第2章
夢小説設定
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五条先生がそう言うと、私以外の三人が同意する……。なんで皆同意してるの?
貴「ちょっと待って……なんで私が原因の一つになるの?確かに乙骨くんから色々聞かれて教えてはいるけど、私にも分からないことがあるから、そしたら真希やパンダくんにバトンタッチするし……それに皆だってちゃんと会話してるじゃん。」
自惚れない自惚れない……。自分だって思ってしまったら後で違った時に、勝手にショック受けてしまうから。これはあくまで私達の予想なんだから、憂太に押しつけは良くない。
五「……先は長いね憂太。(頑張れ……憂太)」
貴2「そうですね……。(我が妹ながら鈍感ですね。……頑張ってください、憂太くん。)」
狗「すじこ。」
パ「(可哀想だな、憂太……。)確かに真希も楽しそうだ。今まで武具同士の立ち合いってあんまなかっ……。」
パ(天啓……!!!)
パ「憂太ァ!!!ちょっと来い!!カマン!!」
憂太をあわれみ出したと思ったら、突如パンダくんは憂太を大声で、近くに来るように叫んだ。
(今度はどうしたのパンダくん……?)
乙「どうしたの?パンダ君。」
憂太も不思議そうな顔をしながら、真希との組手を一旦中断してパンダくんの元にきた。
パ「超大事な話だ!!心して聞け!!……オマエ、巨乳派?微乳派?」
貴/ 乙((今?!))
なんて事聞いてるのよ……。内容が聞こえてしまった私は、呆れておもわずジト目で二人を見てしまった。すると、憂太はこちらを、チラチラ見ながら小さい声で話していた。その声は小さくてあまり聞き取れなかった。……まぁどちらにしても、そんな事私には関係ないのだけど。
乙(どうしよう……憐ちゃんが居るのにな……でも聞こえてないよね……?)チラッ
貴「??」
乙「あんまり気にしたことないんだけど……。」
パ「ふんふん。」
乙「人並みに大きいのは好きかと……。」
パ「ほっほーう。」
乙(それに、憐ちゃんなら、どんな大きさでも構わない……って何か僕……変態みたいじゃない?!?!)
パ(まぁ、どちらにせよ俺は真希も憂太も応援するつもりだからな。……だけど憂太のこの返答……。)
憂太は顔が少し赤くなっていた。それに対しパンダくんは、小声でワイ談が終わったかと思ったら、今度は真希を呼び出した。
パ「真希!!」
真「あ?」
パ「脈アリデーーーーース!!!」
貴「……え??」
パンダくんは手で輪っかを作り、真希にサインを出していた。あれ絶対真希怒ると思うけどな……。大方巨乳派と答えたのかな憂太は……。
(別にいいし……真希の方が大きいもんね。男の人は皆大きい方が好きだもんね。五条先生だってそうだし……。)
貴2「……??何ですか?憐。」
貴「……別になんでもないよ。」
思わず姉さんを見てしまった私は悪くない。私から見て、バストは姉さん>真希>私の関係……スタイルも姉さんや真希は抜群だけど、私は多分標準だし……別にいいもん。
真「何勘違いしてんだ💢 殺すぞ!!!」
パ「照れんなや!!小学生か!!」
真「おーし殺す!!ワシントン条約とか関係ねぇかんな!!!」
やっぱり真希はパンダくん相手に怒り出した。そしてそこでも組手が開始された。
乙「……はは。なんの話かな?」
憂太は分かっていないのか、私に尋ねてきた。……好きな人だけど、鈍感すぎるのも傷ね。
貴「……知らない。」
乙「え……憐ちゃん??なんで怒ってるの?!」
貴「……知らないったら知らない。自分で考えてみれば?」
乙「え〜……。」
憂太は、私の返答で尚更困ったのか、今度は狗巻くんの方に顔を向けるが、
狗「……こんぶ。」
狗巻くんの言っていることがよく分からなかったのか、二人して沈黙した。
乙(憐ちゃんには聞こえてないはずなのに、なんであんなに怒ってるんだろう。それに狗巻君のことは、まだよく分かんなくて、ちょっとだけ怖ったり……。)