京都姉妹校交流会
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三「憐だ〜!久しぶり〜!会いたかったです!!」
霞も会いたがってくれてたみたいだ。
貴「元気だった?久々に会えたし、良かったら交流会終わったらどこか遊びに行かない?」キャッキャッ
三「それいいね〜!どこ行こうかな〜!」キャッキャッ
野「なんでここだけフレンドリーな空間が出来上がってんだよ……。」
禪「ちょっと霞、私達は遊びに来た訳じゃないのよ。」
歌「はーい、内輪で喧嘩しない。それに三輪、憐!アンタ達遊びに行けるほど余裕ないでしょ!……まったくこの子らは。」準1級術師 京都校引率 庵歌姫
霞と楽しく話していたら、歌姫先生に咎められてしまった。うっ……確かにそんな余裕ないかもしれない……最悪ボコボコにされて終わる!!
貴/三「「……。」」ズーン|||……
貴「歌姫先生厳しい……。」
三「でも正論すぎて、反論出来ません……。」
さっきまで楽しくキャッキャッ話してたのに、私と霞のテンションは一気に降下した。まぁ、そうだよね……。そんなに上手くいくわけない、私達は甘く考えすぎてる……。交流会はそんなに甘くないよね。
歌「で……あの馬鹿は?」
パ「悟は遅刻だ。」
真「あの
伏「誰もバカが五条先生のこととは言ってませんよ。」
貴「相変わらずの信頼のなさで笑っちゃう。多分五条先生の付き添いで姉さんも来るの遅れてるんだと思うけど……あっ。」
遠目から見えてしまった……こちらに走ってくる姉さんと箱を台車に載せながら走ってくる五条先生の姿が。
貴2「歌姫先輩、京都校の皆さん、そして東京校の皆……この度は遅れてしまって申し訳御座いません……!こちらが主催なのに、お迎え出来ず本当に申し訳御座いません……!ほら、悟も早く!皆さんに謝りなさい!」
五「おまたー!!」
貴2「悟ー!!💢」
姉さんはここまで走ってくると、息を切らしながら深々と頭を下げ、申し訳なさそうに謝っていた。いわゆる直角90度の綺麗な謝罪だった。そして相変わらず姉さんに怒られてる五条先生……割と頻繁に見られる光景だ。
歌「チッ……五条悟!……別に気にしなくていいのよ凛!!どうせ悪いのは全部あの
三(五条悟!!)
そういえば霞、五条先生のファンだったっけ……。実はあの打ち合わせの時も楽巌寺学長と共に東京校に来ており、ツーショット撮ってもらったって嬉しそうに言ってたな……。歌姫先生は歳上なのに、昔から五条先生から舐められているらしく、先輩を敬えっていつも怒っていた。ちなみに私と姉さんは歌姫先生大好きなので、礼儀正しく接していたらアンタ達良い子……!!って言われて泣かれました。歌姫先生も五条先生の事で苦労してるんだよね……。
五「……間に合わなかったか〜。でもまぁいっか!」
五条先生はキョロキョロ見回した後、少し悩む仕草をしていたが、気にせず話し始めた。
五「やぁやぁ皆さんおそろいで〜。私、出張で海外に行ってましてね……。」
パ「急に語り始めたぞ。」
五「はい、お土産。京都の皆にはとある部族のお守りを……歌姫のはないよ。」
歌「いらねぇよ!!💢」
五条先生は荷台を押しながら中央に来て、京都校の人達におみやを配り始めた……何あの不気味な人形。私だったら絶対にいらない。
五「そして東京都の皆にはコチラ!!」
野「ハイテンションな大人って無気味ね。」
貴「ずっと気になってたんですけど、その箱の中身はなんですか?」
なんかいつもより五条先生のテンションが高い気がする……なんだろう、この感覚……どこか懐かしい。そしてずっと気になっている荷台の上の箱。そこそこ大きい箱だ……人間1人なら座れば余裕で入れそう……。凄く気になる……何が入ってるの。
五「憐気になってるんだね〜。大丈夫……君の期待以上な事が起こるから。ではご紹介しましょう……。故人の虎杖悠仁くんでぇーっす!!」
虎「はい!!おっぱっぴー!!」べーーーーん
貴「…………ぇっ。」
私の中で頑張って蓋をしたものが、一気に溢れ出そうになった。