3月7日
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────── 3月7日 憂太の誕生日当日
次の日、憐達はいつものように高専で勉学、体術の訓練、呪術の特訓etc……をして過ごした。いつもと違う事と言ったら、この日は任務で朝から乙骨がいないことだろう。特級呪術師となれば、任務の質も量も桁違いに増え、その分厄介な任務となる。また今回の任務は東京から遠く離れた地方の呪いを祓う任務らしく、帰宅するのも遅くなると乙骨から聞いていた憐は、早速授業終了後に皆を招集し、パーティーの準備に取り掛かった。
そのパーティーの準備もとても楽しかった。皆で飾り付けをし、バルーンをふくませたり、自分だけじゃない皆も彼を祝いたいと思って準備をしてくれた事が、とても嬉しかった。
貴(憂太にも見せてあげたかったな……。こんなにも貴方は色んな人に愛されてるんだよって。)
そんなこんなで、飾り付けも終わり、料理を並び終え、パーティーの準備を終えた憐達は乙骨が任務から帰ってくるのを待った。
時計の短針が9をさしても彼は帰ってこなかった。帰ってくる気配がなかったので、任務を把握している五条に聞いたところ
五「憂太自身は無事らしいよ。任務の呪い自体は祓えたらしいんだけど、その後に連鎖して色んな呪いが出てきちゃったみたいで片付けてたら、遅くなっちゃってるみたい。」
どうしてこんな日に限って、そんなめんどくさい任務を入れたのよ……思わず五条をジト目で見てしまう憐。
だけど、もう遅い時間の為集まってもらった皆には申し訳ないが、今日はやめて、明日開こうと提案し、パーティー用の飾り付け、料理、ケーキなど諸々を片付け、虎杖達に帰って貰った。
貴(私は待ってたいから待ってよう……でもせっかくの憂太の誕生日なのに……。)
しょうがない、自分とは違って強くなった彼は、万年呪術師不足なこの業界にとっては非常に大事な人材なのである。どこに行っても引っ張りだこでとても優しい彼の事だ、任務の呪いを祓い終わっても他の呪いが出たら、その地にいる人達の為にも自分の身なんかにのつぎで祓いまくっているだろう。
貴(自分の誕生日なんかどうでも良いと思ってる?……もしかして忘れてるの?……でもありえるだろうな……自分の事なんか全然気にしないもんね憂太は。)
小さい頃から見てきたから知ってる……他人優先で、自分の事なんかお構い無し、とても優しくて、友達や里香の事を凄く大切にしている所とか……
私の事もよく気にかけてくれるし、大事にしてくれる所とか、彼の好きなところは沢山ある。沢山あるし、分かっているつもりだ。
貴(気づけば23時過ぎてる……今日はもう帰ってこないのかな。)
彼へのプレゼントを持って椅子に座り込む私。気に入ってくれるか分からないけど、大人になると使う場面も増えてくるから、あげて間違いは無いと姉さんに言われて買ったけど、出来れば1番に渡したいし当日に渡したい。
貴(一番におめでとうって伝えたい……。だって憂太が生まれて一番感謝してるのって……私だと思うから。)
ガチャッ
そう考えていると、遠くの方から扉が開く音が聞こえた。
次の日、憐達はいつものように高専で勉学、体術の訓練、呪術の特訓etc……をして過ごした。いつもと違う事と言ったら、この日は任務で朝から乙骨がいないことだろう。特級呪術師となれば、任務の質も量も桁違いに増え、その分厄介な任務となる。また今回の任務は東京から遠く離れた地方の呪いを祓う任務らしく、帰宅するのも遅くなると乙骨から聞いていた憐は、早速授業終了後に皆を招集し、パーティーの準備に取り掛かった。
そのパーティーの準備もとても楽しかった。皆で飾り付けをし、バルーンをふくませたり、自分だけじゃない皆も彼を祝いたいと思って準備をしてくれた事が、とても嬉しかった。
貴(憂太にも見せてあげたかったな……。こんなにも貴方は色んな人に愛されてるんだよって。)
そんなこんなで、飾り付けも終わり、料理を並び終え、パーティーの準備を終えた憐達は乙骨が任務から帰ってくるのを待った。
時計の短針が9をさしても彼は帰ってこなかった。帰ってくる気配がなかったので、任務を把握している五条に聞いたところ
五「憂太自身は無事らしいよ。任務の呪い自体は祓えたらしいんだけど、その後に連鎖して色んな呪いが出てきちゃったみたいで片付けてたら、遅くなっちゃってるみたい。」
どうしてこんな日に限って、そんなめんどくさい任務を入れたのよ……思わず五条をジト目で見てしまう憐。
だけど、もう遅い時間の為集まってもらった皆には申し訳ないが、今日はやめて、明日開こうと提案し、パーティー用の飾り付け、料理、ケーキなど諸々を片付け、虎杖達に帰って貰った。
貴(私は待ってたいから待ってよう……でもせっかくの憂太の誕生日なのに……。)
しょうがない、自分とは違って強くなった彼は、万年呪術師不足なこの業界にとっては非常に大事な人材なのである。どこに行っても引っ張りだこでとても優しい彼の事だ、任務の呪いを祓い終わっても他の呪いが出たら、その地にいる人達の為にも自分の身なんかにのつぎで祓いまくっているだろう。
貴(自分の誕生日なんかどうでも良いと思ってる?……もしかして忘れてるの?……でもありえるだろうな……自分の事なんか全然気にしないもんね憂太は。)
小さい頃から見てきたから知ってる……他人優先で、自分の事なんかお構い無し、とても優しくて、友達や里香の事を凄く大切にしている所とか……
私の事もよく気にかけてくれるし、大事にしてくれる所とか、彼の好きなところは沢山ある。沢山あるし、分かっているつもりだ。
貴(気づけば23時過ぎてる……今日はもう帰ってこないのかな。)
彼へのプレゼントを持って椅子に座り込む私。気に入ってくれるか分からないけど、大人になると使う場面も増えてくるから、あげて間違いは無いと姉さんに言われて買ったけど、出来れば1番に渡したいし当日に渡したい。
貴(一番におめでとうって伝えたい……。だって憂太が生まれて一番感謝してるのって……私だと思うから。)
ガチャッ
そう考えていると、遠くの方から扉が開く音が聞こえた。