第2訓 猫のしごと
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由羅「細けェ事は気にしない!はいドーン!」
沖「んぐっ!」
沖田の口に無理やり突っ込むと、沖田は諦めたように自分で一升瓶を右手で掴み半分ほど飲み干すと由羅に渡す。
土「おい総悟..大丈夫か?」
沖「...おぇ、い、いけまさァ。次は由羅さんでしょ」
置いてあった水を飲みながらも少し顔が赤い総悟。
由羅「おー、凄いね総悟。トシも割と飲める口?んじゃあまぁ明日も俺非番だし...」
飲み口をペロ、と舐める。
沖「(えっろ...)」
由羅「俺死にまーす!」
ゴクゴクと飲みながらも視線を土方と沖田に向ける由羅。
飲んでいる最中に原田が山崎の死体を発見する。
原「うわ、もう死体できあがってらァ」
視界に原田が入ると、酒を飲みながら肩を組みに行く由羅。
土「お前...飲みたがりだし飲ませたがりだしタチ悪すぎんだろ」
由羅「んぐ、ぷはぁ、そっちの方が楽しいじゃねぇか。なぁ原田ァ?」
原「よぉ、飲んでんなァ」
飲みきった瓶を置き、由羅はまた新たに片手で容易く蓋を開けると原田の顔の前へ持っていく。
沖「...いつ原田との接点があったんでィ」
由羅「この章の2ページ目で絡んでるじゃねぇか。
ーーー
《「...おぅ、由羅じゃねぇか、どっか行くのか?」
「由羅さん!朝早いですね!お仕事お疲れ様です!」
と、真選組の中には由羅と話した事がある人間がちらほらと増えてきていた。》
ーーー
ここの一文目だよ、わかんねぇのかよ」
土「これ原田だったの!?原田のはの字もでてねぇけどォ!?」
由羅「うるせぇまだ飲みてぇのか?」
強引すぎる言葉だが土方は黙ることにする。
由羅「原田が飲まねぇならここのいたいけな少年が餌食になるだけだよなァ」
と、沖田を見ると原田は「あー!もう!」と由羅の手から酒を奪い取る。
由羅は原田の肩に左肩をかけながら「ホレホレ」と軽く瓶の底を押し上げている。
原「んぐぐぐ...」
由羅「はは、がんばれがんばれー」
意地悪そうに笑う由羅の顔を見て二人は今日は死人がたくさん出そうだと腹をくくる。
沖「明日の屯所内には死人がたくさんいるでしょうねィ」
土「間違いねぇな...まだ始まって30分くらいしかたってねぇぞ...」
珍しく意気投合する二人。
沖「ま、俺には関係ありやせんけどね」
土「あ?明日非番か?」
沖「仕事でさァ」
土「俺には関係ねぇたァどの口が言った?」
由羅「この口だよなぁ?」
土「んんっ!?」
いつの間にやら原田は山崎の横で死体となり、残りを土方の口に瓶を突っ込んだ。
拒否しようとする土方を掴み由羅はニヤニヤと笑う。
喉を通る熱い感じに土方は俺も死体の一人かと諦めを感じ始める。
由羅「総悟ォ、お前もまだいけるよなあ?」
沖「さァ?俺より先に飲んで下せェよ、先輩?」
由羅が山崎に言ったように沖田が由羅にわざとらしく言う。
由羅「上等!」
土方の口から荒々しくそれを抜くと、まだ半分程入っているそれを飲み干した。
飲んだ後顔を上げる由羅の顔は少し赤くなっているがテンションは変わらぬまま。
土「ゆっくり飲むことを覚えろお前は」
由羅「だって今日は俺の為の宴会だろ?俺が酔わなきゃどーするよ」
と由羅はたまたま通りすがった近藤さんの右腕を引っ張り右腕に抱きついた。
近「うわあああああ由羅くぅぅぅん!?!?」