第4訓 猫の昔話
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ーーーーー
由羅「と、まぁ。長々と俺の昔話をした訳ですが」
銀「...そうだったのか」
否定も肯定もする訳でもなく黙って話を聞いてくれていた銀時はいつもと変わらずだった。
由羅「鬼兵隊のことは今も真選組には黙ってる。...他知ってるのは多分、幕府の上の奴らとお前の身近なやつなら近道さんくらいかな」
銀「他のやつに話したりなんかしねぇよ」
由羅「...ん」
自分から話した訳じゃなくて、きっと上からあれやこれやと話されたんだろうけど。
銀「なんで今日そんな弱っちゃってんの。びーびー泣いちゃったりなんかして。紫になんかされたのか?」
由羅「...さっき起きたんだ。昼頃紫と会って、色々されて」
すると銀時は変な顔をする。
また隠し事か、って思ってるんだろうけどこれはまぁ仕方ないか。
由羅「...乱猫の種族はまたたびとか弱くて、えと、その発情しちゃうんだけど」
銀「いや、えっちすぎるでしょあんたらの種族」
由羅「仕方ねーじゃん...。んで油断してたらまたたび吸わされて、最後までするのは全力で拒否したから大丈夫だったんだけど..」
思い出してぞわりとする体。
ほんと嫌だ。この種族。
銀「ちょっと。銀さんに跨ったままエロい顔しないでくれる」
由羅「ばっ、...か!してねぇよ!」
銀「...なにされたの」
え...普通に言いたくないんですけど、と黙ると銀時はじっと顔を見つめた。
するとこの前のキスを思い出して、乙女的思考で銀時以外は嫌だと思ってしまった事を思い出してしまい顔があつくなるのを感じた。
由羅「えっ、いや、あの」
銀「なに」
俯いた由羅の顔にかかった髪を耳にかけると飛び跳ねた。
由羅「ギャーーー!!やめてーーー!!」
手をバタバタと横に振りながら思い切り否定すると銀時はぷっ、と笑った。
男なんざ専門外、と前言ったことを思い出し案外ありかもしれない。しかも由羅本人は自分を好きだと言うのだから気持ちが揺れ動くのを自覚し始めていた。
銀「またお得意の秘密?なら無理強いはしねぇけどここまで来たら言えよ」
由羅「ま、また今度にして、今話したら普通に勃つ。またエロいオプションつけるようであれだけど俺たちの種族って、その、ケツが濡れる」
銀「はい?」
由羅「地球の女みたいに濡れる!」
銀「最高じゃねぇか」
由羅「馬鹿なんですか!?」
なんで恥ずかしがってんのに普通にそう言うことは言えんだよ、馬鹿かと思いながらも普段ツンツンしてる奴が目の前で慌てふためいてるのを見てドS心が揺れる。
それに昼間会えばオラオラしてるやつだからな、由羅は。
今の由羅じゃないときっと話さないだろうと思い腕をひっぱり顔を近づけた。
由羅「近い近い近い...!」
銀「この前あんたからキスしてきたんでしょーが」
由羅「あれはノリと勢い!!すんませんっした!好きですんません!」
どんな謝罪だよ、と思うが離さない。
あ?俺嫉妬してんのか?いやいやいや、絆されすぎでしょ。
銀「ほら、言わなきゃ離さねぇぞ」
由羅「わわ、わか、わかったからぁ!え、俺なんなの!?キモくない!?」
銀「分かったから、早く」
なんだこいつ弱ってる時ギャップの神かなんなのか?
手を離してやると俺の足までおずおずと下がりポツポツと話し始めた。
由羅「え、と、またたび顔にぶっかけられて、
紫は発情期入ってて逃げようと思ったんだけど俺力入らなくって...口ン中これでもかってくらいベロベロ舐められて、
体中...舐められて、ちんこしごかれて、ケツに指入れられて犯されかけて、
そっ、それは嫌だと思って死ぬほど否定して、一緒に擦ろってなって...兜合わせして、イッたのにあいつ全然いかなくって、
俺はイッてないからって言われて亀頭ぐりぐりされてっ、またいっちゃって、あいつの地雷踏み抜いて3回いかされました...
んで起きたらいなくってお前んとこ行ってたんだと思う...」
銀「どエロいな」
由羅「なんの羞恥プレイだこれ...」
ほんのり顔を赤くさせながらそっぽ向く由羅を見て銀時は素直に可愛いと思う。
銀「でも昔っから体の関係あったんじゃねーの?今更嫌がっても...」
自分を好きだと言いつつも結構遊んでるやつだと思ってた。
顔良いし。
由羅「...この前お前にキスしたの思い出して、お前以外嫌だなとかいう乙女的思考が頭を過ぎ去りまして...きもいっすねすんまっせん...」