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「――新郎、我愛羅さん。貴方は尚さんを生涯妻とし、
幸せや喜びを共に分かち合い、悲しみや苦しみは共に乗り越え、永遠に愛することを誓いますか?」
「誓います」
「では…新婦、尚さん。貴女は我愛羅さんを生涯夫とし、
幸せや喜びを共に分かち合い、悲しみや苦しみは共に乗り越え、永遠に愛することを誓いますか?」
「はい、誓います」
「では指輪の交換を…」
我愛羅が尚の左手をそっと取って、薬指に指輪を嵌め、
尚も我愛羅の手に指輪を嵌める。
二人が結ばれた瞬間に、カンクロウはバキと共に号泣し、
木の葉から来た綱手をはじめ、ナルトやサクラ、他里の長達も心から二人を祝福した。
誓いのキスを交わす場面では、砂の里のマツリやユカタ、木の葉のサクラ、
その場にいたくノ一全員がうっとりと、羨まし気に、
かつ自分もいつかは…と妄想にふけりながら二人を見ていた。
「我愛羅!おめでとうだってばよ!」
ばしんっと我愛羅の背を叩くナルトに、我愛羅は微笑みを返す。
「ああ、ありがとうナルト」
式は場所を変えて、立食パーティーのようになり主役二人も、
少し動きやすいながらも華やかなドレスとタキシードにお色直しして皆の輪に加わる。
「いいなぁ…尚さんスッゴイ素敵!」
「ほんと綺麗~」
「サクラちゃん、マツリちゃん、ありがとう」
「幸せにしてやれよ~?我愛羅」
「無論だ」
ニヤニヤと顔を覗き込むナルトに、我愛羅は不適に笑って見せる。
皆に祝福されて、幸せに包まれて、晴れて二人は夫婦になった…。
そして、それから一年後…。
「あー、うあー…」
おくるみの中から小さな手が伸び、我愛羅の頬に触れる。
「きゃあっあうー!」
「楽しいか?守羅(しゅら)」
「だうー!」
「そうか」
生まれたばかりの息子を抱いて、我愛羅はゆっくりと腕を揺らす。
その顔は優しく、温かい父親のソレだ。
「あ、やっぱりここにいた」
部屋の扉が開き、顔を出した妻に我愛羅は微笑む。
「仕事が暇になると、すぐに守羅のところにいくんだから」
もうっと言いながら、尚の表情は穏やかだ。
我愛羅の側に寄って、抱かれている守羅を覗き込む。
「ご機嫌だね~守羅」
「あうー!きゃはは!」
両親が揃って嬉しいのか、守羅は満面の笑みで二人に手を伸ばす。
守羅は外見は我愛羅に似ている。赤い髪に翡翠の瞳、
何故か生まれつき目の周りに隈のようなアザがある。我愛羅にそっくりだ。
我愛羅曰く、ふとした時の仕草は尚に似ているらしい。
我愛羅は温かな命を愛おしみながら、傍らの最愛の妻を抱き寄せ、頬にキスを落とした。
「ふふっなあに?我愛羅」
「いや、したくなっただけだ。まさか、こんなにも幸せな日が来るとは…
オレが、妻を持ち、父親になるなど想像もしていなかった。
今、オレが在るのも、この幸せも、全て尚のおかげだ…ありがとう」
すりすりと、尚の首筋に頬を寄せて囁くと、くすぐったそうに尚が肩をすくめた。
「私が今幸せなのも、我愛羅のおかげなんだよ?
