暁は、坂本…正確には、坂本竜司と牢の中を探索していた。

竜司「なぁ、早くここでないとな。」

すると、鎧の兵とともに王様がやってきた。

その王様は…鴨志田だった。

竜司「！？鴨志田！」

そのあと、カモシダと鎧兵が牢の中に入ってきて処罰を下そうとして
暁は、突然何かに覚醒した。

覚醒した暁は、兵たちを倒し竜司と共に牢を出た。

二人は、途中に猫のような生き物 モルガナに出会う。
そのモルガナも、暁と同じ力を持っていた。

モルガナによると、ペルソナという力だと言う。

暁はモルガナに、女の子を見なかったかと聞くと、兵が女の子を連れて行くのを見たと言った。

竜司「早くそこ行って連れて帰らねぇと…」

暁「あぁ、そうだな。」

モルガナ「こっちだ！あの女の子泣きそうだったからなっ！」

モルガナを先頭に、夢のいる所へ駆けていく。

モルガナが、連れてきたのはメインホールだった。

「来ないでっ！この変態！」

カモシダ「おいおい、いいだろ？お前はオレのなんだから」

暁達の前では、夢とカモシダが言い合いをしていた。

「私は、貴方のものじゃない！」

そう、夢が言うとカモシダは彼女の首を絞める

暁「！？夢！！」

竜司「冬咲！」

暁は、モルガナと共にペルソナを使った。
カモシダは、シャドウという兵を出してきた。
そして、夢を床に叩き落とす。

「っ…。ぃゃ…」

暁「夢！すぐに逃げろ！」

そう、暁は叫ぶが夢は動けなかった。

「ぃゃ…いや…」

暁「…そのままでいいのか？」

そう、暁に言われ夢はハッとする

「っ…私はこんなのに屈しない…！」

『やっとだね…やっと…この溢れ出る嫌な思いをぶつけられるね…さぁ、開けてはならない箱を開けよう！私は、貴女の力になる』

夢の頭に聞こえる少女の声。

「うん、そうだね。力を貸して！パンドラ！」

夢は、暁と同じようにペルソナ使いへと覚醒した。