第3訓 猫の戦友
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由羅「ッ、ゆびぬいて...」
睨んでいるつもりなのだろうが火照った体に、つい先程まで快楽を得ていた体でそんな顔されても怖さは無く。
紫「...挿れなかっただけ良いだろ」
由羅「よくねっ、ェ゛!?はぁっ、ちょ、もうやめっ」
紫「そんな勃起させて今からどうするっつーんだよ。一回抜いてやるから大人しく抜かれてろや」
由羅「~~ッ、んっ、ァ゛っ!!」
ーーーーーー
由羅「んん゛.....え!?」
あれからイッた後の記憶がない...
体もベタベタしない...。
時計を見ると寝不足も合間っていち、にい、さん...え!?4時間も眠りこくってたの!?夜じゃん!
下半身のダルさはあるが、由羅はガバリと体を起こし周りを見た。
紫の姿はなく、「最悪」と一人で愚痴を零す。
流されてしまった...
いや本気で中に挿れるのは嫌だったけど...
兜合わせて。擦り合うて。
ん?でもなにもバレてないぞ
結局あいつ今の俺じゃなくて昔の俺にむかついて苛立ちぶつけてきただけだしな...酒も馬鹿みたいに飲んでた訳じゃねぇし酔ってあんなしたんじゃなくて本当に発情期だったのか
自分もあれだけ苛立っていたのに、自分のした事を言われるとどうも紫に罪悪感を抱いてしまう。
「失礼します」
由羅「んぎゃあ!!」
突然開いた襖へ咄嗟に驚く。
黒一式で揃えて忍みたいな格好してるあたり紫の手下か、と判断する。
「紫様から伝言です。
″餓鬼には何もしてねぇ、もう万事屋へ返した。
お前おちたから先帰るけど○○日、△△に来ないと次はお前の周りかっさらって無傷で帰すことはねぇ″
だ、そうです。それでは」
由羅「あ、おい!」
静止する間もなく消え、由羅は一人ぽつんと取り残される。
由羅「...何時だ、げ、夜だ...」
あいつ本当に挿れてこなかったな、良かった。
正直ダメかと思った...俺もだいぶやばかっt
「何度も失礼します」
由羅「ギャア!なんだよ!」
「″金は払ってあるからいつでも帰れ、後お前はやっぱマゾメスだな″だそうです。では」
由羅「うるせえわ!死ね!」
はぁ、うっっっぜえ~!!
だるいな...本当に神楽帰ったのかな...服も取りに行かないと...万事屋寄って帰ろう...今日仕事休みで良かった...
俺疲れたよ....
軽く身支度をし、すっかり暗くなってしまった道だが万事屋へ向かう。
つけられてるような気配はないが一応警戒は怠らないようにしようと歩く。
あいつ結局何しにきたんだよ、俺の今いる場所とか聞かないで消えるとか馬鹿なのか。
いや、俺も馬鹿なのか。
もうみんな違ってみんな馬鹿だよ、それでいいよ...。
あれやこれやと考えるも万事屋の電気がついていることを確認する。
階段を上がり、扉を開け靴を開けると神楽の靴を確認する。
由羅「はーーーー!!!良かったーーー!!!」
銀「いきなり人ン家入って何に感動してんだ」
由羅「あ」
耳をほじりながらいつも通り死んだ目で由羅を見る。
由羅「神楽どーだった?」
銀「なんか紫にばったりあって酢昆布買ってもらったって喜んでたぞ。どっかの家に招かれてテレビ見ながら酢昆布食べてたんだとよ」
由羅「なんだそれ!なんっだそれ!心配させんな!」
銀「あ?なんかあったのかよ」
由羅「え゛、いや別に。服もらって帰るわ」
銀「いや、なんか由羅の服を玄関に置かれてるとこに遭遇したんだけどなんなんだよ」
由羅「あはは、ちょっと潜入操作的な?わっ!」
いつも通りはぐらかそうとしたが銀時に腕をひかれ中へ入り込んだ。
ピシャンと扉を閉めると銀時は死んだ目で由羅を見た。
由羅「...か、神楽もいるし」
話してもいいところまでは話さないと、巻き込んでるし、と腹を括っては来たがいざ目の前にするとそれができない。
銀「あいつは一回寝たら起きねーよ」
由羅「...」
つい黙りこくってしまうと銀時は由羅の顔を覗き込む。
銀「巻き込んどいて由羅ちゃんはぐらかしすぎじゃないですかあ?」
由羅「ご、ごめん」
銀「服置きに来たやつ、紫と関わりあるやつだろ」
由羅「まぁそうですねぇ...」
銀「2時間くれぇ前に紫ここに来たぞ」
由羅「は!?」
だから居なかったのか、と納得するも何を言われたのかとハラハラする。
銀「お前と関わるなって言われた」
由羅「依頼しといてですか...」
銀「会えたからもういいって言われた」