君に出逢う為にうまれてきた【番外編】
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⚠️平和時空 本編後 オリジナル
⚠️捏造設定あります
⚠️超短いです
彼は生まれた時から特別だった。雪のように白い髪と一点も曇りのない澄み渡る空のような色をした蒼い瞳を持ち、顔立ちも整っており、引く手数多の美貌を持つ男だ。浮世離れした姿もそうだが、何より特別なのは生まれ持った力のせいだろう。
五条家相伝の術式〝無下限呪術〟とその〝無下限呪術〟を最大限に発揮出来る特別な眼〝六眼〟を持って生まれた彼は、その才能を遺憾なく発揮し、ついに現代の呪術界の頂点まで上り詰めた。この才能もあり、幼少期から甘やかされて育ち、本人も何でもそつなくこなせる事が出来たことから、何一つ不自由なく生きていた。しかし、そこまでの過程を見てみると、決して楽なものではなかった。
強すぎるあまり、子どもの頃から莫大な懸賞金をかけられていたこともあった。学生時代でもその強さは留まることを知らない……頭角を現し、多くの人に強烈な印象をうえつけた。そんな彼は高専で、自身の人生を大きく揺るがす人間達と出会う。たった三人の同期、数少ない後輩達……ここで彼は、多くの出会いと別れを経験し、最強を経て特級呪術師となる。今でも彼は思う……この時代が一番楽しかったと。だってこの時代は、自分にとってたった一人の親友や、最期まで共にいると誓った最愛のパートナーと出会えた時代なのだから。
そんな青い春の時代を終えて、大人になった彼は、今もなお最強の呪術師として君臨し、高専では教員として後進育成に力を注いでいる。自分だけ最強でも意味が無い、自分に並ぶ強く聡い仲間を育てる為、日夜教職と呪術師として忙しい毎日を送っている。
今日も今日とて現代最強の呪術師は、遠方の出張を終えて高専に戻ってきた。今の時間帯だと、多くの生徒は高専にある寮に戻っている頃だろうか。そういえば、出張を終えたら寮の共有スペースに来て欲しいと妻から連絡があった。最愛の妻の頼みならば、やるべき事はただ一つ。仕事をしている場合では無い、今すぐ寮の共有スペースに行かなければ。自身の業務を放り投げて、寮に向かう彼。寮の扉を開けるとそこには────────────。
パーンッ!
虎「五条先生、誕生日おめでとう〜!」
伏「おめでとうございます。」
野「今日くらいその胡散臭い目隠し、外しなさいよね!」
真「悟にしては随分時間かかったな。」
パ「野薔薇と真希は祝う気ないだろう。俺はちゃんと祝うけどな。悟、オメデトウ。」
狗「いくら!めんたいこ!」
貴「狗巻くんは祝ってるけど、パンダくんだって棒読みの時点で祝う気ないでしょ。まぁ……いっか。五条先生、誕生日おめでとうございます!」
乙「五条先生、おめでとうございます!」
彼の教え子達がクラッカーを持って立っていた。そして彼を見るなり、クラッカーを鳴らし、お祝いの言葉を述べた。そう……12月7日は彼、五条悟が生まれた日であった。部屋には所々リースや風船の飾り付け、机には豪華な料理の数々、中でも一際大きいケーキが真ん中に居座っていた。
彼は、驚きのあまり大きく目を見開いてると、教え子達の後ろから私が箱を持って彼の目の前に立つ。
貴2「悟、誕生日おめでとうございます!こうして毎年貴方の生まれた日をお祝いできて嬉しいです。ずっと愛しています……。」
そう言ってプレゼントを彼に渡した私。少し恥ずかしいのですが、愛の言葉も添えて……。教え子達からのからかいの視線も気になりますが、そんなもの気にしません。この想いはきっと何年経っても変わらない。これから先もずっと最愛の彼と一緒に人生を歩んでいきたいから。日頃の感謝も込めて伝えるのです。
気になる夫の反応は……─────────
五「ありがとう、みんな。そんなみんなの思いに答えて、これからもグレートティーチャー五条先生はビシバシ鍛えていくからね!そして、僕の最愛の妻の凛、本当にありがとう。僕も愛しているよ……それこそ学生の頃からずっと僕の方が好きだったんだから、今更この想いは変わらないからね!本当にありがとう!僕は今、とぉ〜っても幸せだよ!」
目隠しをはずし、綺麗な蒼い瞳から透明な雫をチラリと見せ、笑いながら私達の輪に加わるのだった──────。
