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第二楽章


ふ、と一息つく。なんとか作戦はうまく行ったようだ。突発的過ぎる作戦ではあったがまあなんとかなった。
さて、どうするかな。

何を聞き出そうか。

何を吐いてもらおうか。

…いや別に、拷問がしたい訳じゃあないんだけど。
ある程度のことはせっかくの機会なので聞き出しておきたい。

お宅の指揮官の思惑、とかね。


そんな不敵なことを考えながら、地下牢の鎖に繋がれた赤髪の青少年を見つめた。


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