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SKET DANCE
ゆめうつつ
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ボクの彼女が可愛すぎる。
一般的に見て絶世の美女かと言われると、恐らくそうではない。しかし、ボクの目に映る彼女は世界で1番可愛い。
「椿くん!今の時期、菜の花畑が綺麗なんだって!今週末行こうよ」
「ああ」
ほら、見たか?眩しいまでのあの笑顔。
この守りたい笑顔、ボクにしか向けられない。
「おっす椿、やってるか?」
「む、なんだ」
「ボッスンおはよー」
「はよー。柊木、コレやるよ。A組の中谷さんがくれてよー」
「美味しそう、ありがとう!」
「あ、ちょつと!」
「?」「どうした?」
藤崎が牡丹にお菓子を渡した。
牡丹が、ボクの大好きな笑顔を藤崎に見せてしまった。
「牡丹…困る」
「?」
「藤崎が牡丹に惚れてしまう」
「は!?」
「その最高に可愛い笑顔は、ボクにだけ向けてくれ」
そう口走ってしまえば、牡丹の顔がボンっと赤くなる。
「イチャイチャするのに俺を巻き込むな!」
彼が去った後の生徒会室は、ボクと牡丹しかいなくて静かだ。
「…恥ずかしいよ」
「大丈夫だ、照れてる牡丹も可愛い」
「椿くん、普段そんなこと言わないじゃん」
「頭の中では毎秒言ってる。牡丹、好きだ」
「ひっ…えっと、私も好き…」
ほら、可愛い。
どうしてこんなにも牡丹は可愛いんだろうな。
ボクにだけ、可愛い牡丹の全てを見せてくれ。
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