんだよ。別にテメェに用なんざ……あ?」
「?」
「………」
青棺さんと見詰め合って(睨み合って)いた山田さんが、私に気付いて黙り込んだ。
(…ヤクザ(左馬刻)に、黒塗りの車に乗せられそうになってる、女の子………犯罪!!!)
――ガシッ! グイッ!!
「ぅわ…っんぶ!」
カッと山田さんが目を見開いたと思ったら、次の瞬間 二人の間にいた私は勢いよく手を引かれて
…気が付いたら山田さんに抱き締められていた。
「テメェ左馬刻ッ! 元々見損なってたが、更に見損なう事になるとはな!!
ついに堕ちるトコまで堕ちやがったなこのクソ野郎!!!」
「あ″ぁ!? 何勘違いしてやがんだテメェ!! つーかソイツ放せや!!」
「うるせぇ!! テメェはクソだが、女には手を出さねぇって思ってた。だが…
よりによってこんな未成年の大人しそうな子を何処に連れて行こうってんだよ!? 明らかに犯罪だろ!?」
私の頭と背中に腕を回してギュウウ…と抱き締める山田さん。どうやら私の事を
『ヤクザに連れて行かれそうになっている未成年』だと思っているようで、
助けようとしてくれているみたいです。ですが、初対面の男性に抱き締められてびっくりして固まっていると、青棺さんが更に声を荒げる。
「ソイツは俺たちのチームで保護してんだよ!! 勘違いで突っ走ってんじゃねぇよこのダボがッ!!
あとなぁ…ソイツは俺やお前より年上だッ!!!」
「は?…え、マジ……っスか?」
「………はぃ…」
ポカンとした顔で、私を抱き締めたまま見下ろす山田さんに、小さく頷くと、
山田さんは『ン″ン……ッ』と何だか唸り声?みたいな声を出したかと思ったら、青棺さんにまた怒鳴った。
えー…っと、何故こうなったんでしょうか?
「………」
「………」
「………」
入間さんを送り出して、洗濯して、洗い物をして、掃除をして。
家事を一通り終わらせて、食材の買い出しに行った帰りに道でばったり青棺さんに会った。
「お…買い物か?」
「はい、お夕飯とかの食材を買いに…青棺さんは、お仕事ですか?」
「おう、ひと段落着いたからタバコ買いにな。すっかり銃兎の家に馴染んでんな」
ぽんぽんっと青棺さんに頭を撫でられて、買い物袋がいつの間にか青棺さんの手に…。
「ついでだ。送ってく」
「あ、良いんですか?」
「気にすんなって」
「ありがとうございます」
「…左馬刻?」
「あ″?」
「…?」
道に停めてある車に乗ろうと扉を開けた時、後ろから声をかけられて振り返ると、
緑と赤のオッドアイの青年がいて、その青年の姿を見た途端に青棺さんの目付きが変わった。
「――チッ…誰かと思えば、クソ偽善者の山田一郎くんじゃねぇか…。おいここヨコハマだぞ?
他人のシマで何やってんだぁ? あ″ぁ!?」
「仕事でたまたま来てたんだよ。別にテメェに用なんざ……あ?」
「?」
「………」
青棺さんと見詰め合って(睨み合って)いた山田さんが、私に気付いて黙り込んだ。
(…ヤクザ(左馬刻)に、黒塗りの車に乗せられそうになってる、女の子………犯罪!!!)
――ガシッ! グイッ!!
「ぅわ…っんぶ!」
カッと山田さんが目を見開いたと思ったら、次の瞬間 二人の間にいた私は勢いよく手を引かれて
…気が付いたら山田さんに抱き締められていた。
「テメェ左馬刻ッ! 元々見損なってたが、更に見損なう事になるとはな!!
ついに堕ちるトコまで堕ちやがったなこのクソ野郎!!!」
「あ″ぁ!? 何勘違いしてやがんだテメェ!! つーかソイツ放せや!!」
「うるせぇ!! テメェはクソだが、女には手を出さねぇって思ってた。だが…
よりによってこんな未成年の大人しそうな子を何処に連れて行こうってんだよ!? 明らかに犯罪だろ!?」
私の頭と背中に腕を回してギュウウ…と抱き締める山田さん。どうやら私の事を
『ヤクザに連れて行かれそうになっている未成年』だと思っているようで、
助けようとしてくれているみたいです。ですが、初対面の男性に抱き締められてびっくりして固まっていると、青棺さんが更に声を荒げる。
「ソイツは俺たちのチームで保護してんだよ!! 勘違いで突っ走ってんじゃねぇよこのダボがッ!!
あとなぁ…ソイツは俺やお前より年上だッ!!!」
「は?…え、マジ……っスか?」
「………はぃ…」
ポカンとした顔で、私を抱き締めたまま見下ろす山田さんに、小さく頷くと、
山田さんは『ン″ン……ッ』と何だか唸り声?みたいな声を出したかと思ったら、青棺さんにまた怒鳴った。