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「OK、でも、まるきりモテないって事は無い筈ですよ、OK?」
「しかし銅寺立会人、聞いた事あるんか?」
「…あ、部下から聞いた話ですけど!」
銅寺立会人は語り出す。
ーーーーーーーーーー
彼女がいつも通り立会人を捌いていた時、「女神ー!」と大きな声と共に、櫛灘立会人が飛び込んで来たそうだ。大きな花束を片手に。
「うわ櫛灘さん、どうしたんですかそれ」
「買ってまいりました!」
「おおう…なんでまた」
「本日の取り立ての途中、花屋を見つけました!そしてこの櫛灘、気付いたのです。この事務室に足りないのは花であると!」
「あー確かに、殺風景ですもんねえ。ありがとうございます。飾りますね」
「是非!入り口の両脇に3本ずつ、カウンターに8本、女神の机に3本になるよう買ってまいりました!」
「あはは、そんなに花瓶ありませんよう」
彼女は朗らかに笑うと、住居スペースに花瓶になるものを取りに行った。
ーーーーーーーーーー
「櫛灘立会人はノーカンじゃろ」
「ネタ枠でしょうが」
「お二人とも…扱いが不憫すぎませんか?」
「ええか、そもそも真面目に狙っとる女を女神呼びしようとは考えん。櫛灘は除外じゃ」
「可哀想に…あんなに真面目に崇拝しているのに…」
「そういうところが駄目なんじゃ」
「しかも薔薇17本だろ?最悪じゃねえか」
「わ、能輪立会人」
能輪がニヤニヤと話に乱入してきたので、しっしっと追い払う。それを銅寺立会人がにこやかに止めて「何故17本じゃダメなんですか?」と聞き、話に招き入れた。温和なことである。
「オメェ、だからモテねえんだよ。いいか?17本の薔薇の意味は、絶望的な愛だぜ」
「あー」という声が3つ重なる。流石櫛灘立会人だ。引きが悪い。
「じゃ、お前くらいか、求愛しとんのは。のう能輪立会人」
「いや、そうとも言えねえぜ。だってよ…」
「しかし銅寺立会人、聞いた事あるんか?」
「…あ、部下から聞いた話ですけど!」
銅寺立会人は語り出す。
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彼女がいつも通り立会人を捌いていた時、「女神ー!」と大きな声と共に、櫛灘立会人が飛び込んで来たそうだ。大きな花束を片手に。
「うわ櫛灘さん、どうしたんですかそれ」
「買ってまいりました!」
「おおう…なんでまた」
「本日の取り立ての途中、花屋を見つけました!そしてこの櫛灘、気付いたのです。この事務室に足りないのは花であると!」
「あー確かに、殺風景ですもんねえ。ありがとうございます。飾りますね」
「是非!入り口の両脇に3本ずつ、カウンターに8本、女神の机に3本になるよう買ってまいりました!」
「あはは、そんなに花瓶ありませんよう」
彼女は朗らかに笑うと、住居スペースに花瓶になるものを取りに行った。
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「櫛灘立会人はノーカンじゃろ」
「ネタ枠でしょうが」
「お二人とも…扱いが不憫すぎませんか?」
「ええか、そもそも真面目に狙っとる女を女神呼びしようとは考えん。櫛灘は除外じゃ」
「可哀想に…あんなに真面目に崇拝しているのに…」
「そういうところが駄目なんじゃ」
「しかも薔薇17本だろ?最悪じゃねえか」
「わ、能輪立会人」
能輪がニヤニヤと話に乱入してきたので、しっしっと追い払う。それを銅寺立会人がにこやかに止めて「何故17本じゃダメなんですか?」と聞き、話に招き入れた。温和なことである。
「オメェ、だからモテねえんだよ。いいか?17本の薔薇の意味は、絶望的な愛だぜ」
「あー」という声が3つ重なる。流石櫛灘立会人だ。引きが悪い。
「じゃ、お前くらいか、求愛しとんのは。のう能輪立会人」
「いや、そうとも言えねえぜ。だってよ…」