成人済みヒロイン。
天使の寝顔
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ーーそれは、私がいつもの様に仕事を終え、
帰宅した時に起きた出来事だったーー
『…ただい、まー……と言っても、誰もいないけど…』
…と思いきや、事務所兼家のリビング、明かり付いてる…?
『…?』
また誰かしら遊びに来ているのかな?…と足を進めれば、ソファーに横になり、規則正しい寝息を立てている天君がいた…
『…ありゃ、天君がこんな所で寝るなんて珍しい…』
滅多に見ないその光景に、そろりソファーに近づき、そっと寝顔を盗み見る…
『…本当に、綺麗な寝顔だなー…。…そして可愛い‥!!……とは言え…』
私は、優しく天君の肩を揺らす…
『…天君ー。こんな所で寝てたら風邪引いちゃうよー!いつも私に言ってくれてるじゃん。寝るなら仮眠室行きなー。それとも悪戯されたいー?なんてね。』
「…ん」
少し身じろいたが、起きる気配は無い…
『…ありゃりゃ、まさかのガチ寝?…お疲れなのね。それもそっか。…でもだからこその…!天君ー!起きて下さいー!!』
ちょっと可哀想だけれども、強めの肩揺らしに変更して先程よりも声を張り彼を呼ぶ…すると……
「…んん…」
体を震わせたと同時に、ぼんやりと瞳が開かれ、綺麗な桃色の瞳と目が合う…
『おはよ。天君。と言ってももう夜中、だけど…駄目じゃない。こんな所で寝たら。』
苦笑を交えながら頬に触れれば…寝ぼけているのか…徐ろに天君が、そっとその手を包み込みふわりと微笑んで…
「……おはよう…舞美さん」
頬擦りしながら言われて、体中に電撃が走る…
『…(あああぁ!可愛い!可愛い過ぎるよ!天君!正に天使!もうこのまま甘やか尽くしたい!……しかし…!)ど、どうしてこんな所で寝てたの?そういうの、天君、いつも気を付けてる筈でしょう…?』
私が言えば、天君はまだ眠そうに瞬きを繰り返しながら…
「…舞美さんに…」
『ん?私…?…ごごめん、また何か』
「…舞美さん、に、会いたくて、待ってたら、寝ちゃってた…」
と言ってまた微笑む天君……あぁもう!可愛い!私を滅する気…?浄化されてしまう…!
『っ、…と、とにかく、早く仮眠室に行くよ!』
掴まれていた手をやんわり離し、何とか平静を保つフリをして、天君の腕を掴めば…
『わぁ…?!!』
逆に引かれてしまい、天君の胸に倒れ込む形となってしまった…
『(…すっごく良い匂いがする。……じゃなくて…!)ちょ、ちょっと、こら天君!』
「…嫌。」
『そ、そんな駄々っ子みたいな…(いや可愛いけれども…!!)』
「…舞美さんと、一緒に寝たい…」
『ゔ…(私はその顔に弱い…今日の天君は甘えモードなの…?!)』
「…一緒に寝てくれないのなら……」
『え…』
瞬間反転する世界…見上げれば…そこに先程の様な 天使の顔 はいなくて…代わりに 艶めいた笑み を浮かべている天君がいて…
「…悪戯、しちゃうよ…?」
唇を、ゆるりその綺麗な指先で撫でられる…年齢にそぐわないその動作は、私の心を熱くさせるには十分で……と言うか…!
『ぁ…、え……い、いつから…』
「…ん…?」
『…い、いつから起きて…』
「ふふ…いつからだと思う…?」
言いながら、彼の唇が首筋に落ちる…
『(わぁー!!わわわわ…!明日仕事入ってる…!だからこのままだと絶対駄目…!)わ、分かったから!一緒に寝るから!ストップ天君…!』
「…」
…あ、渋々離れてくれた。天君も仕事に忠実だから、止めてくれたんだ。お互いの為に……代わりにお姫様抱っこされたけど…寝室向かってくれるみたい…
「…今日はこれで我慢しますけど…明日の夜、覚悟しておいて下さいね…?」
『ひゃ…!』
と思ったら、明かりを消す寸前、その言葉を耳元で聞かされて、唇に触れるだけのキス…一瞬寝る所じゃなくなった私だけど…明後日は、休みだから…その時は、うん…甘えさせてあげよう…が、頑張ろう…!
ーどこからが、彼の計画の内…?
