京都姉妹校交流会
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パ「東京校、京都校、それぞれの学長が提案した勝負方法を1日ずつ。2日間かけて行う。つってもそれは建前で、初日が団体戦だ。2日目が個人戦って毎年決まってる。」
狗「しゃけ。」
野「個人戦、団体戦って……戦うの!?呪術師同士で!?」
真「あぁ……殺す以外なら何してもいい呪術合戦だ。 」
パ「逆に殺されない様ミッチリしごいてやるぞ。」
呪術高専のもう1校、京都校との交流会は殺人以外は何でもありな呪術合戦。呪術師同士の戦闘に驚くも、ある事に気づいた野薔薇。
野「……ん?っていうかそんな暇あんの?人手不足なんでしょ?呪術師は。」
パ「い〜い質問ですね……今はな。冬の終わりから春までの人間の陰気が、初夏にドカッと呪いとなって現れる。繁忙期って奴だ。」
詳しく書くと冬から春までの間、冬季憂鬱(12月〜2月)、自律神経の乱れ(3月)、環境の変化(4月)、五月病(5月)などの人間の陰気が夏の初めに纏めて呪いとなってくる仕組みだ。
真「年中忙しいって時もあるが、ボチボチ落ち着いてくると思うぜ。」
野「へぇ〜〜。」
粗方意味を理解した野薔薇は、気の抜けた返事を返す。
真「で……やるだろ?仲間が死んだんだもんな。」
伏/野「「やる」」
真希の誘いに即答する伏黒と野薔薇。
伏/野((俺は……/私は……))
伏/野((強くなるんだ……そのためなら、なんだって。))
二人のやる事は決まっていた……自分が弱いばかりに、特級の呪いには為す術なく、
野「でもしごきも交流会も、意味ないと思ったら即やめるから。」
伏「同じく。」
だからこそ、意味がないものと自身が判断した場合、例え先輩のしごきでも、交流会も即やめると強気に宣言する伏黒、野薔薇に───
真「ハッ。」
パ「まぁ、こん位生意気な方がやり甲斐あるわな。」
狗「おかか。」
各々感心する二年生達だった。
野「そういえば憐先輩は?仲が良いのよね?」
伏「……先輩方と一緒にいないのは珍しいですね。任務ですか?」
真/パ/狗「「「…………。」」」
二年生達の纏う空気が変わった……何故か雰囲気が暗くなり一斉に口を噤んだ。
野「なんで黙るのよ?」
パ「スマンな……いや憐とはもう知り合いだった事に驚いてな。そうだな……大事な仲間だ。」
狗「しゃけ。」
真「……今は体調不良で寝込んでる。……憐の事はいい、さっさとやるぞ。」
雰囲気の変わりように驚いたが、今はあまり詮索をしない方が良いと判断し、先を行く二年生達について行く伏黒と野薔薇だった。