成人済みヒロイン。
独占欲
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※微裏…?…何にでも嫉妬してしまう呪い王様…※
ーとある森の奥、人目につかないよう、佇む舘ー
「…」
『…』
…場にそぐわない女物の白い着物を纏う男と、それとは真逆に全身黒ずくめな洋装の格好をする女が一人…
男の方はソファーに我が物顔で足を組むように座り、自分の足元で読書をしながら紅茶を飲む女を眉をしかめながら見下ろしている…
と視線に気が付いていた女がため息を付き口を開く…
『…宿儺様…』
「…何だ。」
『…折角お見えになられたのに、今日はやけに機嫌が悪いのですね。』
…彼女は相当な間、この宿儺、と呼ばれる男と一緒にいたようで、彼の些細な気持ちの変化などを理解する事が出来るようだ…
「…誰のせいだと思っておる…」
…宿儺は眉をしかめ、更に不機嫌になる…
『?……もしかして、また私、何かしてしまいましたか?』
宿儺の方を見上げ首を傾げる彼女…
「全く、舞美…お前と言う女は本当に…」
彼は少し呆れながらも、不思議に思う彼女の頬に慈しむように手を滑らせたかと思えば、そのまま腕を掴み自分の膝の上に乗せる…
『宿儺様?』
宿儺の肩に両手を置きながら、彼女は一層不思議そうな顔をする…
「…誰の香りだ?」
『え?』
宿儺は彼女の首元に顔を埋め問う。
「…今お前が纏っている香りは、俺の知らぬ香りだ…誰の香りだ?小僧か?」
『虎杖様ですか?…彼の事は、貴方様の貴重な器ですし、この世に珍しい完璧な善人なので、好きではありますが、違いますよ?』
「では、あの伏黒とか言う餓鬼か?」
『??…彼の事も、式神が愛くるしいですし、宿儺様がお力に興味を抱いてるお方なので、好きですよ?』
聞かれた事に答えているだけだが…宿儺の機嫌はますます悪くなっていく…
『???…宿儺様?』
「よもや、あのいけ好かん厄介な借りがある呪術師ではあるまいな?」
『あり得ません。あのお方(呪術教師五条)は全てを見通している様が好ましくなく、近寄れば面倒に巻き込まれる為、近づきたいとも思いません…』
「ふむ…では俺の香が気に入らなかったのか?」
長い黒髪を撫でながら、宿儺は問う。
『とんでもない…戴いた香は大切に保管していますよ?』
「そうではない。何故俺といる時に纏わぬと聞いている。…俺は保管させる為に、渡したのではないぞ?」
『…あの、宿儺様?何か誤解されていません?…これは香水、と言う物で、好きな時に好きな香りを纏う事が出来る物なのです。私は貴方様以外誰ともこの様な事は致しません。』
…その言葉に宿儺は気分良く目を細め、口元を吊り上げる…
「…そうか…」
『それから先程の質問ですが、敢えて使わないのです。貴方様から戴いた大切な物なので……それにこうして貴方様と一緒にいれば、香りなどいつでも必然的に纏います。ですから戴いた香は、勿体なくて使えないのです。』
真顔で彼女が言えば、宿儺は愉快に笑い出す…
「くくくっ…左様であったか…にしてもお前は本当に、俺を翻弄するのが上手いなぁ‥?」
『…宿儺様が勝手に誤解されただけでは?』
「よく言う…かような素振りを見せたのはお前であろう?」
彼女は少し困ったような表情をする…
『香りにまで嫉妬されるとは思いませんでした。』
「仕方がないだろう?舞美、お前は俺の最愛なのだから…」
…すると彼女は悪戯に微笑み…
『…理解はしていたつもりですが、宿儺様はやはり独占欲がお強いのですね?』
「俺相手に、随分な物言いだな?…お前とて変わらぬだろう?…俺にその様な相手が出来たら、どうする?」
ニヤリと宿儺が笑えば、今度は彼女がくすくすと笑い出す…
『私以外に、貴方様のお相手が出来るとでも?』
思わぬ返答に一瞬ふいを突かれながらも、直ぐ様宿儺は面白くなさそうに眉を少し上げる…
「気に入らんな。その態度…」
『では、殺しますか?私を…』
「出来ぬと分かっていて言うか、悪い口だな…」
言うと同時に、ふわりと美しい笑みを浮かべる彼女の頭の後ろを掴み、自分の口元に引き寄せる宿儺…
『ふふ…心配なさらずとも私は一生貴方様のモノですよ?』
「…ならば、軽々しくこの口で、俺以外の奴等を好きなどと言うのは止めろ。内側から嫉妬の渦で焼き尽くされそうだったぞ…」
『それはそれは申し訳御座いません。…ですが、気に入っている事は事実ですの……ん‥!』
言い終えるよりも先に宿儺の口が荒々しく彼女の口を塞ぐ…
『…ん!っ!…宿、儺様…』
「戒めだ。…肯定以外は、認めぬからな‥?」
『んん……は、い…!』
「よしよし…良い子だ…」
そのまま、彼女は押し倒され、夜が更けていく…
独占欲が強いのは、お互い様…
とは言え、彼女はこれ以降出来るだけ約束を守るようになった…