天使だと思いきや、やはり小悪魔、でしたー
帰宅した時に起きた出来事だったーー
『…ただい、まー……と言っても、誰もいないけど…』
…と思いきや、事務所兼家のリビング、明かり付いてる…?
『…?』
また誰かしら遊びに来ているのかな?…と足を進めれば、ソファーに横になり、規則正しい寝息を立てている天君がいた…
『…ありゃ、天君がこんな所で寝るなんて珍しい…』
滅多に見ないその光景に、そろりソファーに近づき、そっと寝顔を盗み見る…
『…本当に、綺麗な寝顔だなー…。…そして可愛い‥!!……とは言え…』
私は、優しく天君の肩を揺らす…
『…天君ー。こんな所で寝てたら風邪引いちゃうよー!いつも私に言ってくれてるじゃん。寝るなら仮眠室行きなー。それとも悪戯されたいー?なんてね。』
「…ん」
少し身じろいたが、起きる気配は無い…
『…ありゃりゃ、まさかのガチ寝?…お疲れなのね。それもそっか。…でもだからこその…!天君ー!起きて下さいー!!』
ちょっと可哀想だけれども、強めの肩揺らしに変更して先程よりも声を張り彼を呼ぶ…すると……
「…んん…」
体を震わせたと同時に、ぼんやりと瞳が開かれ、綺麗な桃色の瞳と目が合う…
『おはよ。天君。と言ってももう夜中、だけど…駄目じゃない。こんな所で寝たら。』
苦笑を交えながら頬に触れれば…寝ぼけているのか…徐ろに天君が、そっとその手を包み込みふわりと微笑んで…
「……おはよう…舞美さん」
頬擦りしながら言われて、体中に電撃が走る…
『…(あああぁ!可愛い!可愛い過ぎるよ!天君!正に天使!もうこのまま甘やか尽くしたい!……しかし…!)ど、どうしてこんな所で寝てたの?そういうの、天君、いつも気を付けてる筈でしょう…?』
私が言えば、天君はまだ眠そうに瞬きを繰り返しながら…
「…舞美さんに…」
『ん?私…?…ごごめん、また何か』
「…舞美さん、に、会いたくて、待ってたら、寝ちゃってた…」
と言ってまた微笑む天君……あぁもう!可愛い!私を滅する気…?浄化されてしまう…!
『っ、…と、とにかく、早く仮眠室に行くよ!』
掴まれていた手をやんわり離し、何とか平静を保つフリをして、天君の腕を掴めば…
『わぁ…?!!』
逆に引かれてしまい、天君の胸に倒れ込む形となってしまった…
『(…すっごく良い匂いがする。……じゃなくて…!)ちょ、ちょっと、こら天君!』
「…嫌。」
『そ、そんな駄々っ子みたいな…(いや可愛いけれども…!!)』
「…舞美さんと、一緒に寝たい…」
『ゔ…(私はその顔に弱い…今日の天君は甘えモードなの…?!)』
「…一緒に寝てくれないのなら……」
『え…』
瞬間反転する世界…見上げれば…そこに先程の様な 天使の顔 はいなくて…代わりに 艶めいた笑み を浮かべている天君がいて…
「…悪戯、しちゃうよ…?」
唇を、ゆるりその綺麗な指先で撫でられる…年齢にそぐわないその動作は、私の心を熱くさせるには十分で……と言うか…!
『ぁ…、え……い、いつから…』
「…ん…?」
『…い、いつから起きて…』
「ふふ…いつからだと思う…?」
言いながら、彼の唇が首筋に落ちる…
『(わぁー!!わわわわ…!明日仕事入ってる…!だからこのままだと絶対駄目…!)わ、分かったから!一緒に寝るから!ストップ天君…!』
「…」
…あ、渋々離れてくれた。天君も仕事に忠実だから、止めてくれたんだ。お互いの為に……代わりにお姫様抱っこされたけど…寝室向かってくれるみたい…
「…今日はこれで我慢しますけど…明日の夜、覚悟しておいて下さいね…?」
『ひゃ…!』
と思ったら、明かりを消す寸前、その言葉を耳元で聞かされて、唇に触れるだけのキス…一瞬寝る所じゃなくなった私だけど…明後日は、休みだから…その時は、うん…甘えさせてあげよう…が、頑張ろう…!
ーどこからが、彼の計画の内…?
天使だと思いきや、やはり小悪魔、でしたー
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