京都姉妹校交流会
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主に一年生を鍛える意味での稽古に憐も合流し、交流会の打ち合わせから約1ヶ月後……遂に京都校との交流会の日が、やってきた。
この日野薔薇は浮かれていた。手持ちの鞄には、京都観光マップが記載された雑誌をいれ、観光、泊まる時に必要な物をスーツケースに入れて、旅行気分のまま仲間の元に向かった。
そして仲間達と合流した時、驚きの声を上げた。
野「なっ?!なんで皆手ぶらなのー!?」
真/貴/パ/狗/伏「「「「「??????」」」」」
パ「オマエこそなんだその荷物は。」
野「何って……これから京都でしょ?」
野薔薇以外は全員手ぶらだったのだ。一体どうなってるのだと思った。実は野薔薇が誤解した原因は、ちょっとした言葉の相違だった。
野「京都で 姉妹校交流会……。」
パ「京都の 姉妹校と 交流会だ……東京で。」
野「うそでしょ〜〜〜?!」
真「どうりで最近会話が噛み合わないわけだ。」
伏「ですね。」
貴「京都行く気だったんだね💧」
だからあんなに新しい服買ってたのか……観光用のだったんだ。
パ「去年勝った方の学校でやんだよ。」
野「勝ってんじゃねーよ!!!バカ!!!」
パ「俺らは去年出てねーよ。去年は人数合わせで憂太が参加したんだ。」
真「【里香】の解呪前だったからな。圧勝だったらしいぞ……京都でやったから見てねーけど。つーか、その辺はオマエの方が詳しいんじゃねぇか……オマエも憂太と一緒に行っただろ……憐。」
貴「えっ?!……。」
真希……このタイミングで私に振るとか鬼なの?絶対野薔薇ちゃんの怒りの矛先が私に向くじゃん!
野「どういう事ですか?……憐先輩?」
笑顔で愛用の武器を手に持ちながら、聞くの辞めて欲しい。……しかも、普段野薔薇ちゃん使わないのになんでこんな時だけ敬語なの?!
貴「……じ、実は結局その里香が出てきちゃった事もあって……、憂太も強くて……圧倒的な差で勝ったの……。私はその里香を止める為の保険だったんだけど、私が出ても止まらなくて……でも、参加はしてないから!……だから、私はギリギリセーフよね?」
かと言ってこれだと憂太が悪い事になっちゃうのか……どうしよう。
パ「あれ……オマエそんな理由で連れてかれたのか?俺達てっきり、憂太が寂しがるから連れてったのかと……。」
困っていると、パンダくんがとんでもない爆弾を落としてきた。
狗「しゃけ。」
真「あぁ。」
その内容に同意する狗巻くんと真希……ちょっと待って。いくらなんでもそんな理由な訳ないじゃん!
貴「な、何それぇ?!なんでそんな事に?!?!っていうか今までそんな理由で連れてかれたと思ってたの?!そんな訳ないじゃん!憂太がそれくらいで寂しがる訳ないよ!それに結局止められなかったしね……。はぁ〜……私ってば何の役にも立ってない……|||」
憂太の名誉の為にも、今ここでちゃんと訂正しておかなきゃいけないけど、かつての自分の無能さまで思い出してきて、へこんでしまった。
パ(連れてかれた本当の理由はどうあれ、割と憂太そういう所あるぞ……憐が自分の視界から消えただけで、すぐ探しに行こうとするからな。……そばに居ないと落ち着かないんだろうな。)
真(だがコイツはそれをあまり理解してねぇ……。憂太は隠す気ねぇから分かりやすいのに、なんで当の本人が一番分かってねぇんだよ。……そういえばコイツら……元々距離感おかしい幼馴染同士だったな……恋人同士になったからってそれは変わらねぇか。)
真/パ/狗「「「…………ハァー。」」」
真希、パンダくん、狗巻くんはお互いに顔を見合わせた後、深くため息をついていた……なんで?!
