京都姉妹校交流会
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乙骨 side
五条先生と話していた内容を振り返りながら、ミゲルさんに大まかに説明した。
乙「五条先生と話して確信した……今、憐は虎杖くんの死を受けて、一人で我慢しているんだ。里香ちゃんの時のような事を繰り返しちゃいけないと彼女も分かってる……。辛いけど周りを頼らないように……きっと自分一人で乗り越えられるように、僕にも隠してるんだ。」
僕の彼女に関しての見解を、ミゲルさんは口を挟まず静かに聞いていた。
乙「……憐は、自分が人一倍弱い事を気にしていた。任務で一緒になった時も、自分の事を気にせず敵に集中してってよく言われるんだ。彼女は自分が守られる事を良しとしない。……一人で乗り越える事を強さだと思っている所がある。」
鍛錬を重ね、任務をこなす彼女の頑張っている姿を見ているから、僕は手を出さず黙って見守った方がいいのかもしれない。
乙「頑張って強くなろうとしてるのなら、邪魔はしたくない。……だけど、僕は───。」
打ち明けようか悩んでいると、今まで黙って聞いていたミゲルさんが口を開いた。
ミ「本当ハ自分ヲ頼ッテ欲シイ、守リタイッテ事ダロウ……?」
乙「!!」
ミゲルさんに自分の思っている事を当てられて、思わず驚いてしまった。
ミ「ソノ反応ガ、オマエノ答エダ……。躊躇ウ理由ナンテアルノカ?大事ナ女ナンダロ……短イ期間シカ一緒二居ナイ俺デモ分カルゼ。」
乙「……。」
ミ「自分ノ気持チ二素直二ナレッテヨク言ウダロ……オマエガイナイ間モ、俺ハ探シテヤルカラ行ッテコイ。ジャナイト、後デ後悔シタッテ遅インダカラナ。」
乙「……ありがとう、ミゲルさん。答えは決まってたんだ……。一人でやれるだけが強さじゃない……。周りを頼る事だって強さだと思うんだ……辛い時こそ一番に僕を頼って欲しい……彼女を守りたいんだ。……その為に、僕は強くなったんだから。」
ミゲルさんの言葉のおかげで、迷いは消えた。
あの日から、僕の想いは変わらない……。
憐が今苦しんでいるのなら……助けを求められないのなら……僕のやる事はただ一つ。
全ては愛する君の為 ──────
待っててね憐……すぐ君のもとへ帰るから……。
五条先生と話していた内容を振り返りながら、ミゲルさんに大まかに説明した。
乙「五条先生と話して確信した……今、憐は虎杖くんの死を受けて、一人で我慢しているんだ。里香ちゃんの時のような事を繰り返しちゃいけないと彼女も分かってる……。辛いけど周りを頼らないように……きっと自分一人で乗り越えられるように、僕にも隠してるんだ。」
僕の彼女に関しての見解を、ミゲルさんは口を挟まず静かに聞いていた。
乙「……憐は、自分が人一倍弱い事を気にしていた。任務で一緒になった時も、自分の事を気にせず敵に集中してってよく言われるんだ。彼女は自分が守られる事を良しとしない。……一人で乗り越える事を強さだと思っている所がある。」
鍛錬を重ね、任務をこなす彼女の頑張っている姿を見ているから、僕は手を出さず黙って見守った方がいいのかもしれない。
乙「頑張って強くなろうとしてるのなら、邪魔はしたくない。……だけど、僕は───。」
打ち明けようか悩んでいると、今まで黙って聞いていたミゲルさんが口を開いた。
ミ「本当ハ自分ヲ頼ッテ欲シイ、守リタイッテ事ダロウ……?」
乙「!!」
ミゲルさんに自分の思っている事を当てられて、思わず驚いてしまった。
ミ「ソノ反応ガ、オマエノ答エダ……。躊躇ウ理由ナンテアルノカ?大事ナ女ナンダロ……短イ期間シカ一緒二居ナイ俺デモ分カルゼ。」
乙「……。」
ミ「自分ノ気持チ二素直二ナレッテヨク言ウダロ……オマエガイナイ間モ、俺ハ探シテヤルカラ行ッテコイ。ジャナイト、後デ後悔シタッテ遅インダカラナ。」
乙「……ありがとう、ミゲルさん。答えは決まってたんだ……。一人でやれるだけが強さじゃない……。周りを頼る事だって強さだと思うんだ……辛い時こそ一番に僕を頼って欲しい……彼女を守りたいんだ。……その為に、僕は強くなったんだから。」
ミゲルさんの言葉のおかげで、迷いは消えた。
あの日から、僕の想いは変わらない……。
憐が今苦しんでいるのなら……助けを求められないのなら……僕のやる事はただ一つ。
全ては愛する君の為 ──────
待っててね憐……すぐ君のもとへ帰るから……。