成人済みヒロイン。
閣下の戯れ
空欄の場合は「流畝舞美」になります
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ー段々と肌寒くなってきた季節、それは、起こったー
「ねーお姉さん、いーだろー?」
「俺等と遊ぼうよー。」
『…あの、ですから…(これは思った以上に、めんどくさい…)』
…舞美は凪砂のお勧めスイーツを食べるため、待ち合わせをしていた…
「いーじゃんー。減るもんじゃあるまいし!」
「俺等と遊んだ方が楽しいぜー?」
ところが言わいるナンパ男共に絡まれ、色々な誤魔化しを試みてはいるものの、中々彼等は引き下がららず困り果ててた状況に陥っている…
『(私は全然楽しくないのですが…?!)…ですから、何度も申し上げている通り、待ち合わせしている人がいるんです。なのでお断りします。と先程から……』
「いーからいーから!」
「はい決定ー!!」
とうとう痺れを切らした男一人が強引に舞美に手を取ろうとする…
『…(もう!こうなったら最終手段!)あのですね……っ!』
…言いながら足を踏み出すと同時に、後ろから肩ごと強い腕に引き寄せられ、耳元に響く聴き慣れた声…
「…駄目だよ。…彼女は、舞美さんは…私の、だから…」
『!…凪砂さん…!』
「は…?!」
「いきなり何なんだよ!」
「ごめんね。舞美さん。持たせてしまって…」
『い、いえ!あの早く来すぎた私が悪いので…!』
「おいこら!無視してんじゃねーぞ!」
「てか、お前アイドルの乱凪砂じゃん!人気アイドルがそんな事してていーのかよ!?」
その様子が気に入らなかったのか、ナンパ男達は捲し立てるように話す…すると凪砂は酷く冷たい目をして…
「…それは君達には関係のない事でしょう?…邪魔をしないでもらえるかな…?」
「「っっ!!!!」」
…殺気すら感じられるその物言いに男達は一目散にその場を逃げ出した…
「………はぁ。」
『…あの、すいません。凪砂さん…私のせいで嫌な思いをさせてしまって…』
…困った様に一息付いた凪砂を見て、舞美がおずおずと話す…
「…いや、私の方こそ、ごめん。…舞美さんを私以外に触らせたくなくて、冷静さに欠ける行動をしてしまった。」
『……。えっ、と…わ、私は大丈夫ですけど…ただ、目的のお店に近いから、と待ち合わせ場所を此処にしましたが、次はやっぱり人気の少ない所が良いかも知れませんね…!』
さらりと恥ずかしくなる言葉を言われ、思わず早口になる舞美…
「…もしかして私、舞美さんを、また、困らせてる…?…さっき思わず、嫌だから力任せに引き寄せてしまったし、痛かったよね…」
『えと…!それは大丈夫です!寧ろ助かりましたし!…ただ少し、恥ずかしいかな……と。』
言いながら頬を赤くし、目を逸らす舞美…
「…うん…?どうして?事実だよ。」
『っ…‼き、気を取り直して、早速行きましょうか…!』
追い打ちを掛けるその言葉に舞美はいたたまれなくなり、慌てて話を切り替える…
「うん。そうだね。…じゃあ……はい、手…」
『…え、…流石にそれは…』
「…だめ…?」
可愛らしく首を傾げ、残念そうな顔をしながら手を差し出す凪砂…
『っ…!だ、駄目ではないですけど、流石に目立ち過ぎなのでは無いかと…!』
「大丈夫だよ。いざとなれば舞美さんの事を気に入っている茨が動いてくれるし。あくまでこれは。町中でお互いに迷子にならない為の行動、だから…」
『…で、ですけど…』
「…行こう。時間が無くなってしまう。」
『あ…』
自然な流れで凪砂は舞美の手を取る…最早舞美の感情は嬉しいやら恥ずかしいやらでぐちゃぐちゃだ。
「?…舞美さん、照れてる…?」
『あ…ぅ…』
「…ふふ、可愛いね。」
『っっ…‼』
…そうしてスイーツは無事に食べられた二人ではありますが、果たして彼女にはちゃんと 味 が分かっていたのでしょうか…?