貴方が私を縛っていた全てから、私を解放してくれた…ありがとう」
額を合わせながらお互いに笑い合う。全てが幸せに満ち、愛おしく感じる。
「だぁうー!」
大人しかった守羅が、心なしかムッとして二人を見上げていた。
「あらあら、ボクも構えー!って言ってる」
「そうむくれるな」
柔らかな守羅の頬に二人がキスを落とすと、守羅が嬉しそうに笑った。
幸せや喜びを共に分かち合い、悲しみや苦しみは共に乗り越え、永遠に愛することを誓いますか?」
「誓います」
「では…新婦、尚さん。貴女は我愛羅さんを生涯夫とし、
幸せや喜びを共に分かち合い、悲しみや苦しみは共に乗り越え、永遠に愛することを誓いますか?」
「はい、誓います」
「では指輪の交換を…」
我愛羅が尚の左手をそっと取って、薬指に指輪を嵌め、
尚も我愛羅の手に指輪を嵌める。
二人が結ばれた瞬間に、カンクロウはバキと共に号泣し、
木の葉から来た綱手をはじめ、ナルトやサクラ、他里の長達も心から二人を祝福した。
誓いのキスを交わす場面では、砂の里のマツリやユカタ、木の葉のサクラ、
その場にいたくノ一全員がうっとりと、羨まし気に、
かつ自分もいつかは…と妄想にふけりながら二人を見ていた。
「我愛羅!おめでとうだってばよ!」
ばしんっと我愛羅の背を叩くナルトに、我愛羅は微笑みを返す。
「ああ、ありがとうナルト」
式は場所を変えて、立食パーティーのようになり主役二人も、
少し動きやすいながらも華やかなドレスとタキシードにお色直しして皆の輪に加わる。
「いいなぁ…尚さんスッゴイ素敵!」
「ほんと綺麗~」
「サクラちゃん、マツリちゃん、ありがとう」
「幸せにしてやれよ~?我愛羅」
「無論だ」
ニヤニヤと顔を覗き込むナルトに、我愛羅は不適に笑って見せる。
皆に祝福されて、幸せに包まれて、晴れて二人は夫婦になった…。
そして、それから一年後…。
「あー、うあー…」
おくるみの中から小さな手が伸び、我愛羅の頬に触れる。
「きゃあっあうー!」
「楽しいか?守羅(しゅら)」
「だうー!」
「そうか」
生まれたばかりの息子を抱いて、我愛羅はゆっくりと腕を揺らす。
その顔は優しく、温かい父親のソレだ。
「あ、やっぱりここにいた」
部屋の扉が開き、顔を出した妻に我愛羅は微笑む。
「仕事が暇になると、すぐに守羅のところにいくんだから」
もうっと言いながら、尚の表情は穏やかだ。
我愛羅の側に寄って、抱かれている守羅を覗き込む。
「ご機嫌だね~守羅」
「あうー!きゃはは!」
両親が揃って嬉しいのか、守羅は満面の笑みで二人に手を伸ばす。
守羅は外見は我愛羅に似ている。赤い髪に翡翠の瞳、
何故か生まれつき目の周りに隈のようなアザがある。我愛羅にそっくりだ。
我愛羅曰く、ふとした時の仕草は尚に似ているらしい。
我愛羅は温かな命を愛おしみながら、傍らの最愛の妻を抱き寄せ、頬にキスを落とした。
「ふふっなあに?我愛羅」
「いや、したくなっただけだ。まさか、こんなにも幸せな日が来るとは…
オレが、妻を持ち、父親になるなど想像もしていなかった。
今、オレが在るのも、この幸せも、全て尚のおかげだ…ありがとう」
すりすりと、尚の首筋に頬を寄せて囁くと、くすぐったそうに尚が肩をすくめた。
「私が今幸せなのも、我愛羅のおかげなんだよ?
貴方が私を縛っていた全てから、私を解放してくれた…ありがとう」
額を合わせながらお互いに笑い合う。全てが幸せに満ち、愛おしく感じる。
「だぁうー!」
大人しかった守羅が、心なしかムッとして二人を見上げていた。
「あらあら、ボクも構えー!って言ってる」
「そうむくれるな」
柔らかな守羅の頬に二人がキスを落とすと、守羅が嬉しそうに笑った。