野「大体は分かったわ……つまりはその乙骨憂太と憐先輩が悪いんでしょ!?許さんぞ乙骨憂太ー!!神崎憐ー!!」
貴「なんでフルネーム!?!?うっ……役に立たなくてごめんなさい……!とりあえず勝っちゃってごめんなさい……!」
そう言って野薔薇ちゃんはキレながら、私の体をガクガクと揺らしてきたので、揺さぶられながら謝りました……。
この日野薔薇は浮かれていた。手持ちの鞄には、京都観光マップが記載された雑誌をいれ、観光、泊まる時に必要な物をスーツケースに入れて、旅行気分のまま仲間の元に向かった。
そして仲間達と合流した時、驚きの声を上げた。
野「なっ?!なんで皆手ぶらなのー!?」
真/貴/パ/狗/伏「「「「「??????」」」」」
パ「オマエこそなんだその荷物は。」
野「何って……これから京都でしょ?」
野薔薇以外は全員手ぶらだったのだ。一体どうなってるのだと思った。実は野薔薇が誤解した原因は、ちょっとした言葉の相違だった。
野「京都
パ「京都
野「うそでしょ〜〜〜?!」
真「どうりで最近会話が噛み合わないわけだ。」
伏「ですね。」
貴「京都行く気だったんだね💧」
だからあんなに新しい服買ってたのか……観光用のだったんだ。
パ「去年勝った方の学校でやんだよ。」
野「勝ってんじゃねーよ!!!バカ!!!」
パ「俺らは去年出てねーよ。去年は人数合わせで憂太が参加したんだ。」
真「【里香】の解呪前だったからな。圧勝だったらしいぞ……京都でやったから見てねーけど。つーか、その辺はオマエの方が詳しいんじゃねぇか……オマエも憂太と一緒に行っただろ……憐。」
貴「えっ?!……。」
真希……このタイミングで私に振るとか鬼なの?絶対野薔薇ちゃんの怒りの矛先が私に向くじゃん!
野「どういう事ですか?……憐先輩?」
笑顔で愛用の武器を手に持ちながら、聞くの辞めて欲しい。……しかも、普段野薔薇ちゃん使わないのになんでこんな時だけ敬語なの?!
貴「……じ、実は結局その里香が出てきちゃった事もあって……、憂太も強くて……圧倒的な差で勝ったの……。私はその里香を止める為の保険だったんだけど、私が出ても止まらなくて……でも、参加はしてないから!……だから、私はギリギリセーフよね?」
かと言ってこれだと憂太が悪い事になっちゃうのか……どうしよう。
パ「あれ……オマエそんな理由で連れてかれたのか?俺達てっきり、憂太が寂しがるから連れてったのかと……。」
困っていると、パンダくんがとんでもない爆弾を落としてきた。
狗「しゃけ。」
真「あぁ。」
その内容に同意する狗巻くんと真希……ちょっと待って。いくらなんでもそんな理由な訳ないじゃん!
貴「な、何それぇ?!なんでそんな事に?!?!っていうか今までそんな理由で連れてかれたと思ってたの?!そんな訳ないじゃん!憂太がそれくらいで寂しがる訳ないよ!それに結局止められなかったしね……。はぁ〜……私ってば何の役にも立ってない……|||」
憂太の名誉の為にも、今ここでちゃんと訂正しておかなきゃいけないけど、かつての自分の無能さまで思い出してきて、へこんでしまった。
パ(連れてかれた本当の理由はどうあれ、割と憂太そういう所あるぞ……憐が自分の視界から消えただけで、すぐ探しに行こうとするからな。……そばに居ないと落ち着かないんだろうな。)
真(だがコイツはそれをあまり理解してねぇ……。憂太は隠す気ねぇから分かりやすいのに、なんで当の本人が一番分かってねぇんだよ。……そういえばコイツら……元々距離感おかしい幼馴染同士だったな……恋人同士になったからってそれは変わらねぇか。)
真/パ/狗「「「…………ハァー。」」」
真希、パンダくん、狗巻くんはお互いに顔を見合わせた後、深くため息をついていた……なんで?!
野「大体は分かったわ……つまりはその乙骨憂太と憐先輩が悪いんでしょ!?許さんぞ乙骨憂太ー!!神崎憐ー!!」
貴「なんでフルネーム!?!?うっ……役に立たなくてごめんなさい……!とりあえず勝っちゃってごめんなさい……!」
そう言って野薔薇ちゃんはキレながら、私の体をガクガクと揺らしてきたので、揺さぶられながら謝りました……。