…そんな 幸せで特別な閣下の戯れ に
戸惑うばかりの舞美さんなのでした…
「ねーお姉さん、いーだろー?」
「俺等と遊ぼうよー。」
『…あの、ですから…(これは思った以上に、めんどくさい…)』
…舞美は凪砂のお勧めスイーツを食べるため、待ち合わせをしていた…
「いーじゃんー。減るもんじゃあるまいし!」
「俺等と遊んだ方が楽しいぜー?」
ところが言わいるナンパ男共に絡まれ、色々な誤魔化しを試みてはいるものの、中々彼等は引き下がららず困り果ててた状況に陥っている…
『(私は全然楽しくないのですが…?!)…ですから、何度も申し上げている通り、待ち合わせしている人がいるんです。なのでお断りします。と先程から……』
「いーからいーから!」
「はい決定ー!!」
とうとう痺れを切らした男一人が強引に舞美に手を取ろうとする…
『…(もう!こうなったら最終手段!)あのですね……っ!』
…言いながら足を踏み出すと同時に、後ろから肩ごと強い腕に引き寄せられ、耳元に響く聴き慣れた声…
「…駄目だよ。…彼女は、舞美さんは…私の、だから…」
『!…凪砂さん…!』
「は…?!」
「いきなり何なんだよ!」
「ごめんね。舞美さん。持たせてしまって…」
『い、いえ!あの早く来すぎた私が悪いので…!』
「おいこら!無視してんじゃねーぞ!」
「てか、お前アイドルの乱凪砂じゃん!人気アイドルがそんな事してていーのかよ!?」
その様子が気に入らなかったのか、ナンパ男達は捲し立てるように話す…すると凪砂は酷く冷たい目をして…
「…それは君達には関係のない事でしょう?…邪魔をしないでもらえるかな…?」
「「っっ!!!!」」
…殺気すら感じられるその物言いに男達は一目散にその場を逃げ出した…
「………はぁ。」
『…あの、すいません。凪砂さん…私のせいで嫌な思いをさせてしまって…』
…困った様に一息付いた凪砂を見て、舞美がおずおずと話す…
「…いや、私の方こそ、ごめん。…舞美さんを私以外に触らせたくなくて、冷静さに欠ける行動をしてしまった。」
『……。えっ、と…わ、私は大丈夫ですけど…ただ、目的のお店に近いから、と待ち合わせ場所を此処にしましたが、次はやっぱり人気の少ない所が良いかも知れませんね…!』
さらりと恥ずかしくなる言葉を言われ、思わず早口になる舞美…
「…もしかして私、舞美さんを、また、困らせてる…?…さっき思わず、嫌だから力任せに引き寄せてしまったし、痛かったよね…」
『えと…!それは大丈夫です!寧ろ助かりましたし!…ただ少し、恥ずかしいかな……と。』
言いながら頬を赤くし、目を逸らす舞美…
「…うん…?どうして?事実だよ。」
『っ…‼き、気を取り直して、早速行きましょうか…!』
追い打ちを掛けるその言葉に舞美はいたたまれなくなり、慌てて話を切り替える…
「うん。そうだね。…じゃあ……はい、手…」
『…え、…流石にそれは…』
「…だめ…?」
可愛らしく首を傾げ、残念そうな顔をしながら手を差し出す凪砂…
『っ…!だ、駄目ではないですけど、流石に目立ち過ぎなのでは無いかと…!』
「大丈夫だよ。いざとなれば舞美さんの事を気に入っている茨が動いてくれるし。あくまでこれは。町中でお互いに迷子にならない為の行動、だから…」
『…で、ですけど…』
「…行こう。時間が無くなってしまう。」
『あ…』
自然な流れで凪砂は舞美の手を取る…最早舞美の感情は嬉しいやら恥ずかしいやらでぐちゃぐちゃだ。
「?…舞美さん、照れてる…?」
『あ…ぅ…』
「…ふふ、可愛いね。」
『っっ…‼』
…そうしてスイーツは無事に食べられた二人ではありますが、果たして彼女にはちゃんと 味 が分かっていたのでしょうか…?
…そんな 幸せで特別な閣下の戯れ に
戸惑うばかりの舞美さんなのでした…
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