Margaret
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あれから一回家に帰って荷物持ってきたよ。
帰ってすぐに出れるように、昨日荷物まとめておいたんだ。
それで、今どこに居るのかというと、、、
四喜「琴、着いたよ。」
四喜の家の前です。
琴「あぁ、、、うん、、、。」
四喜「迷うかもしれないから、後ろ着いてきて。」
琴「、、、迷う、、、うん、迷う、、、。」
四喜の家って兄弟が多いって聞いたから
結構大きいのかなって思ってたけど、
まさかこんなに大きい家だとは思わなかった。
The,豪邸 みたい。
もしかして神沢家ってお金持ちとかなのかな。
それから、庭? みたいな所を通って、玄関らしき扉の前に来ました。
扉の高さは、僕の身長の二倍ぐらいあると思う。
「ガチャ(四喜が扉を開けた音)」
四喜「ただいまー」
琴「お邪魔します。」
家の中に入った瞬間視界の中に入ってきたのは、
すごく長くて横幅が広い、赤いロングマットが敷かれている廊下。
あ、本当の豪邸だ。
???「おかえりー♪」
誰か来た、、、もしかして四喜の兄弟?
僕よりも身長が高い男性。年上の方かな?
???「さぁ、早くあがってー、君もねー♪」
琴「はい。、、、え!?あっ!」
その男の人に手首を引っ張られる。
びっくりした、、、。
てか、足が早すぎる。
し、四喜、ヘルプ、、、!
四喜「俺も後から遅れて、そっちに向かうから。」
そこは助けてよ!
『そっちに向かう』って、どっかの部屋にむかってるのかな。
え、待って。
この人って、僕が家出してこの家にお邪魔することって
知ってるの?