成人済みヒロイン。
セカイノオワリヲアナタト
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ーそれは突拍子も無く、突然訪れたー
『…宿儺様…私、この世の全てが嫌いです…』
…いつもの様に二人だけの空間で寛いでいれば、舞美がそう申した…
「…唐突にどうした?…俺といる事が不満になったのか…?」
…言えば舞美は直ぐ様首を横に振る…
『…滅相も御座いません。…寧ろ逆です。』
意図が分からぬ。真意を確かめたくて舞美の腕を引っ張り、膝の上に乗せ髪を撫でる…
「…なら分かるように説明せよ。」
頭を撫でられ、心地良さそうにする舞美、が次には困った様な顔をして…
『…貴方様と私以外、要らない、と言う事です。…人は、醜く汚い…』
…成る程。合点がいった…相変わらず愉快な女だ…
「…そう言う事か……ならば壊すか…?」
『…出来るのですか…?』
「…可能だ。俺とお前の力があれば、な…」
『…左様に御座いますか…では……』
…数日後、世界は滅亡した…
残ったのは、力を取り戻した王とその妃のみ…
「…これで此処には俺とお前しかおらぬ。舞美よ。」
『…はい。宿儺様。ありがとう御座います。…いつまでも貴方様と共に…』
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