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Calla lily


「ピピピッピピピッ…(タイマーの鳴る音)」


あ、もう6時半か。

朝ご飯食べに行こう。

―――

今日の朝ご飯はフレンチトーストだった。

とろとろしててすごく美味しい。


二禱「まあ、スパイになったら人を殺すことになるから、
   慣れないとな。大丈夫そうか?」

琴「うん。大丈夫だよ、僕人殺したことあるから。」

三榱「、、、っ!ゲホッ、ゲホッ、、!」

五竭「え、人殺したことあるの!?」

琴「え、、、うん。あるけど、、、。」

四喜「待って俺そんなこと聞いてないけど。」

琴「だって言ってないから。」


そんなに驚くことなのかな。

人を殺すことなんて日常茶飯事なのに、、、。

今まで3000人ぐらいは殺してるんじゃないかな。


三榱「え!?じゃなんであのとき、殺し屋をやってるって
   言わなかったの!?」

琴「え。殺し屋じゃないよ、、、。
  僕がやってるのは“なんでも屋”。」

一簣「なんでも屋?」

琴「うん。依頼が僕のできる範囲だったらそれを受けるの。」


ただ、その依頼に人を殺してくれっていうのが多くて。


二禱「だからここ数年、大勢の人数が殺されているのか、、、。」

一簣「ちなみに、一番最初に殺したのは誰?」

琴「確か母親。」


うるさくて殺したんだっけ。

殺した後は今度父親のほうがうるさくなったな、、、。

『人殺し!お前のせいで死んだんだぞ!!』って。

その後、虐待? っていうのを受けてた。

だから多分痛感覚は鈍くなってると思うよ。


二禱「殺したのは何歳?」

琴「7歳かな、、、。」

四喜「早いな、、、。」

五竭「うん、、、。普通は7歳ぐらいの子供はあまり筋肉が発達
   してないから成人女性の肉を切り落とすのは難しいはず。」

琴「あ、切り落としてはないよ。
  ただ、ちょっとだけ首を締めただけ。」

一簣「どうやって絞め殺したの、、、?」

琴「テコの原理を使って。」


なんでそんな質問をしてくるんだろう。


三榱「、、、頭脳が発達しすぎじゃなーい?」

四喜「確かに、そうだな、、、。」

五竭「、、、もしかしてだけど、琴お姉ちゃんがアルビノだから
   とか、、、?」
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