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お屋形様ったら、ここに住んでる癖して食堂を使った事がないっていうんだもの。誘うっきゃない。
ーー切間創一@食堂
「へえ、こんな風になってたんだ」
「そうなんですよ。あの長ーい列の最後尾に並んで注文するんです。しかもその後は料理持って席を探すんです」
「なんて非効率」
「否定しない」
ま、並びましょうぜお屋形様。そう言って並ぼうとした所で料理長が慌ててこっちへやってきた。
「おおおお屋形様!ご注文こちらでお伺いします!」
「あ、大丈夫ですよ。今日はこの感じを楽しむ日なんで」
「そうだったの?」
「違うんですか?」
「君が言うならそれでいいよ」
「よしよし」
正解がわからなくなっている料理長に無理矢理ご納得いただき、私達は最後尾に着いた。
「これ、君毎日やってるの?」
「そうですよう。昼休憩まで料理作りたくないですし」
「でも昼休憩をこの列に費やすのもナンセンスじゃない?」
「言えてますね。大事なのは友達と来る事です」
「何か変わるの?」
「話してると早く感じません?」
「私そもそも並ばないから」
「それも寂しい話ですね」
「そうかな?」
「そうですよ。中身の無い話をする時間です」
「今みたいに?」
「今みたいに」
「なら悪くない」
「よかった。じゃあ今度可愛いだけのパフェとか降って湧いたような外国のデザートとか食べに行きましょうよ」
「それ楽しいの?」
「モノは試しですよう」
「君は適当だね」
「存じております」
「そういうとこ大好き」
「それも存じております。さ、もうすぐオーダーですよ。何にします?」
ーー切間創一@食堂
「へえ、こんな風になってたんだ」
「そうなんですよ。あの長ーい列の最後尾に並んで注文するんです。しかもその後は料理持って席を探すんです」
「なんて非効率」
「否定しない」
ま、並びましょうぜお屋形様。そう言って並ぼうとした所で料理長が慌ててこっちへやってきた。
「おおおお屋形様!ご注文こちらでお伺いします!」
「あ、大丈夫ですよ。今日はこの感じを楽しむ日なんで」
「そうだったの?」
「違うんですか?」
「君が言うならそれでいいよ」
「よしよし」
正解がわからなくなっている料理長に無理矢理ご納得いただき、私達は最後尾に着いた。
「これ、君毎日やってるの?」
「そうですよう。昼休憩まで料理作りたくないですし」
「でも昼休憩をこの列に費やすのもナンセンスじゃない?」
「言えてますね。大事なのは友達と来る事です」
「何か変わるの?」
「話してると早く感じません?」
「私そもそも並ばないから」
「それも寂しい話ですね」
「そうかな?」
「そうですよ。中身の無い話をする時間です」
「今みたいに?」
「今みたいに」
「なら悪くない」
「よかった。じゃあ今度可愛いだけのパフェとか降って湧いたような外国のデザートとか食べに行きましょうよ」
「それ楽しいの?」
「モノは試しですよう」
「君は適当だね」
「存じております」
「そういうとこ大好き」
「それも存じております。さ、もうすぐオーダーですよ。何にします?」