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「もー!もーう!」
「狸らしくしなよ」
「誰があんたのお遊びに乗りますか!年休下さい!」
「だから、君にはないんだってば」
「もう!」
「それじゃ牛だよ」
「何が悪い!」
事務室の昼下がり。いつも元気いっぱいの俺の部下、伏龍が雄叫びを上げる。それに合わせて愛らしい尻尾がぴょこぴょこと揺れるのだが、いかんせんそれに和んでいられる状況ではない。お屋形様の眼前なのだ。神妙にしなければ…というのは建前で、本音は下手に存在感を出してターゲットにされては敵わないからだ。
「もーむかつく!何でいつも私ばっかり!私…」
伏龍の雄叫びが止まる。見れば、邪悪な笑みを湛えた狸が一匹。
「そうだよ…。お屋形様…さっきのクッキー、あるだけ持ってきてください。ばら撒いてあげます」
「ん?ばら撒くって、つまり?」
「お屋形様は、私だけが動物になるのとみーんな動物になっちゃうの、どっちが好きですか?」
「それ、わざわざ私に聞くかい?」
始まったぞおい。俺は早々に匙を投げた。伏龍とお屋形様が組んじまったじまった時点でアンストッパブルだ。
「狸らしくしなよ」
「誰があんたのお遊びに乗りますか!年休下さい!」
「だから、君にはないんだってば」
「もう!」
「それじゃ牛だよ」
「何が悪い!」
事務室の昼下がり。いつも元気いっぱいの俺の部下、伏龍が雄叫びを上げる。それに合わせて愛らしい尻尾がぴょこぴょこと揺れるのだが、いかんせんそれに和んでいられる状況ではない。お屋形様の眼前なのだ。神妙にしなければ…というのは建前で、本音は下手に存在感を出してターゲットにされては敵わないからだ。
「もーむかつく!何でいつも私ばっかり!私…」
伏龍の雄叫びが止まる。見れば、邪悪な笑みを湛えた狸が一匹。
「そうだよ…。お屋形様…さっきのクッキー、あるだけ持ってきてください。ばら撒いてあげます」
「ん?ばら撒くって、つまり?」
「お屋形様は、私だけが動物になるのとみーんな動物になっちゃうの、どっちが好きですか?」
「それ、わざわざ私に聞くかい?」
始まったぞおい。俺は早々に匙を投げた。伏龍とお屋形様が組んじまったじまった時点でアンストッパブルだ。