END
12月7日 Happy Birthday
五条先生
⚠️捏造設定あります
⚠️超短いです
彼は生まれた時から特別だった。雪のように白い髪と一点も曇りのない澄み渡る空のような色をした蒼い瞳を持ち、顔立ちも整っており、引く手数多の美貌を持つ男だ。浮世離れした姿もそうだが、何より特別なのは生まれ持った力のせいだろう。
五条家相伝の術式〝無下限呪術〟とその〝無下限呪術〟を最大限に発揮出来る特別な眼〝六眼〟を持って生まれた彼は、その才能を遺憾なく発揮し、ついに現代の呪術界の頂点まで上り詰めた。この才能もあり、幼少期から甘やかされて育ち、本人も何でもそつなくこなせる事が出来たことから、何一つ不自由なく生きていた。しかし、そこまでの過程を見てみると、決して楽なものではなかった。
強すぎるあまり、子どもの頃から莫大な懸賞金をかけられていたこともあった。学生時代でもその強さは留まることを知らない……頭角を現し、多くの人に強烈な印象をうえつけた。そんな彼は高専で、自身の人生を大きく揺るがす人間達と出会う。たった三人の同期、数少ない後輩達……ここで彼は、多くの出会いと別れを経験し、最強を経て特級呪術師となる。今でも彼は思う……この時代が一番楽しかったと。だってこの時代は、自分にとってたった一人の親友や、最期まで共にいると誓った最愛のパートナーと出会えた時代なのだから。
そんな青い春の時代を終えて、大人になった彼は、今もなお最強の呪術師として君臨し、高専では教員として後進育成に力を注いでいる。自分だけ最強でも意味が無い、自分に並ぶ強く聡い仲間を育てる為、日夜教職と呪術師として忙しい毎日を送っている。
今日も今日とて現代最強の呪術師は、遠方の出張を終えて高専に戻ってきた。今の時間帯だと、多くの生徒は高専にある寮に戻っている頃だろうか。そういえば、出張を終えたら寮の共有スペースに来て欲しいと妻から連絡があった。最愛の妻の頼みならば、やるべき事はただ一つ。仕事をしている場合では無い、今すぐ寮の共有スペースに行かなければ。自身の業務を放り投げて、寮に向かう彼。寮の扉を開けるとそこには────────────。
パーンッ!
虎「五条先生、誕生日おめでとう〜!」
伏「おめでとうございます。」
野「今日くらいその胡散臭い目隠し、外しなさいよね!」
真「悟にしては随分時間かかったな。」
パ「野薔薇と真希は祝う気ないだろう。俺はちゃんと祝うけどな。悟、オメデトウ。」
狗「いくら!めんたいこ!」
貴「狗巻くんは祝ってるけど、パンダくんだって棒読みの時点で祝う気ないでしょ。まぁ……いっか。五条先生、誕生日おめでとうございます!」
乙「五条先生、おめでとうございます!」
彼の教え子達がクラッカーを持って立っていた。そして彼を見るなり、クラッカーを鳴らし、お祝いの言葉を述べた。そう……12月7日は彼、五条悟が生まれた日であった。部屋には所々リースや風船の飾り付け、机には豪華な料理の数々、中でも一際大きいケーキが真ん中に居座っていた。
彼は、驚きのあまり大きく目を見開いてると、教え子達の後ろから私が箱を持って彼の目の前に立つ。
貴2「悟、誕生日おめでとうございます!こうして毎年貴方の生まれた日をお祝いできて嬉しいです。ずっと愛しています……。」
そう言ってプレゼントを彼に渡した私。少し恥ずかしいのですが、愛の言葉も添えて……。教え子達からのからかいの視線も気になりますが、そんなもの気にしません。この想いはきっと何年経っても変わらない。これから先もずっと最愛の彼と一緒に人生を歩んでいきたいから。日頃の感謝も込めて伝えるのです。
気になる夫の反応は……─────────
五「ありがとう、みんな。そんなみんなの思いに答えて、これからもグレートティーチャー五条先生はビシバシ鍛えていくからね!そして、僕の最愛の妻の凛、本当にありがとう。僕も愛しているよ……それこそ学生の頃からずっと僕の方が好きだったんだから、今更この想いは変わらないからね!本当にありがとう!僕は今、とぉ〜っても幸せだよ!」
目隠しをはずし、綺麗な蒼い瞳から透明な雫をチラリと見せ、笑いながら私達の輪に加わるのだった──────。
END
12月7日 Happy Birthday
五条先生