第3訓 猫の戦友
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急いで尻尾と耳を隠そうと思うが紫は自分の腕を噛み血をダラダラと由羅の前に出して見せた。
由羅「ぁ...」
グニグニと付け根を触られ、目の前には同族種のご馳走。
目の前にある快楽に堕ちてしまいそうになる。
血、だけでも吸って力を...と、既に朦朧とはじめた意識で腕に噛みつこうとしたがその腕は遠く離れてしまった。
由羅「ぅぅ..」
紫「えっろ」
由羅「ほんと...もう、尻尾やめっ、ろ!」
紫「散々抱き潰したんだからイイトコぜぇんぶわかんだよ、諦めろ」
抵抗する腕を掴まれ、先程の血とは変わり激しいキスがふってきた。
由羅「ンン゛...ふっ、」
噛んでやろうと思って歯をつきたてる。
紫「はは、甘噛みにしかなってねぇっつの、それとも誘ってんのか?」
由羅「違うっ..!や、やめろバカァ...んっ、ング、ッ...ふ、」
舌を絡まられながらも力の入らない腕で胸板を押すと腕と腹にできた隙に手を伸ばし帯を解く。
はだけた肌に紫は思わずゴクリと生唾を飲み込む。
紫「久しぶりにお前を抱ける」
由羅「死っ...ねっ!」
暴言を吐く由羅の両腕を掴み首筋、鎖骨へと舌を這わせる。
ねっとりと嬲られる感覚に、自身への昂りを感じてしまう。
由羅「っ、ハァッ...あっ」
舌が乳首を滑ると由羅は更に体を震わせ思わず甘い息が出た。
紫「(視覚的暴力...)」
感じながらもまだ抵抗を続けようとする由羅の顔を見ると思わず抱き潰してしまいたい衝動に駆られる、と共に大事にしたいのに、と悩んでしまう。
半勃ちしている由羅の男根の周りをサラッと撫でるともどかしいのと、抵抗したいのとで嫌だと言いながら首を横に振る。
紫「快楽に弱ェのは俺たちの性だろ。楽しもうや」
由羅「お前とはッ、もう終わっ..ただろうが..!」
紫「...」
黙りこくってしまった紫の顔を見るといつにもなく真剣な顔をして見つめられ、目を逸らす。
紫「お前が...勝手に終わらせたんだろ」
由羅「んっ、ン...」
再び舌を絡めとられたが、もう何も言わせまいとの抵抗だろう。
左手で執拗に下腹部を撫でまわされ、右手で乳首を弄り続ける。
たまに左手が尾骶骨まで周り尻尾の付け根を優しく、時に強めの力で押さえつけられる。
由羅「~ア゛、やめっ......やめろってぇ...」
まだ一度も触れられてないはずの男根からはすっかり我慢汁をだらしなくたらし、存在を弛張していた。
紫「...無理、今日は抱かせろ」
由羅「ん、わっ!」
先程の座布団に由羅を放り投げると、紫はギラギラとした目で由羅に覆いかぶさった。
紫「モノは触ってねぇのにお前だって興奮してんじゃねぇか」
由羅「またたびのせいだろうが...」
ここまで来るともう抵抗も虚しいか、意識が揺らいでしまった。
紫「ケツ、使ってたか?」
由羅「つ、使ってない...ぜってー無理死ぬ、分かった。ぬ、抜いてやるから勘弁してほんとに死ぬ」
紫「へェ、じゃあ死ね」
由羅「ンッ、あ゛...!?ひ、ま、待って..!」
遠慮なしに本来使うはずのない穴に二本指を突き立てられ由羅の腰は甘美に沿う。
紫「ちゃんと濡れてるし、大丈夫だって」
由羅「はっ、はぁっ、ハッ...」
目の前がチカチカし、意識は欲望の思うままへと落ちていく。
グチュ、と卑猥な音を立てて中を擦られると久々の感触に我慢できずに声が出る。
紫「触ってほしいところがあったら言えよ」
ニヤニヤと見下ろしながら、まだ一度も触れられずただ快感を探す自身を分かってて言っている。
由羅「~ッ、」
理性なんて捨ててしまえれば楽なのだが、プライドが許さない。
中を擦る手が激しくなり、またもや浴びせるようなキス。
由羅「はっ、はッ、んっ..!」
紫「お前は怒るけどよォ、あいつはお前ん事忘れても俺はずっとお前の事好きなんだって...なんで俺じゃねぇんだよ」
質問を投げかけておいて答えを聞きたくないのか手を激しく出し入れする。
由羅「ま゛っ...!あ、う゛ッ...」
両手を片手で拘束され、身体中を舐められる。
紫「えっろいなぁ...もう俺ちんこ痛ぇわ」
由羅「や、挿れるのは無理っ...んっ、ァッ、やめひぇ..」
言葉の途中で舌を軽く噛まれ言葉がままならない。
由羅「んぁ...ゥ..お、俺もいきっ、ひゃい..」
紫「へぇ?」
一度口を解放され、二人の間には糸が引いた。
中を犯す指も一度とまり由羅は息を整える。
由羅「い、一緒に擦る...ならダメか..」
紫「ぐぅ...」
こいつは簡単に泣いたりしねぇから、感情からきた涙ではないのだろうが欲情に駆られ涙目でそう訴えられるのは紫の心へ重く響いた。