忠実な彼ほど牙を剥く
30分後、長谷部が部屋に戻ってきた。
部屋に入ってくるや否や審神者の体を優しく抱き締めた。
「長谷部?」
「俺はいつでもあなたの味方です。この先もずっと」
「どうしたんだ?急に」
審神者の問いかけに返答はなくただ何も言わずにぎゅっと抱き締めていた。
そんな長谷部に不思議に思いつつも
「とりあえず、今日はありがとう。やはり長谷部に頼んで正解だった
な」
そう言ってポンポンと長谷部の背中を叩いた。するとぶわっと辺り一面に桜の花びらが舞い散った。
「俺は主のお役に立てましたでしょうか?」
「もちろんだ。助かったよ」
「それは良かった…………あ。す、すみません!!!!」
気がつけばそこら中桜の花びらでいっぱいだったのと、ずっと抱きしめていたことにハッとして審神者から離れた。
「ほうきとちりとりを取ってきます!!」
「あ、ちょっと長谷部それならここに……。って、行ってしまった…。」
審神者の呼び止めも聞かずに足早に部屋を出ていった。
部屋に入ってくるや否や審神者の体を優しく抱き締めた。
「長谷部?」
「俺はいつでもあなたの味方です。この先もずっと」
「どうしたんだ?急に」
審神者の問いかけに返答はなくただ何も言わずにぎゅっと抱き締めていた。
そんな長谷部に不思議に思いつつも
「とりあえず、今日はありがとう。やはり長谷部に頼んで正解だった
な」
そう言ってポンポンと長谷部の背中を叩いた。するとぶわっと辺り一面に桜の花びらが舞い散った。
「俺は主のお役に立てましたでしょうか?」
「もちろんだ。助かったよ」
「それは良かった…………あ。す、すみません!!!!」
気がつけばそこら中桜の花びらでいっぱいだったのと、ずっと抱きしめていたことにハッとして審神者から離れた。
「ほうきとちりとりを取ってきます!!」
「あ、ちょっと長谷部それならここに……。って、行ってしまった…。」
審神者の呼び止めも聞かずに足早に部屋を出ていった。