香りと言葉には注意しましょう…
ーとある森の奥、人目につかないよう、佇む舘ー
「…」
『…』
…場にそぐわない女物の白い着物を纏う男と、それとは真逆に全身黒ずくめな洋装の格好をする女が一人…
男の方はソファーに我が物顔で足を組むように座り、自分の足元で読書をしながら紅茶を飲む女を眉をしかめながら見下ろしている…
と視線に気が付いていた女がため息を付き口を開く…
『…宿儺様…』
「…何だ。」
『…折角お見えになられたのに、今日はやけに機嫌が悪いのですね。』
…彼女は相当な間、この宿儺、と呼ばれる男と一緒にいたようで、彼の些細な気持ちの変化などを理解する事が出来るようだ…
「…誰のせいだと思っておる…」
…宿儺は眉をしかめ、更に不機嫌になる…
『?……もしかして、また私、何かしてしまいましたか?』
宿儺の方を見上げ首を傾げる彼女…
「全く、舞美…お前と言う女は本当に…」
彼は少し呆れながらも、不思議に思う彼女の頬に慈しむように手を滑らせたかと思えば、そのまま腕を掴み自分の膝の上に乗せる…
『宿儺様?』
宿儺の肩に両手を置きながら、彼女は一層不思議そうな顔をする…
「…誰の香りだ?」
『え?』
宿儺は彼女の首元に顔を埋め問う。
「…今お前が纏っている香りは、俺の知らぬ香りだ…誰の香りだ?小僧か?」
『虎杖様ですか?…彼の事は、貴方様の貴重な器ですし、この世に珍しい完璧な善人なので、好きではありますが、違いますよ?』
「では、あの伏黒とか言う餓鬼か?」
『??…彼の事も、式神が愛くるしいですし、宿儺様がお力に興味を抱いてるお方なので、好きですよ?』
聞かれた事に答えているだけだが…宿儺の機嫌はますます悪くなっていく…
『???…宿儺様?』
「よもや、あのいけ好かん厄介な借りがある呪術師ではあるまいな?」
『あり得ません。あのお方(呪術教師五条)は全てを見通している様が好ましくなく、近寄れば面倒に巻き込まれる為、近づきたいとも思いません…』
「ふむ…では俺の香が気に入らなかったのか?」
長い黒髪を撫でながら、宿儺は問う。
『とんでもない…戴いた香は大切に保管していますよ?』
「そうではない。何故俺といる時に纏わぬと聞いている。…俺は保管させる為に、渡したのではないぞ?」
『…あの、宿儺様?何か誤解されていません?…これは香水、と言う物で、好きな時に好きな香りを纏う事が出来る物なのです。私は貴方様以外誰ともこの様な事は致しません。』
…その言葉に宿儺は気分良く目を細め、口元を吊り上げる…
「…そうか…」
『それから先程の質問ですが、敢えて使わないのです。貴方様から戴いた大切な物なので……それにこうして貴方様と一緒にいれば、香りなどいつでも必然的に纏います。ですから戴いた香は、勿体なくて使えないのです。』
真顔で彼女が言えば、宿儺は愉快に笑い出す…
「くくくっ…左様であったか…にしてもお前は本当に、俺を翻弄するのが上手いなぁ‥?」
『…宿儺様が勝手に誤解されただけでは?』
「よく言う…かような素振りを見せたのはお前であろう?」
彼女は少し困ったような表情をする…
『香りにまで嫉妬されるとは思いませんでした。』
「仕方がないだろう?舞美、お前は俺の最愛なのだから…」
…すると彼女は悪戯に微笑み…
『…理解はしていたつもりですが、宿儺様はやはり独占欲がお強いのですね?』
「俺相手に、随分な物言いだな?…お前とて変わらぬだろう?…俺にその様な相手が出来たら、どうする?」
ニヤリと宿儺が笑えば、今度は彼女がくすくすと笑い出す…
『私以外に、貴方様のお相手が出来るとでも?』
思わぬ返答に一瞬ふいを突かれながらも、直ぐ様宿儺は面白くなさそうに眉を少し上げる…
「気に入らんな。その態度…」
『では、殺しますか?私を…』
「出来ぬと分かっていて言うか、悪い口だな…」
言うと同時に、ふわりと美しい笑みを浮かべる彼女の頭の後ろを掴み、自分の口元に引き寄せる宿儺…
『ふふ…心配なさらずとも私は一生貴方様のモノですよ?』
「…ならば、軽々しくこの口で、俺以外の奴等を好きなどと言うのは止めろ。内側から嫉妬の渦で焼き尽くされそうだったぞ…」
『それはそれは申し訳御座いません。…ですが、気に入っている事は事実ですの……ん‥!』
言い終えるよりも先に宿儺の口が荒々しく彼女の口を塞ぐ…
『…ん!っ!…宿、儺様…』
「戒めだ。…肯定以外は、認めぬからな‥?」
『んん……は、い…!』
「よしよし…良い子だ…」
そのまま、彼女は押し倒され、夜が更けていく…
独占欲が強いのは、お互い様…
とは言え、彼女はこれ以降出来るだけ約束を守るようになった…
香りと言葉には注意しましょう…
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